天竜病院の院内学級において4月度より「すらら」の利用開始

株式会社 すららネット 2015年04月01日 11時34分
From PR TIMES

“教育のゲーミフィケーション”を具現化!クラウド型学習システム「すらら」 長期入院の子ども達の社会復帰に向け学習をサポート

株式会社すららネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:湯野川孝彦)が展開するクラウド型学習システム「すらら」が、独立行政法人国立病院機構 天竜病院(所在地:静岡県浜松市 以下、天竜病院)の院内学級において、2015年4月の新年度より本格的に利用開始されます。



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今回の天竜病院の院内学級における「すらら」の利用は、12歳から15歳の患児約10名を対象に2015年4月の新年度から本格的に開始されます。院内での学習時間は毎週月曜と木曜の14時から15時まで開設されるほか、個別に担当看護師と時間を決めて、子ども達は好きな時間に学習することが可能です。

長期間の入院中、メンタル面のケアを受けている子どもたちにとって、学校への復帰のハードルとなるのが勉強の遅れです。現場の医師やスタッフ達が、子ども達の学力をカバーするための学習支援の必要性を痛感していたことから、今回の天竜病院での「すらら」の活用につながりました。院内に設けられた学習室で、治療と並行して「すらら」での勉強を自主的に行うことで、より確実で円滑な社会復帰の道筋をサポートできることにつながる、と医師や看護師、心理療法士などの現場のスタッフ達は考えています。

また、子どもによっては、他者に進度を合わせたり、対人で教えられることに対して精神面でのストレスを感じるケースがあります。「すらら」での学習ではそのような対人ストレスが無く、自分のペースで学習を継続的に進めることができます。加えて、アダプティブな学習では誰でも一定の成功体験を得ることが可能で、それは自己肯定感に繋がり、より持続性の高い社会復帰の実現へ繋がるのではと期待されます。

特に、発達障害の子ども達にとって、「すらら」はビジュアルなアニメーションと音声の両方で解説するため理解しやすく、パソコンを好む患児が多いことからも利用にあたって大きなメリットがあります。

なお、今回の院内学級での「すらら」の本格利用は、心理療法士や看護師の努力のもと、勉強を教えることを専門としない職員により実施されます。今回の本格利用開始を前に、若干名の子ども達が「すらら」を試用してみたところ反応が良く、指導者が側に付きっきりでいる必要が無かった点も、今回の本格利用開始につながりました。

天竜病院は、1979年より子どもと大人の心の治療を行ってきましたが、近年、悩みを抱えた子どもたちの数が増加していることから、2012年より初診を15歳以下に制限した児童精神科を設立しています。今回、天竜病院から徒歩5分の場所に位置する県立天竜特別支援学校に通うことが困難な入院患児に対しても社会復帰への足がかりとなる学習サポートを行います。

今後もすららネットでは、クラウド型学習システム「すらら」をご利用いただくことで、様々な環境下の子どもたちに対し学習サポートを提供するとともに、指導者側の負担軽減の一助となりたいと考えております。

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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