神田外語グループ・神田外語大学がグローバル・コミュニケーション研究所の発足を記念し講演会『ミャンマー民主化のゆくえ─アウンサンスーチーとノーベル平和賞─』を開催

神田外語大学 2015年06月01日 14時05分
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神田外語グループ・神田外語大学(学長 酒井邦弥)は、2012年4月1日にグローバル・コミュニケーション研究所(所長 酒井邦弥)を新設した。今回はその発足記念として、7月10日(火)に『ミャンマー民主化のゆくえ ─アウンサンスーチーとノーベル平和賞─』と題する講演会を開催。スーチー氏と長年親交があり、民主化運動を支援してきた神田外語大学の教授陣が、ミャンマーでの民主化の現状について語る。


 長年にわたり軍事政権の下で国民が苦しんできたミャンマー(ビルマ)に、ようやく民主化の動きが出てきた。テインセイン大統領の改革政策を国際社会は歓迎し、日本政府もODA(政府開発援助)の再開を表明した。

 民主化運動の指導者でノーベル平和賞受賞者のアウンサンスーチー氏は、24年ぶりの海外歴訪で、民主化のさらなる前進に向けた世界の人びとの支援を訴えるとともに、今後の展開に慎重な姿勢もみせている。21年遅れのノーベル平和賞受賞演説に込められた彼女のメッセージには、グローバル化時代に生きる私たち一人ひとりに対するさまざまな問いかけが込められているはずである。

 今回開催される講演会では、同氏の著書「新ビルマからの手紙 1997~1998/2011」を共訳した永井浩・神田外語大学元教授、そしてビルマの民主化運動に参加し、自らも投獄された経験のあるエイチャン教授が、「アジアの民主化とは」をキーワードに、スーチー氏の素顔、政治犯としての投獄、その後の生活などを赤裸々に語る。

・日 時: 7月10日(火) 16:50~18:20(開場16:20)
・場 所: 神田外語大学7号館2階 クリスタルホール
・参加費: 無料
・募集対象/人数: 学生・一般 100名
※講演会終了後に、記者の皆様からの取材の時間を20~30分予定しています

【司会】 矢頭 典枝 神田外語大学 英米語学科 准教授 
 グローバル・コミュニケーション研究所 副所長

【講師】 永井 浩 神田外語大学 元教授 (1941年生まれ)
 毎日新聞記者として外信部、バンコク特派員、編集委員などを歴任。アウンサンスーチー著「新ビルマからの手紙 1997~1998/2011」共訳者。著書に「カンボジアの苦悩」(勁草書房)、「アジアはどう報道されてきたか」(筑摩書房)など

【コメンテーター】 エイチャン 神田外語大学 アジア言語学科 教授(1949年生まれ)
 ミャンマー(ビルマ)出身。京都大学大学院留学後、ヤンゴン大学文学部講師に着任。ビルマの民主化運動に参加して、政治犯として捕われ、1990年から7年間、獄中生活を送る。その後、米国に亡命し、ニューヨーク州バード大学講師に。2001年に来日、神田外語大学へ。京大時代より級友として、アウンサンスーチー氏と親交がある。

(参考)神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所
 多文化共生が求められる社会情勢の中で相互理解を深め、「世界平和の礎を築く」という建学の精神を念頭に、(1)異文化コミュニケーションの理論及び実態の調査、研究並びに教育を行うこと、(2)国際関係及び外交問題の研究並びに地域研究を進めるとともに、海外の研究教育機関と協力し、グローバルな問題全般にわたる教育・啓蒙活動を行うことを目的として設置された研究機関。
 同研究所のテーマは(1)世界を知る、(2)日本を知り学ぶ、(3)語学で世界と繋がる、(4)留学生と語ろう、(5)グローバルな人材を育成する――の5つ。


▼本件に関する問い合わせ先
 学校法人佐野学園 法人本部
 TEL: 03-3258-5837
 FAX: 03-5298-4123

【リリース発信元】 大学プレスセンター リンク

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