観光情報の配信や災害時の通信手段を確保する「観光・防災Wi-Fiステーション」を提供開始

~インフラ構築からコンテンツ制作までトータルでサポート~



 京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区 代表取締役社長 佐々木 節夫、以下KCCS)は、観光情報の配信や災害時の通信手段を確保する公衆無線LANシステム「観光・防災Wi-Fiステーション」を2015年5月20日から提供開始します。

 国内の外国人観光客は年々増加の傾向にあり、2020年開催予定の東京オリンピックに向けてさらなる増加が見込まれます。地方自治体においては観光事業による地域活性化に取り組む中で、公衆無線LANなどの通信環境の整備や、地域独自の観光情報の配信など、外国人をはじめとする来訪者に向けたサービス向上が課題になっています。また同時に、防災への意識の高まりを受けて、災害時における地域住民、来訪者などへの耐災害性の高い通信手段の確保が求められています。

 そこでKCCSは、“イザ”というときも、“普段使い”としても利用できる地域活性化・防災力向上のソリューションとして、観光情報の配信や災害時の通信手段を確保する公衆無線LANシステム「観光・防災Wi-Fiステーション」の提供を開始します。

 本システムは、駅前や観光案内所、観光スポット、学校や避難所などの公共施設にWi-Fiスポットを設置し、普段は地域住民や観光客に向けた公衆無線LANサービスを提供するとともに、観光情報・行政情報の配信にも利用できます。災害時には、搭載されたソーラーパネルと非常用バッテリー(蓄電池)により電源を確保し、避難情報の配信や災害時の通信手段として利用できます。本システムには、気象センサ、サイネージ(ディスプレイ)、監視カメラなどの搭載も可能で、地域住民・来訪者へのさらなるサービス向上、防災対策強化にもご活用いただけます。
 
 さらにICT技術を組み合わせ、コンテンツ配信インフラ(データセンター含む)の構築やコンテンツ制作、ユーザ認証・会員管理の仕組みや運用をワンストップで提供することにより、エンジニアリングからICTまで本システムの活用をトータルで支援します。

 <構成例>                   <展開イメージ>

[画像: リンク ]



■「観光・防災Wi-Fiステーション」概要
名   称:公衆無線LANシステム「観光・防災Wi-Fiステーション」
提供開始日:2015年5月20日
価   格:987,000円~(税抜)
      ※設置工事費、オプションを除く、屋外設置時の基本構成価格(1AP)
      
[基本構成]
・屋外型無線LANアクセスポイント(2.4GHz / 5GHz、802.11a/b/g/n)
・PoEスイッチ(8ポート)
・メディアコンバータ(10km)
・発電設備(PV:90W、蓄電池:800Wh)
・ポール

その他:ご要望に応じて以下をオプション提供します。
・災害時におけるスマートフォンなどへの充電環境構築
・サイネージ機器、放送用機器、気象センサなど
・コンテンツ配信インフラ(データセンター含む)の構築
・ユーザ認証、会員管理、課金などのシステム・アプリケーション
・コンテンツ制作
 [コンテンツ例]
 通常時:観光・イベント案内、各種クーポン配信など
 災害時:防災情報、緊急放送、避難場所案内など
     (J-ALERTとの連携も可能)
・運用支援

販売目標:3年間で3,000セット
詳細情報:リンク

 KCCSはこれまで、地域の情報化推進や住民向けサービスの提供、有線・無線が混在するブロードバンドインフラの設計・施工、エネルギー管理システムの構築・運用などを行ってきました。これらの経験を活かし、情報・通信・電力トータルで地域活性化、防災対策の向上に貢献して参ります。

■自治体総合フェア2015に出展
 2015年5月20日(水)~22日(金)に東京ビッグサイトで開催される「自治体総合フェア2015」にて本システムをご紹介します。
 詳細はURL:リンクをご覧ください。

*本システムは、総務省の「観光・防災Wi-Fiステーション整備事業」に対応するシステムです。
*サービスの内容は予告なく変更させていただく場合があります。
*製品名および会社名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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