ピュア・ストレージ・ジャパン、クラウドベースのストレージ管理とサポートのプラットフォームを提供する「Pure1」を発表

モバイル・フレンドリーなプラットフォームで、場所を問わずにFlashArray製品を監視、シンプルな管理とプロアクティブなサポートを実現

ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区桜丘町、代表取締役:山田 秀樹)は、クラウドベースのストレージ管理とサポートのためのプラットフォームである「Pure1」を本日発表します。「Pure1」は、IT担当者がモバイルデバイスから世界中のストレージを監視できるようにし、生産性向上を図るためのプラットフォームです。これまで断片化されていた管理とサポートのプロセスをクラウド上に集約することで、お客様、パートナー、ピュア・ストレージの担当者が協働してシームレスな調整とプロアクティブなサポートを提供できるようにします。「Pure1」は、フラッシュアレイが設置されている各環境のストレージ管理専用サーバーを不要にすることでコストを削減し、仮想化環境およびクラウドコンピューティング環境のアプリケーションとの統合を簡素化します。ピュア・ストレージの既存のCloudAssistテクノロジーの拡張版である「Pure1」は、Pure1 Cloudを基盤としており、「Manage」、「Support」、「Connect」、「Collaborate」の4つの要素で構成されています。

ピュア・ストレージのFlashArray製品は、ソリッド・ステート・ストレージ向けに徹底的に設計された、モジュラー型でスケーラブルなオール・フラッシュ・アレイで、「Pure1」を介して管理され、Purity Operating Environmentで稼働します。FlashArray製品とPurityをピュア・ストレージの革新的な「Evergreen Storage」モデルと併用することで、ストレージの購入、アップグレード、拡張、所有に関連する顧客体験をシンプル化することが可能です。

「Pure1 Manage」:どのWebブラウザでもシンプルなストレージ管理を実現
「Pure1」は、レガシーなストレージの管理モデルから、何十年にもわたって積み重ねられた複雑さを排除できるように設計されており、ストレージ管理においてSaaSモデルのシンプルさとコスト削減を実現します。レガシーなストレージのベンダとオール・フラッシュ・アレイのベンダの大半は、アレイが設置されている各サイトで管理専用サーバーを顧客に設置してもらう必要がありますが、「Pure1 Manage」なら、IT担当者はWebブラウザのみで、世界中に分散しているFlashArray製品をどこからでも単一の画面で監視できるほか、ファイアウォールを通じた接続によって完全な管理が可能です。ユーザーインターフェースはシンプルかつ直観的で、一般のIT管理者でも数分でFlashArray製品の管理を習得できます。

「Pure1 Manage」を使用すれば、IT担当者はストレージを監視するために自身のデスクやノートパソコンに張り付く必要がないため、生産性向上を可能にします。アプリケーションに関わる潜在的な問題を解決する上で必要な情報が容易に入手できることから、今までストレージ管理に掛かっていた時間をより戦略的なプロジェクトに充てることができます。また、専用ストレージ管理サーバーをインストールする必要がないため、運用コストや設備投資を大幅に削減できます。さらに、SaaSベースのモデルであるため、「Pure1」の機能と体験を迅速に享受し続けることができます。


「Pure1 Support」:障害発生時の迅速でダイレクトな対応
「Pure1 Support」は、革新的なテクノロジーとクラウド自動化をスキルの高いエンジニアと組み合わせた、プロアクティブなサポート体制を提供します。FlashArray製品の導入環境を監視するためにオートメーションを活用することにより、潜在的な問題をプロアクティブに検出して警告します。潜在的な問題の件数の83%が「Pure1」によって事前に明らかになり、人為的な問題の58%はピュア・ストレージからお客様へ報告します。1社でも問題を抱えると、すぐにピンポイントで原因を特定してインストールベース全体で分析し、危険にさらされている恐れがある他の導入先を特定して通知します。「Pure1 Support」が特定する問題は、環境全体に影響を及ぼす前にお客様と連携して解決できることが多く、ピュア・ストレージのサポート担当者は、RemoteAssistの機能により、お客様の承認を得てからFlashArray製品にログインしてソリューションと定期的なメンテナンス作業を実施できるため、お客様の手を煩わせることがありません。

「Pure1 Connect」:構築済み環境への統合と、拡張可能な自動化
「Pure1 Connect」は、既存のデータセンター環境のソフトウェアとハードウェアにピュア・ストレージのFlashArray製品を統合する際に役立ちます。VMware vSphere、vRealize Operations Manager、Site Recovery Manager、事前統合されたOpenStack Cinderドライバなどにおける全面的なFlashArray製品管理といった、成長を遂げているアプリケーション接続のエコシステムを利用できます。「Pure1 Connect」には、お客様にクラウド環境のFlashArray製品管理を自動化する権限を与える最新式のREST APIが含まれます。スターター・スクリプトとPowerShellコマンドレットをはじめとする自動化ツールキットで、カスタマイズされたワークフローの開発を促進できます。

