Cloudera、昨年度のソフトウェア製品売上が1億ドルを突破!

クラウデラ 2015年02月20日 12時41分
From PR TIMES

~対前年度比で100%の伸びとなり、 オープンソースソフトウェア企業として歴代2位を誇る規模に~

米国カリフォルニア州パロアルト - 2015年2月17日 発: Apache Hadoop(TM) をベースとした企業向けデータ分析マネジメント分野のリーダーであるCloudera(本社:カリフォルニア州パロアルト、CEO:Tom Reilly)は本日、Hadoop市場とそのエコシステムに対する市況に関わる見解を発表しました。直近の業界イベントにおいて、CEOのTom Reillyと共同創業者でチーフストラテジーオフィサーである Mike Olsonは、Hadoopの市場勢力、エコスシステムの優位性、ビッグデータから価値を引き出すことに成功した顧客案件などについて意見を交わしています。特に、エンタープライズにおける利用推進に向けたApache Hadoopのパフォーマンスやセキュリティ、管理性能など、2015年のコミュニティのイニシアティブについて言及しています。

さらにTom Reillyは、Clouderaの2015年度(年度末は2015年1月31日)の優れた業績に触れ、全世界のエンタープライズにおける豊富な事例を参考に、このような動きは、企業がHadoopを自社のデータ管理戦略の中心に据えようとしていることの表れであると話します。Clouderaは、エンタープライズ向けHadoopの最大シェアを占める企業であり、業界における数多くの専門家によって、Hadoopの選択およびビジネス成功上の基準と見なされています。今回、Clouderaが優れた業績を報告することができたのは、Apacheコミュニティに対する多大な貢献、パートナーのエコシステム、増え続ける顧客企業、グローバルの専門家チームなどに支えられた結果と言えます。

Tom Reillyは次のように述べています。「2015年度は、Clouderaにとって、また業界にとっても特別な年になりました。すべての業務面でClouderaは大きな躍進を遂げ、Apache Hadoopコミュニティに対するコミットメントと協力により、Hadoopの採用を大幅に拡大することができました。また、Apache Hadoopに対する投資者との協業によって、現状を打破する最新のテクノロジーを提供することで、お客様がデータ中心型のビジネスに転換できるようになったことを誇りに思います。Clouderaは、全世界でビジネスを展開していますが、さらに深く垂直市場に進出し、ビッグデータに対する最もセキュアで堅牢なプラットフォームを提供することで、お客様に絶大なビジネス価値を提供するような新たな事例を作り出していきます。弊社では、これまでの成功に大変な喜びを覚えると同時に、Hadoopの成長を支え、大きな影響を及ぼしてきたコミュニティに広く賛辞を送りたいと思います」

Clouderaでは、以下のように2015年度の業績(2)を公表。Hadoopの力強い勢いを示すものとなっています:

・年間のソフトウェアサブスクリプション更新による売上(3)は対前年度比約100%の成長
・会計監査前の暫定総売上が1億ドルを超える
・エンタープライズ向けソフトウェアサブスクリプション数(4)は約525となり、前年度比85%以上の伸び。また、約250の新規企業を獲得
・業界最大となるClouderaのパートナーエコシステムは1,450社を超え、EMC Isilon、Microsoft、Red Hat、SAP、TCS、Teradataなど、新規または関係を強化したパートナーが含まれる

「Hadoop市場とCloudera自身のビジネスを成長させることで、エンタープライズデータハブの浸透に直接貢献し、今やこれがClouderaの新規ビジネスの60%を占めるようになっています。実際、EDHを採用しているお客様は、ビッグデータから得られる価値の大きさを目の当たりにして、これまで以上の割合でHadoopの利用を継続および拡大させています」とMike Olsonは話します。

エンタープライズデータハブ (EDH) は、Hadoop上に新しいデータマネジメント・プラットフォームを構築するための「リファレンスアーキテクチャー」です。EDHは、データベースやエンタープライズデータウェアハウス、データ統合ツール、分析アプリケーションなどの既存システムと統合されることで、その威力を発揮します。この点から見れば、EDHは既存システムを補完するものとして、エンタープライズのワークロードの発生元を最適化し、エンタープライズのあらゆるデータに対するアクセスや分析を可能にします。

