Linux Foundation、オープンソースビッグデータコミュニティでのコラボレーションをサポートする新しいコンファレンスを発表

JCN 2015年05月29日 10時45分
From JCN Newswire


San Francisco, CA., May 29, 2015 - ( JCN Newswire ) - Linuxとコラボレーション開発の成長促進を目的とする非営利団体、Linux Foundationは、Apache Big Dataプロジェクトの主なコミッタが一堂に会して現在世界中にある多くのデータの取得、評価、保管などの方法を推進する技術の進歩を図る新イベント、Apache: Big Dataを、本日発表しました。

第1回Apache: Big Dataイベントは、今までのApacheConイベントに替わるもので、9月28~30日にブダペストで開催されます。同じ場所で10月1~2日に新イベントの名称はApacheCon: Coreが開催され、自己組織化トラックやミニサミットの他、ウェブ技術トラック、インキュベータとイノベーションのトラック、コミュニティトラックなどに厳選されたApacheプロジェクトが参加します。

ビジネス意思決定のための情報収集や、新しい製品とサービスの創出などに、ビッグデータを活用する業界や企業は、マーケティングをはじめ、金融、医療、行政など、ますます増えつつあります。そのため、新しいオープン技術が次々と生まれ、ビッグデータの使用が急増し、データサイエンス専門家やプログラマの雇用機会が生まれています。

Apache: Big Dataではビッグデータ関連の、Apacheプロジェクト、人、技術などが集まり、プロジェクトに依存しない完全に中立的な環境で、ユビキタスコンピューティングおよびデータエンジニアリングおよび科学についての学習、コラボレーション、交流会が行われます。これは、一つの会場に、ビッグデータオープンソースプロジェクトのフルスイートが集まる唯一のイベントです。

Bigtop、Crunch、Falcon、Flink、Hadoop、Kafka、Parquet、Phoenix、Samza、Spark、Storm、Tajoなど、ほぼすべてのビッグデータプロジェクトは、Apache Software Foundation (ASF)の支援の下で開発されています。ASFとLinux Foundationは、このようなプロジェクトが一堂に会し、プロジェクトの開発者や保守者の皆様がユーザーと協業して、最先端技術の推進のためにコラボレーションできるように、協力してApache: Big Dataをプロデュースします。

Apache: Big Dataのセッションは、次のメンバーの参加する公正なプログラム委員会によって選ばれます。

-- Doug Cutting: Apache Hadoop、Apache Luceneの創出者、Apache Nutchの共同創出者、Clouderaのチーフアーキテクト
-- Owen O'Malley: Apache Hadoopプロジェクトマネジメント委員会の創設会長、Hortonworksの共同創始者
-- Roman Shaposhnik: Apache Bigtopの創設者、Pivotalのオープンソース部長
-- Reynold Xin: Apache Sparkプロジェクトマネジメント委員、Databricksの共同設立者

「データ量と処理能力が増大しているため、ビッグデータはその重要性を増し続けています。」と、Linux Foundation開発者プログラムVPでCMOのAmanda McPhersonは述べました。「Hadoop、Spark、StormなどのApache Software Foundationプロジェクトは、ビッグデータインフラのビルディングブロックです。Apache: Big Dataにはこれらのプロジェクトの開発者やコミッタの他、プロジェクトを最大活用したい知識豊富なエンドユーザが集まります。」

「Apache Software Foundationから、新イベントのApache: Big DataとApacheCon: Coreを発表できることを光栄に思います。このイベントでは、技術に関するコンテンツと参加者の集う交流会が行われ、将来の大きな機会に対応することができます。」と、Apache Software Foundation EVPのRich Bowenは述べました。

オープンソース分野での成功にはコラボレーションが欠かせないため、開発者はその作業を進めるために中立的な会場に集まる必要があります。そのため、今までのApacheイベントよりも多種多様なプロジェクトの代表として、開発者やコードコミッタが特定プロジェクト関連のセッションを行えるように、同じ会場で行うApacheCon: Coreのセッションをプロジェクト主導形式としています。プロジェクトには例えば、Apache Flex (ウェブフレームワーク)、Apache Stratos (クラウド)、Apache Etch (交流会)、Apache Cordova (モバイル)などがあります。このようにさまざまなプロジェクトチームがApacheCon: Coreに参加することで、自分のプロジェクト内で学習や協業ができるだけでなく、プロジェクト間でベストプラクティスを共有して取り入れることができますので、すべての人の改善に役立ちます。

Apache: Big DataとApacheCon: Core Europeはブダペストの同じ会場で開催されます。 Apache: Big Dataの会期は9月28~30日に、ApacheCon: Coreは10月1~2日です。詳しい情報は リンクリンク をご覧ください。

両イベントは、6月1日まで講演プロポーザルを受付中です。Apache: Big Dataのセッショントピックの提案は リンク から、ApacheCon: Coreについては リンク から提出できます。

Linux Foundationについて

Linux Foundationは、Linuxの成長とコラボレーティブなソフトウェア開発を推進するための専門の非営利コンソーシアムです。Linux Foundationは、2000年に設立され、Linuxの創始者Linus Torvaldsの業績に対するスポンサー活動を行い、会員企業・団体とオープンソース開発コミュニティのリソースを結集して、Linuxオペレーティングシステムとコラボレーティブソフトウェアの宣伝、保護、推進などを行っています。Linux Foundationはコラボレーションと教育のための中立的フォーラムで、コラボレーティブプロジェクトや、LinuxConなどのLinuxコンファレンスを主催し、Linuxおよびコラボレーティブソフトウェア開発の理解を進めるための、独自のLinuxリサーチやコンテンツ作成を行っています。詳しい情報は www.linuxfoundation.org をご覧ください。

The Linux Foundation、Linux Standard Base、MeeGo、OpenDaylight、TizenおよびYocto Project は、The Linux Foundationの商標です。OpenBELはOpenBEL Consortiumの登録商標です。LinuxはLinus Torvaldsの登録商標です。Apache、Apache Cassandra、Apache Cordova、Apache CloudStack、Apache CouchDB、Apache Geronimo、Apache Hadoop、Apache Hive、Apache HTTP Server、Apache Lucene、Apache OpenOffice、Apache Struts、Apache Subversion、Apache Tomcat、Cassandra、Cordova、CloudStack、CouchDB、Geronimo、Hadoop、Hive、HTTP Server、Lucene、OpenOffice、Struts、Subversion、Tomcat、およびApacheConは、米国およびその他の国でApache Software Foundationの商標または登録商標です。他のすべてのブランド名および商標名は、それぞれのオーナーの所有物です。

お問い合わせ先情報
メディアお問い合わせ先
Dan Brown
The Linux Foundation
dbrown@linuxfoundation.org
+1-415-420-7880

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