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エクサ・コーポレーションと三菱自動車は、『MiEV Evolution III』のフロントダウンフォースを25%改善

エクサ・ジャパン株式会社 2015年09月03日 10時30分
From 共同通信PRワイヤー

2015年9月3日

エクサ・ジャパン株式会社

三菱自動車、電気自動車レースで歴代記録を更新し見事勝利を収めた空力シミュレーションの秘話を明かす

製品エンジニアリングに対する熱流体シミュレーションによるソリューションをグローバルで展開するエクサ・コーポレーション(NASDAQ:EXA)の日本法人エクサ・ジャパン株式会社は、同社のお客様である三菱自動車工業(以下、三菱自動車)が、PowerFLOWの活用により『MiEV Evolution III』の空力ダウンフォースを25%改善し、電気自動車の記録更新に貢献したことを明かしました。三菱自動車は、空力エンジニアがどのように電気自動車の形状を向上させ、わずか30回程度のシミュレーションにより車体を大幅に改善したかについて、先日開催されたエクサ・ジャパン主催のPowerFLOW Solution Forum 2015にて発表しました。

三菱自動車は、米国コロラド州で開催されたモータースポーツイベント「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(以下、パイクスピーク)」の2014年大会に競技車両『MiEV EvolutionIII』2台で電気自動車改造クラスに出場し、クラス優勝(総合2位)および2位(総合3位)を果たしました。三菱自動車の空力エンジニアは、非常に詳細な形状を用いたPowerFLOWシミュレーションで複数の異なる設計パラメーターを評価し、車両の最適形状を見つけ出しました。さらに、車両のダウンフォースを改善し、前後ウィングやカナードの設計パラメーターを最適化した結果、PowerFLOWによるシミュレーションと風洞実験による
結果が一致しました。

「我々は、フロントウイング、ホイールハウス、ノーズ形状など計7つの設計パラメーターに対し、わずか30回程度のシミュレーションで適切な形状を導き出しました。Exa社のPowerFLOWソフトウェアを開発に取り入れることで、我々はフロントダウンフォースを25%改善することができました。」
(三菱自動車工業 開発本部 機能実験部 担当部長:吉田 昌弘様)

2014年、2台の『MiEV Evolution III』がパイクスピークに出場し、クラス優勝と2位という好成績を収め、PowerFLOWシミュレーションによる性能改善により、電気自動車改造クラスの記録を30秒以上更新しました。「今回の実例により、PowerFLOWを用いることで最適化されたレースカーの空力でさえ改善の余地があることがわかりました。お客様が我々のシミュレーション・ソリューションにより、驚くべき成功を収めて頂けたことを光栄に思っております。
(エクサ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 石川 和仁)

パイクスピーク2013年大会の競技車両『MiEV Evolution II』をベースに、全ての『MiEV Evolution III』はより軽くなったパイプフレームシャーシ、強力な電気モーター、大きなバッテリー、4つのモーターを搭載した電動4WDを備えており、強化されたモーターレスポンス、コーナリング性能改善に向けた大きなタイヤに加え、さらなるダウンフォース改善のための新しいカーボンカウルを特徴とします。また、同社のエンジニアは、トラクションコントロールを高め、より安定したハンドリングを得るために同社のS-AWC統合車両ダイナミック制御システムを組み込みました。

三菱自動車では2005年より、車両開発の空力および空力騒音シミュレーションにPowerFLOWを適用しております。2012年のパイクスピーク初参戦以来、これらの車両開発にもPowerFLOWを取り入れてきました。世界規模の自動車メーカーとして、三菱自動車はエネルギー効率が高く、乗り心地の良さも備えつつガソリン車の性能に引けを取らない、実用的かつエコな次世代車両である電気自動車の最先端研究開発に誇りをもっています。



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