建築・建設業向け3Dソフトウエアと「MREAL」(エムリアル)をダイレクトに接続“MREAL Direct Viewer 1.1 for BIMx Desktop Viewer V18”を発売

キヤノンは、現実映像とCGをリアルタイムに融合するMR(Mixed Reality:複合現実感)システム「MREAL」の新たなアプリケーションソフトウエアとして、建築・建設業向けの設計データを閲覧するためのソフトウエア「BIMx Desktop Viewer」※と「MREAL」をダイレクトに接続する、“MREAL Direct Viewer 1.1 for BIMx Desktop Viewer V18”を2015年6月11日より発売します。



「MREAL」(2012年7月発売)は、製造業や建築・建設業における設計・製造の現場などで、デザインや設計データを実物大の3次元映像で確認し、試作やコストの削減を可能にする業務支援ツールとして、市場から高い評価を得ています。このたび、建築・建設業向けの設計データを閲覧するためのソフトウエア「BIMx Desktop Viewer」と「MREAL」をダイレクトに接続する新製品を発売することで、ユーザーは従来必要としていた中間フォーマットへの変換作業を介すことなく、設計データを「MREAL」で確認できるようになります。

■ 実物大の建造物を3次元映像で確認しながら日照環境の変更作業が可能
建築・建設業で多く利用される閲覧ソフトウエア「BIMx Desktop Viewer」のデータを、変換作業を行うことなく「MREAL」と接続することができます。ユーザーは「BIMx Desktop Viewer」のデータをリアルタイムに「MREAL」へ反映できるため、建築物に当たる光や影を変更しながら、実物大の3次元映像を確認できるなど、その場で現実感のある完成イメージを検証することができます。
今回の新製品を発売することで、キヤノンは「MREAL」の建築・建設業向けのビジネスをさらに加速していきます。

製品名:MREAL Direct Viewer 1.1 for BIMx Desktop Viewer V18
希望小売価格:270万円(税別)
発売日:2015年6月11日

※ GRAPHISOFT社が提供する、建築用3D CAD「ArchiCAD 18」向けの閲覧用ソフトウエア。


<ご参考:MR(Mixed Reality)技術について>

MR(Mixed Reality:複合現実感)とは、現実世界とCGをリアルタイムに違和感なく融合させる映像情報処理技術です。MRをシステム化した「MREAL」は、CGがあたかも目の前で現実世界に存在しているかのような臨場感を提供します。
[画像: リンク ]

「MREAL」の原理
(1) MREALディスプレイに内蔵された左右一対のビデオカメラによって現実世界を撮影し、その映像をコンピューターへ送る。
(2) 映像処理や位置検出センサー、あるいはその両方を組み合わせた位置合わせ技術により、コンピューター内のCGと現実世界の映像を高精度に融合し、MREALディスプレイに搭載された小型表示ディスプレイに表示。
(3) 先進的な技術を結集した光学システムでディスプレイの映像を拡大し、臨場感のある立体映像をユーザーの眼に伝達。


<製品展示情報>
MRシステム「MREAL」は、キヤノンの下記拠点で実際に使用体験することができます。

・キヤノンITソリューションズ 天王洲MREALスタジオ
所在地:東京都品川区東品川2-4-11 野村不動産天王洲ビル
電話番号:03-6701-3328(要予約)

・キヤノンITソリューションズ 大阪MREALスタジオ
所在地:大阪府大阪市西区土佐堀2-2-4 土佐堀ダイビル
電話番号:03-6701-3328(要予約)

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● 一般の方のお問い合わせ先:
キヤノンITソリューションズ株式会社 MR事業部 03-6701-3328(直通)

● MRシステムホームページ:
リンク
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プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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