Cardiosolutionsが僧帽弁の低侵襲療法Mitra-Spacer Systemによる初の人体臨床試験を公開

Cardiosolutions, Inc. 2015年09月22日 16時30分
From 共同通信PRワイヤー

Cardiosolutionsが僧帽弁の低侵襲療法Mitra-Spacer Systemによる初の人体臨床試験を公開

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【ベルリン、ボストン2015年9月21日PR Newswire=共同通信JBN】新しい非侵襲、容量調整型の僧帽弁治療機器の開発段階企業Cardiosolutions, Inc.は21日、Mitra-Spacer(TM)Systemによる初の人体臨床試験を公開した。その技術的成果は、ドイツのベルリンで開
かれたPCR London Valves会議で発表された。特許で保護されたMitra-Spacer Systemは、心不全患者を治療もしくはブリッジ治療することを目的としている。これら患者は、通常の心臓切開手術を受ける治療に関連する死亡のリスクが極めて高いと見なされている。

Cardiosolutionsの先駆的テクノロジーは、鼓動している心臓の上で心臓の先端(心尖部)から弁を挿入する経心尖アプローチを経て、前部および後部の僧帽弁膜の間に、容量調整可能なバルーンをセットする。Mitra-Spacer Systemは僧帽弁の各種解剖学的変化の修復を重視するのではなく、ネーティブ弁膜間のギャップを埋め、僧帽弁の逆流を減らす目的に使う。

インプラント施術は、人道的配慮をして選ばれた患者に対して、ロンドン・キングスカレッジ病院の心臓外科教授であるオラフ・ウェンドラー博士(MD、PhD、FRCS)の手で実行された。ウェンドラー教授は「この有望なテクノロジーの独自の設計機能は、Mitra-Spacer Systemによる術後の容量充填を修正する能力を持っている。これによって左心房機能の容量まで創造弁逆流を調整し、インプラント後の長期的な道程における残余の創造弁逆流を減らすことが可能になる」と語った。

Cardiosolutions, Inc. のトーマス・ピーモント(MD、FACC,FACAI)最高医療責任者(CMO)は「非常に重篤の患者におけるこの挑戦的な初期臨床段階は、Mitra-Spacer Systemのインプラント実行可能性とともに、僧帽弁逆流を防ぐ即効性を実証した」とコメントした。

Cardiosolutions, Inc.のステファン・タラリダ会長は「Mitra-Spacer Systemの初のインプラントは、僧帽弁逆流の治療を一変する療法を導入し、代替となる低侵襲治療選択肢を患者に提供するという当社目標に向けた重要な1歩である」と語った。

▽僧帽弁逆流(Mitral Regurgitation)について
今日、世界人口の2-3%が僧帽弁逆流を患い、米国と欧州の約230万人の患者が重度の僧帽弁逆流にかかっている。毎年約50万人の新しい患者が、この病気と診断され、その内80%以上が治療を受けていない。患者のかなり多くの集団は、外科手術を乗り切れないほど重篤であるため治療の選択肢がなく、ほかの多くが軽度の症状であることを理由に治療が遅れている。

▽Cardiosolutionsについて
Cardiosolutions, Inc.(www.cardiosolutionsinc.com )は、僧帽弁の心臓切開外科手術による修復に対する低侵襲性治療選択肢を開発している。CardiosolutionsのMitra-Spacer Systemは、この複雑な心臓切開による弁修復術に代わる治療法を提供するため設計されている。CardiosolutionsはPrimo Medical Group, Inc.(米マサチューセッツ州ストウトン)から発祥した後独立し、有力なMedtechベンチャー企業であるBioVentures Investors(www.bioventure
sinvestors.com )、世界的な医療機器会社で心疾患治療のリーダーであるSorin Group (www.sorin.com )と提携している。

詳しい情報は以下を参照。
www.cardiosolutionsinc.com

Ron Murphy
e-mail: rmurphy@primomedicalgroup.com
+1-508-942-8477

ソース:Cardiosolutions, Inc.

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