ザ・ウォーター・マン・オブ・インディアが2015年ストックホルム・ウォーター・プライズ受賞

ストックホルム国際水協会 2015年03月20日 16時45分
From 共同通信PRワイヤー

ザ・ウォーター・マン・オブ・インディアが2015年ストックホルム・ウォーター・プライズ受賞

AsiaNet 59873

ストックホルム、2015年3月20日/PRニュースワイヤー/ --
インドのRajendra Singh氏は、インド農村部における水の安全保障の向上に向けた革新的な水問題改善の取り組み、そして最も必要としている人々の生活状況改善を追求するという並はずれた勇気と決意の表れが評価され、2015年ストックホルム・ウォーター・プライズ受賞者に選ばれました。

1959年生まれのSingh氏は、インドのラージャスターン州を生活と仕事の場所としています。彼の業績には匹敵するものがありません。つまり、地元住民との密接な協力の中、彼と彼の組織は、いくつかの河川をよみがえらせ、千の村に水と生活を取り戻し、数えきれないほどの人々に希望を与えてきました。

受賞の知らせを受けて、Singh氏は次のように述べました。「これは、励みとなる、活力を与えてくれる、そして奮起させてくれる知らせです。雨水貯留というインドの知恵を通して、私達は、無力な、見捨てられた、貧窮した、不毛な村を、再び豊かで健康な状態にしました。」

ストックホルム・ウォーター・プライズ委員会(The Stockholm Water Prize Committee)は次のように述べています。「今日の水問題は、科学や技術のみでは解決できません。参加型活動、女性の社会的地位の向上、土着のノウハウを現代の科学や技術面での取り組みに結びつけることを通して、地域の水問題を解決するための社会的能力を築くことが、Rajendra Singh氏のライフワークです。」

ストックホルム国際水協会(SIWI)理事であるTorgny Holmgren氏は、次のように述べています。「Singh氏は、希望の光です。彼は、まさに村に生活を取り戻したのです。もし私達が一生涯に渡って持続可能な水の使用を獲得しようと思うのならば、彼の教えと行動を深く心に留める必要があります。」

Singh氏が用いた方法は、雨水を集めて蓄えるという古代インドの方法を現代化したものです。この方法は、英国の植民地支配のもとで使われなくなりましたが、現在ではインドの最も乾燥した州に水を取り戻しました。

気候変動は、世界中の天候パターンを変化させており、以前よりもひどい干ばつや洪水が頻繁に起こっています。雨水を貯める方法を学ぶことは、世界の大部分において鍵となる技術になるでしょう。

Rajendra Singh氏は、「私達のこの仕事は、洪水と干ばつを世界的に解決する一つの方法です。」と述べ、地域、国家、国際、そしてとりわけ、村のレベルで効果があることを付け加えています。

ストックホルム・ウォーター・プライズの後援者である、スウェーデンのカール16世グスタフ国王陛下が、ストックホルムの2015年ワールド・ウォーター・ウィーク期間中の8月26日に催されるロイヤルアワードセレモニーにてRajendra Singh氏に賞を授与される予定です。

編集者注記:
受賞者、プライズ、SIWIについての詳細情報は、リンク をご覧ください。

情報源:ストックホルム国際水協会

(日本語リリース:クライアント提供)

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