テレダイン・レクロイ、MIPI M-PHY対応自動コンプライアンス試験パッケージを発表

テレダイン・レクロイ・ジャパン株式会社（東京都府中市、代表取締役社長：原 直）は、本日、自社のデジタルオシロスコープでMIPI MPHY規格に準拠した自動物理層送信機コンプライアンス試験を行うオプションを発表しました。新しいコンプライアンス試験ソフトウェア QPHY-MIPI-MPHYは、数多くの周期に渡る信号の計測を行うことで素早くM-PHY企画への準拠を高い確信をを持って検証することができます。試験は、 HS-MODE, PWM-MODEと SYS-MODE信号で、現行規格の全てのギア(GEAR)で行われます。M-PHY試験用に作られた新しいハードウェア、アクティブ・ターミネーション・アダプタは、被試験デバイスとオシロスコープの接続を簡素に、安価で、高い信号忠実度を確保します。QPHY-MIPI-MPHYコンプライアンス・ソフトウェアは、他のコンプライアンス・ソフトウェアと同じQualiPHY自動試験フレームワークをベースに作成されており、接続図を表示し、オシロスコープを自動操作し、レポートの自動作成を同じように行うことができます。

【高度なM-PHYデバッグと解析】
新しいQPHY-MIPI-MPHYコンプライアンス・テスト・ソフトウェアは、強力なM-PHY物理層解析機能とプロトコル・デコード・デバッグ・ツールセットを搭載しています。 この高度なプロトコル・デコードと物理層試験およびアイパターン解析ツールは、M-PHYシステムやインターコネクトの設計とデバッグを簡素化します。高度で、短時間で行える計測と解析ツールは物理層計測とデコードされたプロトコル情報を対応させて同一画面に表示できるので、物理層とプロトコルの相関を詳しく検証できます。この物理層試験とプロトコルデコードの組み合わせを使えば、コンプライアンス試験における不合格の根本原因を迅速に見つけ出すことができます。

【簡単で高度なM-PHY試験】
新しいM-PHY物理層送信機コンプライアンス試験オプションはテレダイン・レクロイの強力なM-PHY用の他の試験ソリューションと組み合わせることができます。この試験ソリューションには、以下の製品が用意されます。

【プロトコル試験】
Eclipse x34? プロトコル・アナライザは、スタンドアローンのM-PHYアナライザでx１からx4までのマルチレーンに対応し、 HS GEAR1, GEAR2とGEAR3に対応するハードウェアを持っています。ハードウェアの接続は、M.2, SMA, マルチリードやミッドバスを含む多様なプロービングをサポートしています。Eclipse x34は、M-PCIe, SSICをサポートし、Unipro/UFSプロトコルもまもなくサポートされます。

【受信機試験】
PeRT3　PhoenixのMIPI M-PHY受信機試験ソリューションは、MIPI MPHYプロトコルの物理層試験を提供し、HS GEAR1, GEAR2とGEAR3, およびPWM Mode (G0-G7)を全ての速度でサポートします。また、PeRT3はカスタム設定できるステートマシンを用いて、実際のシリアル・データプロトコルをモデル化することができます。

この製品のフル・ファミリーは、モバイル市場のエンド-ツー-エンド試験を提供し、シアトルで行われるMIPIアライアンス・メンバー・ミーティングで展示されます。

【オーダー・インフォメーション】
製品名　　 仕様
QPHY-MIPI-MPHY MIPI M-PHYコンプライアンステスト・オプション 110万円（税別）

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【Teledyne LeCroy Inc.について】
Teledyne LeCroy Inc. は最先端の高度な測定・解析が行える計測機器を製造、販売しています。Teledyne LeCroy Inc.が提供する高性能のデジタル・オシロスコープおよびシリアル・データ・アナライザ、多くの分野の電子設計技術者に幅広く利用されています。Teledyne LeCroy Inc.はニューヨーク州チェストナットリッジに本社を置いています。詳細については、ウェブサイト（リンク）をご参照ください。
なお、製品の仕様や発表内容は、予告なく変更されることがあります。

【この発表に関する問い合わせ先】
テレダイン・レクロイ・ジャパン株式会社
〒183-0006　東京都府中市緑町3-11-5
マーケティング･センター
Tel: 042-402-9400（代表） Fax: 042-402-9586
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