GENIVIアライアンス社長がTU-Automotive Detroitで最も影響力のある人物に選ばれる
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【サンラモン(米カリフォルニア州)2015年6月9日PRN=共同通信JBN】GENIVI(R)アライアンス社長で、ジャガー・ランドローバーのFuture Infotainment責任者であるマット・ジョーンズ(Matt Jones)氏が、米ミシガン州ノバイで最近開催されたTU-Automotive Detroit 2015で「Influencer of the Year(最も影響力のある人物)」に選ばれた。
コネクテッドカー業界のさまざまな部門の業界リーダーが表彰され、ジョーンズ氏は「コネクティビティーに関するジャガー・ランドローバーの取り組みを定義したことと、傑出したGENIVIでの業績」に対し審査員から評価された。
ジョーンズ氏をはじめとするジャガー・ランドローバーのエンジニアチームは、車載要素だけでなくクラウド・インフラストラクチャーにも対処するプラットフォーム・コンポーネントを開発するためのGENIVIの取り組みをリードした業績が認められた。典型的な例として、Remote Vehicle Interaction(RVI)が挙げられる。RVIは車両をクラウドサービスおよびモバイル機器に接続するためのオープンソース・フレームワークで、あらゆるネットワーク・トポロジーにおいて認証、許可、サービス検索、データ交換を処理する。
さらにジョーンズ氏は2014年オレゴン州ポートランドにジャガー・ランドローバーのOpen Software Technology Center開設と、最近発表された同地でのJaguar Land Rover Technology Incubator新設の拡大において指導的な役割を果たし、小規模の自動車専門ソフトウエア企業に対してインフォテインメント・エンジニアリングのサポートと仕事スペースを提供した。
ジョーンズ氏は「著名な業界専門家から成る審査員に認められたことは非常に光栄である。これは、ジャガー・ランドローバーがGENIVIと連携して行っているオープンソフトウエア業務およびLinuxコミュニティーが業界で受け入れやすくなっていることを確認したことである」と語った。
またジョーンズ氏は今年初め、オープンソース・インフォテインメント業界で多くの業績を上げたとして、Automotive Newsに「Rising Stars(希望の星)」の1人として選ばれた。
GENIVIアライアンスのエグゼクティブディレクターであるスティーブ・クラム事務局長は「GENIVIは、社長としてのジョーンズ氏のリーダーシップに加え、われわれの技術的成果物に対するジャガー・ランドローバーの切れ目のない積極的な貢献を高く評価している。こうした貢献やメンバーの貢献によってIVI課題が解消され、GENIVIは豊富なインフォテインメント機能に対する高まる消費者需要に応える技術を提供することができた」と語った。
▽GENIVIアライアンスについて
GENIVIアライアンスは、規格化されたオープンソース車載インフォテインメント(IVI)ソフトウエアの広範な採用を促進することに力を注ぐ非営利業界団体である。GENIVIの業務は開発サイクルの短縮、製品化までの時間の短縮、IVI装置およびソフトウエアを開発する企業のコスト軽減をもたらす。GENIVIは165社以上の会員企業で構成されており、本部はカリフォルニア州サンラモンにある。GENIVIに関する詳細はウェブサイトwww.genivi.org を参照。
▽報道関係問い合わせ先
Craig Miner
+1.248.840.8368
cminer@gelia.com
ソース:GENIVI Alliance
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