夕方の足のむくみ&お酒を飲んだ翌日の顔のむくみ。その原因とは?

ウーマンウェルネス研究会supported by Kao 2015年03月12日 12時00分
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■そもそもむくみとは?

むくみの原因である「余分な水分」とは、血管からしみ出した血しょう(血液から赤血球、白血球、血小板を取り除いた液体)成分です。血液が運んできた栄養分や酸素は、血しょうが血管の外に出ることで組織液となり、体中の細胞、組織に運ばれます。そして細胞の排出した老廃物や二酸化炭素を回収し、静脈やリンパ管を通じて心臓に到達、再び血液となって体中を循環します。
しかし全身の血のめぐりが悪いと、組織液が静脈やリンパ管に回収されなかったり、リンパ管や静脈に回収されても、その先にスムーズに流れなくなったりします。この組織液などの余分な水分が、体内組織(細胞)など血管の外側にたまった状態をむくみといいます。
静脈やリンパ管を通る液体は、身体を支えたり動かしたりする「骨格筋」が収縮することで心臓まで押し戻されますが、運動量や筋肉の量そのものが少なかったりすると、ポンプのように押し戻す力が弱いため、静脈やリンパ管の流れが滞り、細胞間にたまってしまうのです。


■むくみを放置するとどうなる?

むくみを放っておいても元に戻りますが、もともと冷えや筋力不足がある場合は、積極的に解消したほうがいいでしょう。むくみの原因である血めぐりが悪化すると、ますますむくみやすい体質になります。そうすると、身体の代謝が落ちるので太りやすくなってしまいます。また、むくんだ場所がケガなどによって感染を起こすと治りにくくなります。感染に限らず、むくんだときは、ケガなどをしないように気をつけたほうがいいでしょう。


■夕方になると足がむくむワケ

私たちは日中、立ったり座ったりして過ごしています。この間、心臓は全身に血液を送り出していますが、時間がたつと重力によって、だんだんと足のほうに組織液がたまっていきます。夕方に足がむくみがちなのはこのためです。
足に送られてきた血液を心臓に戻そうとすると、重力に逆らうため大きな力を必要とします。その力は、ふくらはぎの筋肉を動かすことで生み出されます。座りっぱなし、立ちっぱなしで筋肉を動かさないでいると、足の血流が滞り、余分な水分が細胞間にたまってむくんでしまうのです。
なお、むくむ人とむくまない人がいるのは、運動量や筋肉量の違いによります。動いていても筋肉量が極端に少なければ、やはりむくみやすくなります。女性が男性よりむくみやすいのは、一般的に男性のほうが筋肉量が多いからです。

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■お酒を飲む&泣いた翌日に顔がむくむのはなぜ?

check横になることで、余分な水分が体中に均等にいきわたるため

check顔、とくに目のまわりの組織は粗く、水が溜まりやすいため

アルコールは浸透圧が高いため、飲みはじめは尿として排出されます。水分が排出された分、身体はその水分を補おうとして水分をとります。さらに、アルコールを分解するには水が必要なので、身体はより多くの水分を摂取します。つまり、この排泄量を上まわる摂取量がむくみの一因なのです。また、アルコールと一緒にとる食事やおつまみには塩分が多く含まれていることが多いので、塩分によってもむくみやすくなります。
泣いて顔がむくむのは、目のまわりの組織は粗く、水分が入るスペースが多いからです。また、涙は血液から血しょう成分を取り出したものです。そのため、泣けば泣くほど血液が使われて、血めぐりが悪くなるといえます。さらに、泣いて目をこすったりして目のまわりに炎症が起きると、それを冷やそうとして水分(血しょう成分)が集まり、たまってしまいます。

>>つら~い生理痛対策。解決のカギはむくみケアにあった!
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監修:川嶋朗先生

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