中国南部の町が汚水処理計画を2年間で達成

科技日報 2015年09月22日 09時56分
From 共同通信PRワイヤー

中国南部の町が汚水処理計画を2年間で達成

AsiaNet 61841 (1198)

【汕頭(中国)2015年9月17日PR Newswire=共同通信JBN】中国の科技日報はこのほど、「2年足らずで汚水処理にみごとな実績を示した中国南部の町 貴嶼という記事を掲載した。同記事の全文は以下の通り。

中国南部、広東省汕頭市を構成する潮陽区は下水道処理事業に成功を収め、地元の住民がこれまで夢見ていた環境をもたらした。

9月6日、本紙特派のズオ・チャオシェン記者は、潮陽区下水道局員が区内に点在する多くの沼池を見回る現場を同行取材した。一行は澄んだ水、青い空を目にし、新鮮できれいな空気を吸った。現在は澄んでいる沼池の水がわずか2年前、どす黒く悪臭を放ち、たまたまやって来た魚を殺してしまいかねない泥水だったとは、同じ場所で以前に撮影された写真を見ていなかったら、とても信じられなかっただろう。

水汚染との戦いは2013年に貴嶼鎮で始まった。今日の貴嶼鎮は、広東省の地形の中に散らばる小さく豊かな集落がほぼそうであるように、愛らしく多彩な建物、平等に区分けされた裏庭、澄んだ水、清潔な道路を誇りにしている。

地元当局者の説明によると、かつて5000事業所を超える町工場が貴嶼鎮の沿道に立ち並んでいた。そのうちの3000近くの事業所が今は解体されてなくなった。町にきれいな環境をとり戻そうという方針に従って閉鎖を命じられ、残りは解体処理業専用に建設された工業団地に移転した。

中国で改革開放政策が効果を発揮した以降の貴嶼鎮の発展を一べつすれば、この町が解体・リサイクル産業を徐々に構築してきたことが分かる。しかしながら、貴嶼鎮の環境は経済発展のために恐るべき代償を支払わなければならなかった。

潮陽区は汚染抑止と環境保護に取り組む多くの中国の都市にとっての1つの模範である。環境悪化という犠牲を支払って急速な経済発展を成し遂げた中国は今日、さまざまな環境悪化に苦しんでいる。しかし、汚染を抑止を実施する力量は人民の広範な信頼を勝ち得ている。

ソース:Science and Technology Daily

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