Veritas Geneticsがアジアで遺伝子検査ニーズに対応するR&Dセンターを開設

Veritas Genetics 2015年09月15日 16時35分
From 共同通信PRワイヤー

Veritas Geneticsがアジアで遺伝子検査ニーズに対応するR&Dセンターを開設

AsiaNet 61794(1176)

【ボストン、上海、ルクセンブルク2015年9月15日PR Newswire=共同通信JBN】遺伝子検査普及のパイオニア企業であるVeritas Geneticsは、中国・杭州の杭州経済技術開発区(HEDA)に研究開発(R&D)センターを開設し、中国の幹部チームを増強する。R&Dセンターはアジアの人々に特有の遺伝子検査ニーズに沿った製品の開発に努める。

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経営チームを率いるのはマネジング・ディレクターのジョナサン・Y・チョウ博士。アジア戦略に15年以上取り組んだ経営幹部で、アムジェンやファイザーで製品開発の経験がある。グローバル・クリニックおよび規制問題担当副社長のレイ・リー医学博士と、中国R&D担当副社長のミン・ワン(Min Wang)博士がこれに加わる。

リー博士は「われわれはアジアの人々に一般的に見られる遺伝子多様体(バリアント)に作用する製品の開発に取り組む。Veritas Geneticsの技術をアジアで生かすことに努力したい」と述べた。リー博士は最近まで、ボストンのノバルティス臨床遺伝子研究所を率いた。その前はファイザーでそれに似た役割を務めている。

例えばアルファ・サラセミア(地中海貧血)は、世界の他の地域と比べてアジアの人々の間ではかなり多い遺伝性血液疾患で、一部の地区では人口の14%が疾患バリアントを保有している(注1)。この血液疾患はヘモグロビンの減少が特徴で、胎児は子宮内や出産直後に死亡することがある(注2)。

ワン博士は「こうした特徴的な遺伝子ニーズに対応するため、中国やアジアの機関との協力を開始する」と付け加えた。博士はVeritas Geneticsの急拡大する中国R&Dチームを統括するため、ベイラー医科大学ヒューマンゲノム・シークエンシング・センター(Human Genome Sequencing Center)のポストを辞した。

合弁会社Lilly Asia Venturesなど中国との関係が深いVeritas Geneticsは、世界中で遺伝子検査の普及を通して疾病予防という使命の執行に努めている。資金や制度的に疾病の予防や早期発見が難しい地域の人々には、そのことが特に重要である。

(注1)David H.K. Chui and John S. Waye. "Hydrops Fetalis Caused by a-Thalassemia: An Emerging Health Care Problem." The Journal of The American Society of Hematology, April 1, 1998, Vol 91, No 7. Link (リンク )

(注2)Divya-Devi Joshi, MD, FAAP, H. James Nickerson, MD, and Michael J. McManus, MD. "Hydrops Fetalis Caused by Homozygous a-Thalassemia and Rh Antigen Alloimmunization." Clin Med Res. 2004 Nov; 2(4): 228?232. Link (リンク )

ソース:Veritas Genetics

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