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先日、同僚から「HTTPを簡単に説明したいのですが?」と相談されました。唐突で断片的であったために質問の意図や
経緯、趣旨が理解出来ませんでした。しかも間の悪いタイミングで筆者は急いでいたことも相まって、彼に対しておざなりで曖昧な返答を思わずしていました。
「普段から使っているのだから、特別な説明は要らないんじゃないの?」と。
後日、彼はどうやら「ネットワーク・ファースト・ステップ」というコースを担当するべく、その冒頭で簡潔に紹介するためのフレーズ(言い切り可能な説明)が欲しいらしいことを伝え聞きましたが、これは難題です。と言いますのも、どのコースを担当するのも至難の業であるのことには違いないのですが、 「入門コース」を担当するというのは格段に難しいのです。
ご想像がつくかと思いますが、入門コースを受講される方々は概念を説明するための用語自体をご存じないので、用語で概念を説明するようなことはできない場合があるのです。ですから場合によっては説明しようとする対象を暗示させるような比喩で表現する必要性も出てきます。
身近な例示ができれば良いのですが、説明しようとする対象に因ってはそれすらもままなりません。
ここで重要であるのは、
話し手は「誰に?」対して「何を?」説明したいのかを自問することです。
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