国連討議入り前に各国指導者らを教育に関する世界委員会に任命

Commission On Global Education 2015年09月24日 15時19分
From 共同通信PRワイヤー

国連討議入り前に各国指導者らを教育に関する世界委員会に任命

AsiaNet 61899(1220)

【ニューヨーク2015年9月23日PR Newswire=共同通信JBN】大統領・首相経験者5人とノーベル賞受賞者3人を含む20人以上の世界の指導者が、世界中の教育資金不足を解消するための新たな世界教育機会資金調達国際委員会に任命された。ノルウェー政府とエルナ・ソルベルグ首相が支援する同委員会は、1億2400万人の若者が現在は学校に行けない世界の教育の将来について検討する。

学校に行けない子供が前年より増え、何百万人もの子供が紛争の増加で教室から遠ざけられ、教育を受けられる見通しがない難民に追いやられている重大な時期に、このように多様な人々から成るグループが選ばれた。委員会は、今後15-20年に教育がどのように経済成長、保健向上、世界の安全保障の改善につながるかを探究する。

委員会はノルウェーのソルベルグ首相のほか、チリのミチェル・バチェレ、インドネシアのジョコ・ウィドド、マラウィのピーター・ムタリカ各大統領と国連教育科学文化機関(ユネスコ)のイリナ・ボコバ事務局長が共同主催し、ゴードン・ブラウン国連世界教育特別代表が委員長に決まっている。

ソルベルグ首相は「教育は貧困との戦いでカギとなり、少女の教育は発展への単一で最強の投資と信じている。少女を教育すれば国家の教育となる。委員会は、2030年以後の発展のための教育の実現に必要な財源を動員するのに重要な役割を果たすと確信している」と語った。

委員会には次の指導者らが含まれる。
*アナン・アガワル(EdX最高経営責任者=CEO)
*ジョゼマヌエル・バロゾ(欧州委員会前委員長)
*フェリペ・カルデロン(メキシコ前大統領)
*クリスティン・クレメト(Civita専務理事)
*アリコ・ダンゴート(ダンゴート・グループCEO)
*ジュリア・ギラード(Global Partnership for Education会長、オーストラリア元首相)
*バエラ・ラザ・ジャミル(Idara-e-Taleem-o-Aagahiプログラムディレクター)
*リー・ジュホ(韓国元教育相)
*ジム・キム(世界銀行総裁)
*アンソニー・レーク(国連児童基金=ユニセフ事務局長)
*ジャック・マ(アリババ・グループ創業者・会長)
*グラサ・マシェル(グラサ・マシェル財団創設者)
*ストライブ・マシイワ(Econet Wireless、CEO)
*テオピスタ・ビルンギ・マヤンジャ(ウガンダ全国教員組合創設者)
*ヌゴジ・オコンジョイウェアラ(ナイジェリア前財務相)
*カイラシュ・サティヤルティ(BachpanBachaoAndolan創設者)
*アマルティア・セン(ハーバード大学教授)
*テオ・ソワ(アフリカ女性開発基金CEO)
*ローレンス・サマーズ(ハーバード大学名誉学長、米元財務長官、米前国家経済会議委員長)
*ヘレ・トーニングシュミット(デンマーク前首相)

このほか、ルブナ・カシミ・アラブ首長国連邦(UAE)開発・国際協力相が委員会の発会式に出席、ジェフリー・サックス国連事務総長特別顧問が第3回会合にそれぞれ出席する。マララ・ユスフザイさんは委員会の若年者パネルに参加する。

委員会は国連総会中の9月29日に会合を開き、世界の指導者に行動を促し、説得するための経済的主張を打ち出す議論を開始する。2016年9月に委員会は共同主催者と潘基文国連事務総長に報告書を提出する。事務総長は委員会の勧告に基づいて行動することに同意している。

▽問い合わせ先
Christy Welder
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+1-212-995-2147
cwelder@fullpic.com

ソース:Commission On Global Education



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