2015年6月18日
新潟大学
糖尿病治療における低血糖脳症の動物モデル作成と治療薬開発
新潟大学の研究グループは,糖尿病の中でインスリン等の血糖降下薬のリスクである低血糖脳症に対し,治療法を解明する上での新たな動物モデルを作成し,そのモデルを用いアルデヒドを治療標的とし,それらを抑制する治療薬を発見しました。これらの研究成果は、平成27年6月18日のPLOS ONE誌(IMPACT FACTOR 3.534)に掲載されました。
この薬剤(アルデヒド分解酵素刺激薬)は,実用化されると低血糖脳症患者さんの一部の予後を改善する可能性があります。今回開発した動物モデルを用いて,さらに低血糖脳症の治療薬候補の同定を進め,最も効果が期待される治療薬について,低血糖脳症の患者さんに対する治療の実用化を目指します。
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