ファッションEC 訪問頻度ランキング

株式会社ヴァリューズ 2015年04月20日 11時00分
From PR TIMES

~ リピートされるECサイトの特徴とは?

■サイト訪問者数では、カタログ通販の「ベルメゾンネット」「ニッセン」が2強。
■訪問頻度では、TV通販の「ショップチャンネル」「QVCジャパン」をはじめ、
 「ZOZOTOWN」や「アウトレット通販BRANDELI」が上位に。
■集客施策はサイト特性が顕著。ZOZOTOWNは自然検索、ブックマーク経由などでファンをつかむ。




通販サイトでは、新規客の獲得だけでなく、一度サイトに来訪してくれたユーザーにリピート利用して貰い、いかにファンを増やしていくかが重要視されています。ネット行動分析サービスを提供する株式会社ヴァリューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻本 秀幸)では、一般ネットユーザーの行動ログとデモグラフィック(属性)情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、通販サイトのファッション領域について2015年1月~3月のサイト訪問者数、訪問回数を集計し、訪問頻度ランキングを作成しました。また、訪問頻度の高い上位サイトについて、サイト基本指標、ユーザー属性、集客構造を比較検証しました。

【調査・分析概要】
全国の20万人規模のモニター会員の協力により、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、2015年1月~3月の3カ月間で各サイト訪問者数、訪問回数を集計し、訪問頻度ランキングを作成。訪問頻度の高い上位サイトについて、同時期のサイト基本指標、訪問者の属性、流入元構成などを分析した。
※サイト訪問者数、訪問回数はPCからのアクセスを集計
※「カテゴリ」はヴァリューズが独自に定義

【結果サマリー】
◆サイト訪問者数では、カタログ通販の「ベルメゾンネット」「ニッセン」が2強。
訪問頻度では、TV通販の「ショップチャンネル」「QVCジャパン」をはじめ、「ZOZOTOWN」が上位に。
まず、2015年1月~3月の3カ月間で「ファッション」カテゴリのECサイト訪問者数を集計したところ(表1.)、訪問者数の1位「ベルメゾンネット」2位「ニッセン」で、ユーザー数ではカタログ通販サイトが2強となっていました。3位は「ユニクロ」4位には「ZOZOTOWN」が入っていますが、トップ10のうち半数がカタログ通販サイトとなっており、依然としてカタログ通販の集客力の高さがうかがえます。

次に、同期間のサイト訪問回数を集計し、ユーザー1人当たり訪問回数(訪問頻度)でランキングしたところ(表2.)、1位は「通販・テレビショッピングのショップチャンネル」、2位「QVCジャパン|世界最大級のテレビショッピング・通販」、3位「ZOZOTOWN」という結果になりました。「ショップチャンネル」や「QVCジャパン」はTV通販との連携があるためか、3カ月間で1人当たりの訪問回数が10回超と非常に高くなっています。

一方、3位に入った「ZOZOTOWN」をはじめ、トップ10内の「スタイルクルーズ」「ワールド オンラインストア」「Stylife」などは、各アパレルブランドのファンが、新作やセールのチェックなどでリピート訪問していると考えられます。また、4位のニッセンが運営する「アウトレット通販 BRANDELI」や、「ギルト」「ファミリーセール グラムール」等、会員制のアウトレットやセールサイトが、複数、訪問頻度上位にランクインしていることも特徴的です。
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◆集客施策はサイト特性が顕著。ZOZOTOWNは自然検索流入、ブックマーク経由などでファンをつかむ。
来訪頻度の高い上位ファッションECのうち、TV通販からは「ショップチャンネル」、アパレル特化のECモールから「ZOZOTOWN」、会員制アウトレットモールより「BRANDELI」、の3サイトについて、サイト基本指標を比較してみました(表3.)。まず特筆すべきは、各サイトともに直帰率が20%前後と低く、平均滞在時間は約10分と、来訪してくれたユーザーを逃さず、サイト内で回遊・滞在させるつくりになっている点です。また、購入者に絞った平均滞在時間では、「ZOZOTOWN」は30分を超えており、各サイト共通して、購入者では平均滞在時間が約2~3倍に伸びています。吟味しながら購入を検討しているようです。
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サイト訪問者の属性でも、各サイトのターゲット像が明確にあらわれています(グラフ4.)。性別では各サイトとも女性の割合が高くなっていますが、「ZOZOTOWN」では男性比率も37%あります。また、年代では「ZOZOTOWN」は20代~30代が56%、一方の「ショップチャンネル」は50代~60代が67%を占める結果となりました。
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最後に、各サイトの集客構造を比較してみましょう(グラフ5.)。「ショップチャンネル」や「ZOZOTOWN」は、「お気に入り(ブックマーク)/履歴」経由の流入が30%を超えており、一定のファンがついていることがわかります。「BRANDELI」は最初にメルマガ登録をしてセール会場へ誘導するつくりになっているため、「メール経由」の流入が27%と高くなっています。また、「ZOZOTOWN」では「自然検索」経由の流入割合が47%と高くなっています。検索キーワードはサイト名の「ZOZO」をはじめ、各アパレルブランドの名称や、「トレンチコート」「チェスターコート」等アイテム名など、バラエティに富んだ結果となっていました。流行の変化が激しいファッション業界ですが、常に新作が入荷する「ZOZOTOWN」では旬のキーワードを的確にとらえたSEO対策が、有効に機能しているようです。
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本リリースで用いたデータは、当社サービス「VALUES eMark+」を使用して集計・分析を行いました。本サービスには<無料トライアル版>である「【eMark+】Free」もございます。 「【eMark+】Free」では、業界別にサイトの訪問者数ランキングや、見たいサイトを指定して、過去からの訪問者数の推移、ユーザー属性(性別、年代など)を確認できます。ご登録・ご利用は無料です。

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■株式会社ヴァリューズについて
株式会社ヴァリューズは、マーケティングノウハウとIT先端技術を活用して、新たな市場価値の創造をサポートする、事業成長支援企業です。 20万人規模のモニター会員の協力により、行動ログとデモグラフィック(属性)情報を活用した次世代マーケティング手法「VALUES eMark+」(ヴァリューズ イーマークプラス)サービス提供のほか、経営課題のコンサルティングから、課題解決、販売促進の支援まで、独自のノウハウとソリューションで多くの企業を支援しています。

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【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ヴァリューズ 子安 (こやす)
TEL: 03-6277-6812 E-mail: press@valuesccg.com

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