データ復旧サービス技術改良:ドライブの状態変化(特に悪化方面)をサインとして捉える技術を投入

独自開発のデータ復旧技術でデータ復旧サービスを展開するIUECデータソリューションセンターは、データ復旧サービスにドライブの状態変化(特に悪化方面)をサインとして捉える技術を投入し、より安全なデータ復旧を実現できるようになりました。

2015年 6月 22日

独自開発のデータ復旧技術でデータ復旧サービスを展開するIUECデータソリューションセンターは、2015年6月23日より、ドライブの破損状況を自動的に学習しながら適切な制御を実施できる独自開発の新しいアルゴリズム(R.E.C.O.A.I.)に、ドライブの状態変化(特に悪化方面)をサインとして捉える状態変化サインを加えまして、より安全なデータ復旧を実現できるようになりました。

改良について:
データ復旧では、データの復旧を完了するまで、ドライブの状態を悪化させずにデータスキャン作業を通す技術が最重要となっております。
特に、現在のドライブは1.0TB以上が当たり前となっておりますので、この部分をおろそかにいたしますと復旧できません。
※ この技術でデータ復旧の成功率および、データが取り出せた割合(データ復旧率)が決まります。

さらには、悪化してからでは手遅れ(ヘッド自体を巻き込んで認識不能)となりますので、悪化自体を調べる訳にはいきません。
※ 調べるという事は、その場所にアクセスする事を意味するためです。

よって、ドライブの状態が悪化する前(まだ何とか正常に動いている状態)に、最善な処置(回避等)を取る必要があります。
これには悪化の「予兆」を確実に掴む必要がありますので、ドライブ故障統計等を駆使いたしまして、それらを機械的・確実に処理するため、状態変化に関する部分をパターン化いたしました。
このパターンが「状態変化サイン」です。

このサインを、ドライブの破損状況を自動的に学習しながら適切な制御を実施できる新しいアルゴリズム(R.E.C.O.A.I.)に組み込みまして、コスト面も含めた「最善」なデータ復旧をご提供いたします。


今後も、自社開発の利点を生かしまして、データ復旧率の向上だけではなく、データ復旧の安全面も重視いたします。

データ復旧サービスについて:
リンク

IUECデータソリューションセンターについて:
IUECデータソリューションセンターは、データ復旧技術を常に開発、いつでも最適なドライブ検査・S.M.A.R.T.故障予測・データ復旧を選択できる環境をリードしてまいります。データソリューションセンターのデータ復旧技術は、多くのパートナー様をはじめ、各法人様から個人様まで、フリーより幅広く展開しております。詳細については、リンクをご覧ください。

【本件に関するお問い合わせ先】
有限会社IUEC データソリューションセンター
データ復旧事業部 担当:矢野
TEL :03-3901-8847
FAX :03-3901-8867
E-mail :yano@iuec.co.jp
URL:リンク

このプレスリリースの付帯情報

データ復旧 状態変化サイン

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用語解説

■ セクタ
データを読み書きする最小単位を示します。主流は512バイトと4096バイトです。
最小単位となりますので、保管されるデータ量が10バイトでも、1セクタ分の512バイト(4096バイト)を使うことになります。
※ ファイルシステムは、さらに大きなクラスタ(セクタを複数集めた最小単位)と呼ばれる単位で、各データを処理しております。

■ データスキャン作業
セクタ情報を回収する基礎的な作業を示します。
容量が大きくなりますと、セクタの数が急激に多くなりますので、このデータスキャン作業が色々な面で難しくなっております。

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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