「Pure1 Collaborate」:コミュニティの発展
「Pure1 Collaborate Community Site」は、導入企業、テクノロジー・チャネルパートナー、ピュア・ストレージ社員のつながりを築くためのディスカッション・フォーラムや各種リソースを提供するためのコミュニティです。情報共有が容易になり、ピュア・ストレージのエコシステムから相互にメリットが得られます。アプリケーションコネクタ、オートメーションスクリプト、成功事例がコミュニティのメンバーによって作成され、それらをグループ内で共有することが可能です。

Pure1 Manage、Connect、Collaborateは本日から販売を開始し、FlashArray製品ご購入のお客様には、現在有効な保守サポート契約があれば、追加費用なしで提供されます。「Pure1 Support」には、「Pure1 Support Advanced」と「Pure1 Support Premium」の2種類の保守サポートがあり、どちらも年中無休のサポートを世界中に提供します(オンサイトのハードウェア交換については、SLAの内容がそれぞれ変わります)。

本発表に向けたコメント

・IDCのリサーチ・ディレクターであるエリック・バージナー(Eric Burgener)氏は、次のように述べています。「ストレージ管理は、効果的なフラッシュ導入戦略を策定する上で重要な要素です。クラウドベースの管理ソリューションは、その使いやすさと柔軟性から今後のトレンドになると考えられますが、ピュア・ストレージはPure1でこの分野に積極的に参入し、レガシーな管理モデルの制約を解消するでしょう。」

・Lithium Technologiesのインフラストラクチャ運営担当ディレクターであるデビッド・モルッツィ(David Moruzzi)氏は、次のように述べています。「Pure1 Manageにより、どこからでもストレージ・アレイを監視できるため、当社の世界規模のストレージ・フットプリントのパフォーマンスと能力が常に把握できます。このことは安心感を与えてくれます。デスクに縛られている必要もなくなり、アレイの管理に対する考え方が変わりました。」

・ピュア・ストレージの製品担当副社長であるマット・キックスモーラー(Matt Kixmoeller)は、次のように述べています。「従来のストレージ管理とサポートは、複雑で高価な管理ソフトウェアツールや、問題が生じてから電話で対応するサポート体制、顧客がすべての作業を担う責任を負っていることなど、満足のいくものではありませんでした。当社は、根本的な変化が必要とされていることや、ストレージ管理とサポートのモデル全体を統合できることを理解していたため、クラウドベースのアプローチ、プロアクティブ対応、技術の自動化を生かして革新を行いました。今後、データセンターのインフラ管理はクラウドで行われます。そこで当社は、ストレージ管理におけるそうした変化を主導すべく、「Pure1」に投資しています。「Pure1」は、カスタマーサポート、マルチアレイの管理、パートナーとの協力関係をクラウドの時代にもたらし、エンタープライズストレージにおけるイノベーションの実績を築き続けます。」


ピュア・ストレージについて
ソリッドステイト型ストレージ・アレイのリーディングベンダであるピュア・ストレージは、データセンターにおけるフラッシュの幅広い導入を可能にします。
従来のディスク型ストレージ・アレイと比較した場合、Pure Storage FlashArray製品は、パフォーマンスとスペース/電力効率に優れており、ギガバイトあたりの単価においても低コストで提供することが可能です。
Pure Storage FlashArray製品は、サーバー仮想化やデスクトップ仮想化(VDI)、データベース(OLTP、及びリアルタイム分析)、及びクラウドコンピューティング等の高いパフォーマンスが必要な環境に最適です。
詳細情報は、www.purestorage.comにてご覧いただけます。

以下サイトでもピュア・ストレージに関する情報をご覧いただけます。

・Twitter: www.twitter.com/PureStorageJP (日本語)
・Facebook: リンク (日本語)
・ブログ: リンク (英語)

Pure Storage 及び “P”ロゴマーク、 Purity Operating Environment, RAID-3D はピュア・ストレージの登録商標です。ピュア・ストレージは他社のマーク及び名前におけるあらゆる独占所有権を拒否します。本リリースにおける他の登録商標及び名称の所有権は所有者に属します。


■本件に関する報道関係者お問い合わせ先:
ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社 広報担当 阿部 恵史
電話:03-5456-5699
E-mail:pr-japan@purestorage.com

ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社 広報代理店
担当:小野寺、峰松、仙場
電話:03-3571-5236 FAX:03-3574-9364
E-mail:purestorage-pr@kyodo-pr.co.jp

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