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フリースケール、QorIQマルチコア・プラットフォームの次世代製品に16nm FinFETプロセス技術を採用することを発表

通信プロセッサ分野の世界的リーダーがその広範なネットワークIPポートフォリオを16nmに移植し、 次世代の標準製品マルチコアや革新的なセミカスタム・デザインを実現する新プラットフォームを開発

2015年6月23日米国Freescale Semiconductor, Inc.発表本文の抄訳です。

テキサス州オースチン-(フリースケール・テクノロジ・フォーラム)-フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、優れた実績を誇るQorIQ(コア・アイキュー)マルチコア・プロセッサ・ポートフォリオの次世代製品の計画について発表しました。セキュアなInternet of Tomorrowに向けた技術革新を推進するべく、最先端の16nm FinFETプロセス技術を採用することが決定されています。

16nm FinFETへ移行することで、次世代QorIQプロセッサは、28nm製品に比べて同じ消費電力で2倍の性能を実現します。フリースケールは、これまでに16nm FinFETに関する評価と試験を包括的に実施してきました。そして、そこで得られた知見を、コアやハードウェア・アクセラレータ、インターコネクト・ファブリック、その他各種IPの次世代ノード実装に適用します。

次世代ノードでは、フリースケールは、標準製品通信プロセッサ・ファミリ分野におけるリーダーシップの強化を重視する方針を維持しつつ、同時に、特定の戦略的顧客との密接な連携に基づく革新的なセミカスタム・デザインの開発支援などを含む、補完的な市場参入用協業モデルを新たに取り入れることで、広範なIPポートフォリオの真の実力を解き放ちます。

フリースケールの上席副社長兼デジタル・ネットワーク部門担当ジェネラル・マネージャであるトム・デートリッヒは、次のように述べています。「現在の世界のネットワークは、究極の仮想化のコンバージェンスや、ソフトウェア中心のネットワーク・トポロジ、IoTの継続的な拡張、ネットワーク・エッジに高度かつ柔軟なインテリジェンスを求めるニーズの増大により、かつてないほど急速な移行と変化を経験しています。この新しいパラダイムは、フリースケールのような、先進的なプロセス技術に対応し、世界トップの機器メーカーと深い絆を結び、ソフトウェアや高性能アクセラレーション・エンジン、Internet of Tomorrowの推進に最適な集積化技術など、最重要IPを幅広く有するシリコン・プロバイダにとって有利な環境です。」

この新しい環境において、大切なお客様である世界トップクラスのネットワーク機器メーカーが差別化を通じて成功を収めることができるように、フリースケールは、16nm FinFET IPを最大限に活用して、革新的なセミカスタム・デザインの開発を支援し、高度に仮想化されたネットワークのダイナミックな要件を満たします。お客様は、フリースケールのIPと独自開発のIPを適切に組み合わせることで、それぞれの市場分野において最も個性的なソリューションを提供できるようになります。大切なお客様とこのように連携することにより、次世代ソリューションの開発において、効率を最適化し、市場投入を加速しつつ、密接な協力関係を促進できます。フリースケールにとって、このような新しい協業モデルは、最適な研究開発投資とシナジー効果の高いロードマップの構築を可能にします。

16nmにおける技術革新に向けてビルディング・ブロックを提供
将来のネットワークのニーズを満たすため、フリースケールは、主要なお客様やパートナーに向けて、16nm用の広範なビルディング・ブロックを提供します。フリースケールは、ARM(R)テクノロジやPower Architecture(R)テクノロジをベースとする高性能64ビット・コアをはじめとして、StarCore(スターコア)DSPコア、最先端のI/Oおよびアクセラレーション技術、世界クラスのネットワーク・セキュリティ・ブロック、包括的なソフトウェア・ソリューションなど、世界有数の幅広さと多様さを誇るネットワークIPポートフォリオを有しています。そして、そのすべてが、フリースケールのネットワーク・システムに関する確かな専門知識と数十年に及ぶSoC設計の経験によって支えられています。

リッチなエコシステムと包括的な開発サポート
フリースケールの16nmプラットフォームは、QorIQプロセッサ向けの使いやすいツールなど、包括的なエコシステムによってサポートされます。そして、それを補完するべく、パートナー・ネットワークからOSやBSPが提供されます。たとえば、CodeWarrior統合開発環境(IDE)や、FDD/TDD LTE/LTE-A処理チェーン向けに最適化済みで規格準拠試験も実施済みのレイヤ1ソフトウェア・コンポーネント・ライブラリにより、LTE L1ソフトウェア開発が迅速化されます。また、低レイテンシ・レイヤ2サポートなど、通信をターゲットとしたLinux SDKも提供されます。フリースケールは、LinaroやOpenDataPlane(ODP)のAPIや管理ソフトウェアをサポートし、インタフェースやアクセラレータ、ネットワーク機能の容易なセットアップ、初期化、テアダウンを実現します。他にも、市場投入を加速するため、性能が最適化された機能的データパス・ライブラリや、フリースケールVortiQa(ボーティカ)ソフトウェア・ソリューション、選び抜かれた開発ツールおよびオープン・ソース・ソフトウェアの提供が予定されています。システムに関するフリースケールの専門知識を個々の分野に応じて活用するためのソフトウェア・サービスも提供されます。

最初の16nm FinFET SoC製品は、2016年中頃にサンプル出荷を開始する予定です。

フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、セキュアな組込みプロセッシング・ソリューションによって”Internet of Tomorrow”(モノのインターネットの先にある、よりセキュアなIoTソリューション)を実現します。フリースケールのソリューションは、より革新的で、世界を繋ぎ、私たちの生活をシンプルで安全なものにします。また、世界的な企業の役割として、次世代のイノベータを育むために、科学・技術・工学・数学(STEM)教育に貢献することを約束します。詳細は、リンクのWebサイトをご覧ください。

フリースケール・テクノロジ・フォーラムについて
フリースケール・テクノロジ・フォーラム(FTF)は、業界で最も包括的な組込みエコシステムをテーマに掲げ、10年間にわたってイノベーションとコラボレーションを牽引してきました。FTFが提供するのは、現在および将来のモノのインターネット化に欠くことのできないセキュアな組込みソリューションを設計および完成させるためのトレーニングと専門技術です。FTFでは、4日間にわたる詳細なトレーニング、ハンズオン・ワークショップ、フリースケールやエコシステム・パートナーによるデモンストレーションが開催されたほか、同業種や先進的な知見をもった人々とのコラボレーションを促進しました。このフォーラムは世界中の開発者コミュニティから圧倒的な支持をもって受け入れられ、2005年に開催を開始して以来、世界中の参加者は約70,000人を超えています。FTF 2015はテキサス州オースチンで2015年6月22日~25日の日程で開催されました。基調講演様子やセミナ―資料、テクニカル・デモのビデオはリンクのWebサイトをご覧ください。

FreescaleならびにFreescaleのロゴマーク、Code Warrior、QorIQ、StarCore、VortiQaはFreescale Semiconductor Inc.,Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれの所有者が権利を保有しています。ARMならびにCortexはARM Ltd. またはEU/その他の地域における子会社の商標、または登録商標です。

(C)2015フリースケール・セミコンダクタ・インク

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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