JPモルガンのスペシャリティファイナンスのヘッドがLCM Partnersに入社
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【ロンドン2015年2月19日PRN=共同通信JBN】欧州の大手金融会社LCM Partners(LCM)は19日、投資管理チームにフェルナンド・ヤニェス(Fernando Yanez)氏が4月からマネジングディレクターとして加わると発表した。
ヤニェス氏は弁護士として、またベテランの投資銀行家として、17年以上の経験を持つ。最近ではJPモルガン(欧州中東アフリカ)でスペシャリティファイナンス・FIG(金融機関グループ)・M&A部門のヘッドを務めた。JPモルガンには2005年に入社し、2009年にロンドンに移って、JPモルガンのスペシャルティファイナンス部門を欧州でベストに育て上げた。JPモルガン入社以前に同氏は、ニューヨークのSidley Austin Brown & WoodとメキシコのBashamでM&A専門弁護士だった。
LCMのポール・バーデル最高経営責任者(CEO)は次のようにコメントした。
「フェルナンドの経験と勝ち得た名声は、わが社の現有チームには大きな力だ。そのことと彼の業界内での関係の強さによって、われわれの取引先はさらに拡大する。LCMは今でも欧州で1800以上のポートフォリオに投資し、優位に立っている。さらに欧州のスペシャルティファイナンスで大物のフェルナンドは、セルサイドの実績から何に価値があるかを完全に理解しており、投資銀行業務からファンドマネジメント業務への移行は、彼ならスムーズにできるだろう。喜んで彼をわが社に迎えたい」
フェルナンド・ヤニェス氏は次のようにコメントした。
「LCMにこのような重要な成長段階で加われて、とてもうれしい。JPモルガンからほかの投資銀行へ移るとは考えもしなかったが、今回のチャンスは見逃せなかった。LCMのチームとかかわって、その実力と実績の高さを認識した。チームとのこの経験によって、チームの目指すところが私の思いと完全に一致し、私が加わりたいのはこの組織だと確信した」
(編集者注)
LCM Partnersは金融業界で無敵の投資手法を提供するスペシャリスト・ファンド・マネジャー。1800以上のポートフォリオを抱え、その額面価値は110億ユーロを超える。
同社はLink Financial Groupの一員で、欧州では最大規模の債権・不良債権(NPL)のバイヤー兼サービサー(回収会社)である。過去4年以上でInsight Investment Managementとともに2件の消費者向けNPLファンドのローンチに成功した。2014年7月にはLCM Partners名で新しいCredit Opportunities Fundをローンチしている。
ソース:LCM Partners
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