インターナショナル・ロボティクス・チャレンジ(MBZIRC)の詳細を発表
AsiaNet 60538 (0662)
【アブダビ(アラブ首長国連邦)2015年5月19日PRN=共同通信JBN】ムハンマド・ビン・ザーイド・インターナショナル・ロボティクス・チャレンジ(MBZIRC)主催者はコンペの詳細を発表するとともに、「参加申し込みと情報提供依頼(ITP-RFI)」を呼び掛けた。MBZIRCは、2015年2月に発表された隔年開催の主要な国際ロボティクス・コンペで、賞金は総額500万米ドル、最初のチャレンジは2016年11月に行われる予定。
(Photo: リンク )
初開催の2016年コンペは3つのチャレンジと、トライアスロン・タイプの「グランド・チャレンジ(Grand Challenge)」によって構成される。コンペはサッカーピッチのほぼ同じ大きさの屋外競技場で行われる。チャレンジ1では、無人航空機(UAV)が移動する地上車両を探知して追跡し、その上に着陸することが求められる。チャレンジ2では、無人地上車両(UGV)が第2の地上車両を探知して追いつき、その車両の側面にあるバルブを探知して物理的に操作することが求められる。チャレンジ3では、UAVのチームが固定および移動する物体のグループを探索、探知、追跡、選択、設置することが求められる。グランド・チャレンジでは、ロボット(UAVとUGV)のチームがチャレンジ1、2、3を組み合わせたイベントで競争することが求められる。このような任務を遂行するには、主要なロボット技術において高度かつ革新的なソリューション開発が求められる。
ハリファ大学学長のトッド・ラウルセン博士は「今回のコンペの目標の1つは、最先端技術の研究と進歩を全力で追及する意欲をかき立てるチャレンジを課すことである。ロボット技術はわれわれの生活のほとんどすべての側面を変化させるものであり、イノベーションに重点的に取り組むUAEは、これらの変化に拍車を掛けるために必要なクリエーティビティーのハブになることを目指している。このチャレンジを構成するいくつかの要素には、現在公開された論文から入手できる技術では容易に達成されていないもの含まれている。従って今回のチャレンジの成果は、ロボット産業の将来にとって素晴らしい展望を開くものとなる」と語った。
コンペへの参加、スポンサーの申し込みに関心があれば、2015年6月15日までにウェブサイトリンク でオンライン申込書を提出していただきたい。またMBZIRCの詳細については、ソーシャルメディアのTwitterの#MBZIRC、Facebookの@MBZIRCを参照。
ソース:Khalifa University
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