交通事故が海外渡航者が陥る緊急医療搬送ケースの主な原因と発表

インターナショナルSOS 2015年06月10日 12時49分
From PR TIMES

インターナショナルSOSとコントロール・リスクスは、ビジネストラベラー向けに海外での交通安全上の注意点(ロードセーフティ)を網羅したeラーニングプログラムの提供を開始します。

本プログラムを導入する主な背景は下記の通りです。
・ 交通事故はインターナショナルSOSによる緊急医療搬送が必要になる5大原因の1つ(1)
・ 自動車衝突事故は海外で生活、勤務、渡航する米国人が自然災害以外で死亡した原因の第1位(2)
・ ヨーロッパでは、死亡労働災害のおよそ60%が交通事故によるもの(3)
・ インターナショナルSOSとコントロール・リスクスは、海外出張者と駐在員向けのトレーニングを通じて交通事故の削減に尽力




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医療とトラベルセキュリティアシスタンスサービスを全世界の会員企業に提供するインターナショナルSOSとセキュリティリスクを含めた事業運営上の様々なリスクに関して、インテリジェンスをベースとしたコンサルティング及びアドバイザリーサービスを提供するコントロール・リスクスは、交通事故の削減への意識を高めビジネストラベラーの安全向上を奨励する、新eラーニングプログラム「トラベルリスク: ロードセーフティ」を導入します。このeラーニングは、非営利団体のグローバル・ロード・セーフティ・パートナーシップ (リンク) がまとめた実社会のシナリオとアドバイスを例に提供しています。グローバル・ロード・セーフティ・パートナーシップは、交通安全に関する知識とグッドプラクティス啓蒙のスペシャリスト団体です。

交通事故は海外で働く社員の死傷の主な原因であり、労働安全衛生上の大きな課題です。また、インターナショナルSOSの会員企業が緊急医療搬送サービスを要請する5大理由の1つとなっています。

「トラベルリスク: ロードセーフティ」は、会員企業が渡航中の社員のリスクを減らすよう支援するため、インターナショナルSOSとコントロール・リスクスが共同で開発しました。

インターナショナルSOSのトレーニング製品部門ディレクターであるスージー・ベルは次のように語っています。

『 私共はロードセーフティを海外渡航者の最大の関心事にすべく、本eラーニングプログラムを提供開始しました。車での移動はありふれた日常的な行動であるため、裏に潜むリスクを過小評価する傾向があります。このプログラムは、リスクを意識し削減に努めることでビジネスを通常通り遂行できるよう支援する内容です。
20分間のeラーニングでは、問題意識を大いに高め、交通事故の削減、またもし事故にあった場合の対応方法を解説しています。』

「トラベルリスク: ロードセーフティ」は、インターナショナルSOS、コントロール・リスクスとグローバル・ロード・セーフティ・パートナーシップ3社の専門知識を結集し、渡航管理テンプレート、チェックリスト、ベストプラクティス、その他海外渡航情報サイトへのリンク集、などが含まれています。

インターナショナルSOSとコントロール・リスクスのリージョナルセキュリティディレクターを務める福間芳朗は、世界で交通死亡事故が最も多発する地域である中東および北・東・南アフリカでトラベルセキュリティを管理する方法について、次のように会員企業にアドバイスしています。

『 ロードセーフティは単に安全運転の問題ではありません。運転しないことが最も安全な選択肢となる場合があります。交通ルール、高速道路の状態、現地の言葉をよく知らない場合は、信頼できる運転手を手配して移動した方が良いこともあります。
私共はプログラムの開発を継続し、会員企業が社員の安全配慮義務を果たせるよう支援しています。事故を回避し、社員と企業へのリスクをできる限り緩和することが私共の目標です。』

*「トラベルリスク: ロードセーフティ」は英語での提供になります。

(1) 2014 International SOS data.
(2) Data from US Department of State. Death of US citizens abroad by non-natural causes.
Washington, DC:US Department of State; 2012. Available from: リンク
(3) (Eurogip) リンク


インターナショナルSOSとコントロール・リスクスについて
インターナショナルSOSとコントロール・リスクスの提携により、世界をリードする医療並びにセキュリティのスペシャリスト集団を組成しました。トラベルセキュリティリスクサービスへの高まる顧客ニーズを満たすべく、両社のリソースと専門知識を結集してサポートしています。我々が提供するソリューションは、渡航中の社員の安全と生産性を確保し、企業が安全配慮義務を果たせるよう支援するものです。世界27カ所に拠点を置くリージョナルアシスタンスセンターの200人以上のトラベルセキュリティスペシャリストと700以上の認定プロバイダーからなるパートナーネットワークを通じて、世界各国のトラベルセキュリティに関する情報と分析を24時間365日体制で提供しています。トラベルセキュリティトレーニング、トラベルリスク評価、トラベルセキュリティリスクポリシーの策定支援、避難計画、および会員企業が渡航中の社員を追跡し、安否確認を可能にする最新技術を提供しています。
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プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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