ファーウェイ、5G World Summit 2015で「Biggest Contribution to 5G Development」を受賞

ファーウェイ・ジャパン 2015年07月02日 09時33分
From PR TIMES

無線インターフェースに関する新技術などのイノベーションに向けた 継続的な取り組みと業界への貢献が評価される

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は6月24日、オランダ・アムステルダムで開催された5G World Summit 2015において、無線インターフェースに関する新技術をはじめとする5G(第5世代携帯電話)技術のイノベーションに向けた継続的な取り組みと業界への貢献が評価され、「Biggest Contribution to 5G Development(5G開発への最も優れた貢献)」賞を受賞しました。また、同時開催のLTE World Summit 2015において、同社のCloudEdge パケットコア・ネットワーク・ソリューションが「Best NFV/SDN Solutions(最優秀NFV/SDNソリューション)」に選ばれました。



モバイル・ブロードバンドやIoTの急激な発展に伴い、近い将来、人と人、人とマシン、マシン同士の通信は膨大な規模となり、それに伴い実世界とデジタル世界とが融合していくと予想されています。2020年までには「すべてがつながった」世界が現実のものとなり、5Gシステムがそれを実現する中心的な技術となる見込みです。そうしたことから、標準化は2016年からとまだ先であるにもかかわらず、5Gを実現する技術は早くから大きな注目を集め、5Gで求められる10ギガビット/秒のスループット、1ミリ秒以下の遅延、1,000億の接続をどのように実現していくかが重要な課題となっています。ファーウェイは2G/3G/4Gにおける豊富な経験を活かして5Gに関する業界最先端の研究を進めており、このたび5G関連の研究において業界初となる同賞を受賞しました。


ファーウェイ 通信事業者向けネットワーク事業グループ ワイヤレス・ネットワーク部門最高マーケティング責任者の楊超斌(ヤン・チャオビン)は次のように述べています。「5G関連では初となる本賞の受賞にあたり、審査委員、業界関係者、5G World Summitを主催するインフォーマ・テレコム&メディアの皆様にこの場を借りて御礼を申し上げます。5Gにおけるイノベーション、標準化、業界全体の連携を促してきたファーウェイの取り組みが評価され、嬉しく思います。当社は2009年に5Gの研究に着手して以降、新しい無線インターフェース技術、新たなアーキテクチャ、世界最高のスループットを誇るテストベッドなど、5Gシステムをエンド・ツー・エンドでサポートする数々のイノベーションを成し遂げてきました。これからも業界全体と緊密に協力しながら、グローバルな標準の策定とWin-Winな産業バリューチェーンの実現に向けた取り組みを続けていく所存です」


5Gで想定されるロングテールのユースケースに対応するという重要な課題に取り組むため、ファーウェイは継続的にイノベーションに取り組み、革新的な5G無線インターフェース技術を提唱してきました。例えば、サブキャリアの帯域幅を柔軟に調整できる基礎波形のF-OFDM(Filtered-Orthogonal Frequency Division Multiplexing)、接続数を3倍向上させるSCMA(Sparse Code Multiple Access)、シャノン限界の容量を実現できるPolar符号などが挙げられます。こうした新技術を導入することで、マルチアンテナ技術を導入することなく周波数利用効率を3倍以上強化できます。また、2014年以降、ファーウェイは高周波数帯(6GHz超)と低周波数帯(6GHz未満)に対応したテストベッドを構築しており、それぞれ世界最速となる115ギガビット/秒と10.32ギガビット/秒のスループットに達しています。学術分野では、ニューヨーク大学やハーバード大学をはじめとする世界トップクラスの大学とともに、5Gに関する論文を180件以上発表しています。また、欧州の5GPPP、IMT2020、英国の5Gイノベーション・センター、NGMN(Next Generation Mobile Networks)、日本の第5世代モバイル推進フォーラムなどの標準化団体や産業アライアンスにも積極的に貢献しており、業界パートナーとともに5Gを推進しています。


英調査会社オーバム(Ovum)の主席アナリストであり、今年度のアワード審査員を務めたディミトリス・マブラキス(Dimitris Mavrakis)氏は、次のように述べています。「ファーウェイは多大な努力と資金を5Gに注ぎ込み、研究開発、特に無線インターフェースとテストベッドの開発において大きく前進しています。今回の受賞は同社のイノベーションと研究開発に対する優れた取り組みや標準化活動が評価されたものです」


なお、同時開催のLTE World Summit 2015においても、ファーウェイはCloudEdge パケットコア・ネットワーク・ソリューションの革新性を評価され、「Best NFV/SDN Solutions(最優秀NFV/SDNソリューション)」を受賞しました。


インフォーマ・テレコム&メディアは、全世界に150か所以上の拠点を構え、8,000人以上の従業員を擁する通信およびメディア産業を専門とする主要調査会社であり、展示会、フォーラム、会議の企画分野でも世界最大の企業の1つです。LTE/5G World Summitはモバイル通信に関する最も影響力のあるサミットの1つで、賞の審査委員会は主要通信事業者の代表者、著名アナリスト、メディアで構成されています。

[画像: リンク ]



<ご参考>

ファーウェイ・ホワイトペーパー「5G:新たな無線インターフェースと無線アクセスの仮想化」(PDF)リンク(2015年4月発行)


【ファーウェイについて】

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、世界有数のICTソリューション・プロバイダーであり、1987年に中国・深圳(シンセン)に設立された従業員持株制による民間企業です。「通信技術を通じて人々の生活を豊かにする」というビジョンのもと、お客様志向のイノベーションとパートナーシップにより、通信・企業ネットワーク、端末、クラウド分野にわたり、お客様の競争優位性を高めるエンド・ツー・エンドのICTソリューション・ポートフォリオを確立しています。ファーウェイの17万人におよぶ従業員は通信事業者、企業、消費者の皆様へ最大の価値を提供すべく尽力しており、競争力の高いソリューションとサービスを170か国以上で提供し、世界人口の3分の1にもおよぶ人々のICTソリューション・ニーズに応えています。


日本法人(ファーウェイ・ジャパン)は2005年に設立され、日本市場のニーズに応えるべく幅広い製品ならびにサービスを提供しています。詳しくは、当社ウェブサイト:www.huawei.com/jp/、フェイスブック:www.facebook.com/HUAWEI.JAPAN、ツイッター:twitter.com/HUAWEI_Japan_PR、LINE:‘ファーウェイ’で検索、YouTube:リンクをご覧ください。

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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