オープンソースエコシステムとコミュニティの発展

Mike Olsonは「2014年、本コミュニティは、企業が分析のための複数のワークロードやアプリケーションをシームレスかつセキュアに実行できるよう、特にセキュリティやHadoopとスムーズに連携するリアルタイムでインタラクティブなストリーミングアプリケーションに注力してきました。Clouderaは、これまでにも同様の対象に貢献してきましたが、Apacheソフトウェア財団と共に、さらにHadoopのエコシステムを育成できるよう革新を進め、Hadoopオープンソースソフトウェア開発のリーダーシップを取り続けることに専念します」と述べています。Clouderaの従業員は、現在800名を超え、Hadoopエコシステムプロジェクト全体のコミッター数は、他のいかなるベンダーよりも大きなものになっています。

さらにMike Olsonは、最近のコミュニティの成果についても解説しています。Clouderaでは、セキュリティの重要性を高めるため、Apache Sentryの革新を継続すると共に、Gazzangの買収やIntelとのパートナーシップを通じて、チップレベルの暗号化でHadoopの最適化を行ない、ほとんどパフォーマンスに影響を及ぼすことなく、全データに対するHadoopの暗号化を実現しています。たとえば、MasterCardは、この革新的な技術によりClouderaのエンタープライズデータハブ上で、PCI (Payment Card Industry) データセキュリティ基準を達成し、この認定を受けた初のHadoopシステム保有企業となりました。

Clouderaでは、100%オープンソースのインタラクティブSQLエンジンである、Impalaの新バージョンをリリースしています。エンドユーザーは、Impalaを使用することで、Hadoopに保存されたデータを業界標準のアプリケーションから読み出すことができます。Mike Olsonは、ヘルスケアITの先端企業であるCerner社の発表に言及し、EDHを利用することで、患者の満足度を向上させるヘルスケアシステムを総合的に理解できるようになったとしています。Cernerは、Hadoopによるビッグデータが数百名の命を救ったと述べています。Mike Olsonは、「Cernerを始めとする取り組みの結果、データ中心の考え方が社会に貢献していることを栄誉に思います」と話します。

2005年来、Clouderaのメンバーは、SparkやYARNを始め、20ものHadoopエコシステムプロジェクト(5)を創設または共同で創設し、他のメンバーと共に重要な役割を担ってきました。

パートナープログラム参加社は640増加、合計1,450社を超える

ClouderaのパートナープログラムであるCloudera Connectも年間で78%拡大。お客様は既存のデータマネジメントインフラストラクチャーと組み合わせることができるより多くの完成された統合ソリューションを利用できるようになりました。2015年度にClouderaは、Accenture、Capgemini、Dell、EMC Isilon、Informatica、Intel、Microsoft、MongoDB、NEC、Red Hat、SAP、Teradataなどとのパートナーシップを発表し、Hadoopの導入を加速させています。

「2015年度はCloudera、Apache Hadoopコミュニティ、パートナー、そして何よりも、ビッグデータに取り組み、そのメリットと大きなビジネス価値を体得することができたお客様に取って素晴らしい年となりました。Clouderaは新年度に向け、さらなる革新とコミュニティとの協業を推し進める所存です」とTom Reillyは締めくくりました。

【 Clouderaについて 】

Cloudera は、業界初の Apache Hadoop™ 上のエンタープライズデータハブである、ビッグデータ向け統合プラットフォームで、エンタープライズデータマネジメントの変革を続けています。Cloudera は、すべてのデータを1ヶ所にストアし、処理・分析することで、既存の投資に対する価値を高めると同時に、全く新たな方法でデータから価値を引き出すための手段を提供します。保存、アクセス、管理、分析、セキュリティ、検索など、重要な業務データを扱う上で必要なソフトウェアを含む、エンタープライズデータハブに必要なすべてを提供できるのは、Cloudera だけです。また、Hadoop プロフェッショナルの有数の育成機関として、全世界で 30,000 名以上の人々を教育してきました。さらに、1,450名以上のパートナーとベテランのプロフェッショナル・チームが高い時間価値を提供します。エンタープライズデータハブを確実に稼動させるために必要となる、予知・予見的なプロアクティブサポートを提供できるのは Cloudera だけです。すべての業界の先端企業や世界中の公的機関で、Cloudera はその実務に活用されています。リンク

【報道関係者の方からのお問い合わせ先】

Cloudera株式会社
マーケティング担当:木林
press-jp@cloudera.com

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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