アスタナ経済フォーラム2015 欧州とアジアの新パートナーシップを展望
AsiaNet 60566(0670)
【アスタナ(カザフスタン)2015年5月20日PRN=共同通信JBN】アスタナ経済フォーラム2015(Astana Economic Forum 2015)が5月21-22日、「Infrastructure - a dirver of sustainable economic growth(インフラストラクチャー-持続的経済成長の原動力)」を主要議題としてカザフスタンのアスタナで開催される。
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欧州とアジアにまたがるフォーラムは、行政機関の近代化の諸問題と、技術革新の振興における国家機関の役割について議論を深めることを目指している。
フォーラムには専門家や金融機関のトップ、有力政治家が集まり、欧州とアジアが手をつなぐことによって、両地域がいかに世界的な成長を確保し、両地域での技術革新を支える競争的な仕組みをどう創り上げるかについて検討する。
発言に立つのは中国国家開発銀行副総裁のチャオ・シャオユウ氏、ポーランド元大統領のアレクサンデル・クファシニェフスキ氏、イタリア元首相で元欧州委員長のロマーノ・プロディ氏など多彩な顔ぶれだ。
「The revival of the Great Silk Road: new economic perspectives(グレート・シルクロードの再生:新しい経済展望)」と題する会議では、グレート・シルクロードの経済的可能性を明らかにし、互いに利益となる貿易・経済協力を提案する。さらに、各地域の経済成長に及ぼすインフラ・プロジェクトの効果についての問題も提起され、欧州とアジアを結ぶ交通・物流ハブとしてのカザフスタンの開発事例が紹介される。新しいシルクロードに関する組織は、産業や物流の各センターを結び付けるという基本原則に基づき、産業や建設などの分野での開発を検討する。会議には米国国務省経済企業局筆頭次官のカート・トン氏、シルクロード基金社長のワン・ヤンジ氏、ユーラシア経済委員会通商担当のアンドレイ・スレプニョフ氏らが出席する。
シルクロード諸国の第2回目の代表者会議は「ABII: new driver of the development of the Silk Road economic belt(アジアインフラ投資銀行(ABII):シルクロード経済ベルト発展の新原動力)」と題して、ABIIのリスク最小限化や業務の透明性を含む効果的な基準の採用について話し合う。代表者会議にはカザフスタン経済予算計画省次官のマラト・クサイノフ氏、中国産業経済連合副会長兼事務局長のション・メン氏らが出席し、発言する。
アスタナ経済フォーラム2015は閉幕までに、最終文書を署名、採択し、最も重要な合意覚書を作成する。アスタナ経済フォーラムはユーラシアの最新課題の解決策を探る最も重要な対話の場である。
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ソース:Astana Economic Forum
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