Beacon(ビーコン)を活用した 子ども見守りサービスの実証実験を開始

(株)リクルート住まいカンパニー 2015年09月02日 10時30分
From Digital PR Platform


株式会社リクルート住まいカンパニー(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:野口 孝広)は、2015年9月2日より順次、秩父市立南小学校、及び目黒区立月光原小学校の2校にて、Beacon(ビーコン)を用いた子ども見守りサービスの実証実験を開始いたします。

●サービス開発の背景
近年、くらしコミュニティの希薄化や、登下校時に児童が犯罪に遭遇する事案の多発など、子育て世代が抱く「子どもの安全」に対する不安は非常に高いといえます。そのため、子どもの登下校時間や位置情報を把握したいというニーズは高いものの、既存のサービスでは料金、バッテリー持続性、携帯通信端末持ち込みを禁止する校則など、多くの課題がありました。そこで、上記のような制約に縛られない新しい方法で、子供の状況を把握できる方法はないか、サービス検討を開始しました。


●提供サービス・実証実験内容
今回の実験対象となる「子ども見守りサービス」では、当該アプリをインストールしたスマートフォンによって、子どもが携帯するBeacon端末を検知し、子どもの位置情報を保護者に通知いたします。
アプリをインストールした地域住民(見守り人)のネットワークを活用することで、子どもが携帯するBeacon端末には通信回線契約を行わずに子どもの位置情報把握を可能にし、安価に子どもの安心安全に寄与できるサービスの実現を目指しています。
地域住民に加え、学校の校門/下駄箱等にもスマートデバイスを設置することで、登下校時間の検知が可能となり、
従来のトリガーコイル埋設型非接触登下校検知システムと比べて大幅に低い初期費用にて同様のサービス提供を実現します。また、コンビニエンスストアや自販機などの事業者との連携による定点見守りスポット数、見守りネットワークの拡大に向け、各事業者との協議検討を進めております。
Beaconによる位置情報検知・登下校検知は新しい分野であり、検知精度やバッテリー持続性、誤検知など課題は多くありましたが、高度な電源制御や情報解析ロジックによりこれらの課題を解決いたしました。今回、秩父市立南小学校、及び目黒区立月光原小学校の2校で実証実験を行うことで、本サービス開始に向けての課題点を洗い出し、さらなるサービスの改善を図っていく予定です。
また、本サービスは少子高齢化対策や安全な街づくりに取り組む行政にもご期待いただいており、セーフコミュニティの取り組みを精力的に実施されている秩父市役所にも「見守り人の獲得」の側面で全面的にご協力を頂いております。

リクルート住まいカンパニーでは、本技術や、地域で形成された見守りネットワークを活用することで、子どもの見守りだけではなく、認知症の方向けサービスなどへの活用も視野に入れ、行政機関と協力しながら、「安心安全な社会」、
「くらしコミュニティの活性化」に寄与していきたいと考えています。

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