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英控訴院が英国消費者の訴訟を阻止するGoogleの試みを棄却

Google Action Group 2015年03月30日 16時50分
From 共同通信PRワイヤー

英控訴院が英国消費者の訴訟を阻止するGoogleの試みを棄却

AsiaNet 59999(0437)

【ロンドン2015年3月28日PRN=共同通信JBN】
*イングランド・ウェールズ控訴院は、英国のコンピューターユーザーによる英国での訴訟を阻止しようとしたGoogleの試みを棄却した。

今回の重要な聴聞は、英国高等裁判所が先に下したGoogleの敗訴判決に次ぐものである。コンピューター大手企業Googleがトラッキングクッキーをユーザーのコンピューターに保存しないでほしいとするユーザーの要望を無視したことを受け、英国のコンピューターユーザー3人はGoogleを訴訟、Googleがこれを阻止しようとしたが、英国高等裁判所でGoogleが敗訴した。Googleはその判決を不服として上訴し、この問題は深刻なものではなく、原告側はGoogleの法的措置の結果として金銭上の不利を被ったとは立証されないと主張した。控訴院はこの主張に同意せず、判決で以下のように述べた。

「これらの主張は審理に値する重大な問題を提起している。原告はそのインターネット利用および利用に関連して、しばしば極めてプライベートな性質の情報の秘密に関わる包括的な追跡および照合が行われたとの主張に関係している。この訴訟は、自律への侵害によって生じた不安と苦痛に関わるものである」

Googleに対する3人の原告の中の1人であるマーク・ブラッドショー氏はこの裁定を歓迎して、以下のように語った。

「これは小さな者が大きな者を倒すというダビデとゴリアテ(旧約聖書のサムエル記)の勝利である。控訴院は、Googleが英国司法の目をくぐり、巨大なリソースを利用することはできないことを保証した。私のような一般的なコンピューター利用者は、受け入れがたく、かつモラルに反した不正な行動について、この大企業を法廷で裁いてもらう権利を持つようになる」と語った。

控訴院はまた、プライバシーの侵害は不法行為であり、金銭的な損失を被った時だけ起訴できるというGoogleの主張を退けた高裁のトゥーゲントハット判事の裁定を再確認した。

判決は、Googleがトラッキングクッキーに依存する広告サービスからいかにして利益を上げたかを詳述し、同社は「DoubleClickサービスによって年間数十億ドルの利益を上げていた」と述べた。このサービスは、DoubleClick ID Cookieがユーザーのコンピューターに保存されればインターネット閲覧の傾向、社会階級・人種・民族性、性的関心、労働組合員、宗教・政治信条、精神的・身体的健康、財政状態などのデータを収集する。このような情報は、トラッキングクッキー保存を認めないApple Safariウェブブラウザーのデフォルト・プライバシー設定があるにもかかわらず、いわゆる「Safari回避策」を通じて2011年と2012年にかけた9カ月間に収集された。判決は「関連する期間中にSafari回避策を実行した結果、被告(Google)はSafariユーザーの承知もしくは同意なしに、上述に関連するプライベートな個人情報を取得、記録した」と述べている。

原告を代表する法律事務所Olswangのパートナーであるダン・テンチ氏は判決を歓迎して、「これは英国消費者のプライバシーに非常に深刻な侵害を試みたことから逃れ、もしくはそれを矮小化しようとするGoogleを阻止する重要な判決である。数十億件の広告情報を得たGoogleは、9カ月もの期間にAppleユーザーを秘密裏に追跡したいたことを承知していなかったと主張して、消費者が金銭的損失を受けなかったとして、この問題は些細な問題であるため何らの被害もなかったと主張した。控訴院はこのような主張が消費者の市民権侵害であり、英国法廷の前では違法であると判断した。われわれはGoogleがこの法的決定を順守するよう期待する」と語った。

判決は2011年夏から2012年春の関連期間中のAppleコンピューター、iPhones、iPadsのユーザーによる数百万の英国市民による訴訟の道を開く。Google Action Groupは非営利会社であり、Safari回避策を通じてプライバシーを侵害したインターネット大企業に対する申し立てを管理するため設立された。関連する期間中に英国およびウェールズでSafariブラウザーを利用した人はすべて、Googleに対するグループ活動に参画する権利がある。

(編集者注)
Google Action Groupは非営利会社であり、Googleに対する消費者の申し立てを管理するため設立された。Google Governance Campaignによって創設された同グループは、財政的支援を受けており、スペシャリストの法律事務所ができるだけ早期の機会を得て訴訟を起こすよう指示されている。グループのウェブサイトリンク は30日に開始され、この訴訟行為に参加を希望する消費者は誰でもこのウェブサイトを通じてグループと接触してもらいたい。

ソース:Google Action Group

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