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Altair OptiStruct®がパワートレインシミュレーションのためにAVL EXCITEとの連携を強化

エンジンの動解析および音場解析のロバスト性を改善

AltairおよびAVLは、高く評価されている有限要素解析(FEA)ソルバーであり、Altair HyperWorks®コンピュータ支援エンジニアリング(CAE)製品群の1つであるAltair OptiStruct®と、パワートレインシステムの動解析および音場のためのシミュレーション環境においてのマーケットリーダーであるAVL EXCITEの統合を強化すると発表しました。高速かつ高精度なOptiStructとAVL EXCITEの連成により、関連する処理手順の短縮化、エラーの低減、エンジン動力解析のロバスト性の改善が実現できます。

AVL EXCITE製品ファミリーは、パワートレイン中心の剛体/弾性マルチボディダイナミクス解析ソリューションであり、エンジン燃焼、トランスミッション、パワートレイン(従来型やハイブリッド/電気自動車)およびドライブラインの動解析、強度、振動および音場を計算するための高度な技術を提供します。優れたモデルの潤滑接触(スライダーベアリング、ピストンおよびピストンリング)を使用しているため、摩擦や摩耗の予測を含め、接触の挙動を詳細に調べることができます。

Altair OptiStructは、構造解析やNVH解析に加えてエンジンの動解析用の効率的な弾性体の作成のために使用されます。従来は中間ファイルの作成のための変換作業には時間がかかり、解析誤算の原因にもなっていましたが、この開発によって、Altair OptiStructは、AVL EXCITEボディ特性入力データファイル(.exb)を直接作成することを可能にした初のFEAソルバーになりました。工程は非常に単純で、中間段階を必要としないため、データ入力時間を最高50%短縮できます。
 
Ford Motor CompanyのGlobal Technical Specialist for Engine System Dynamics and Crankshaft Durability CAEであるMikhail Ejakov博士は、「Altair OptiStructを使用することで、AVL EXCITE .exb入力データファイルを直接作成することができます。この新しい機能によって、大型モデルでは長い時間がかかる大容量の中間ファイルを作成、変換する必要がなくなったため、AVL EXCITEを使用したエンジン動解析の所要時間が短縮され、ロバスト性が大幅に改善されました」と、述べています。
 
OptiStruct FEAの詳細モデルには、エンジンシステム開発に有用な応力や、その他の重要な構造情報が含まれています。AVL EXCITE入力データを直接エクスポートできるため、シミュレーション解析を効率化できます。高度に自動化された新しいインターフェースは、自動車、航空宇宙、オフロード車、モータースポーツ、鉄道など、さまざまな輸送業界分野のエンジン製造業で使用できます。相手先ブランド製造メーカー(OEM)は、処理工程改善から得られるメリットを実感しています。
 
AltairのDevelopment Director of Implicit Solver Technologies、Harold Thomasは、「以前は、トランスミッションを総合的に解析およびシュミレーションするために、エンジニアが、まずFEAを実行し、次にAVL EXCITEで使用する結果データを手作業で変換していました」 と、述べています。「Altair OptiStruct-AVL EXCITEインターフェースは、タスク自動化の顧客要件を満たすために他のソフトウェアツールとやりとりできるようカスタマイズできるAltair HyperWorks製品群のオープンアーキテクチャの強みを証明するものです。 このアーキテクチャの柔軟性によって、製品設計工程に、より統合されたアプローチをとることができ、お客様にとっての大幅な時間とコストの節減につながります」と、述べています。
 
また、Altair OptiStructを使用することにより、AVL EXCITEによって計算される過渡および周波数応答解析の両方の応力を、より速く、簡単にリカバーできます。AVL EXCITEによって生成されるモード寄与係数を使用して、大量の応力データ(3GB以上)を1分足らずで生成できます。この応力結果を、.op2ファイルとAltair HyperWorks .h3dファイルの両方に書き込んで、他のサードパーティプログラムによる疲労解析を行うことが可能です。このほかにも、Altair OptiStructの簡単に使用できる機能には、異種メッシュとコンポーネントを接続するためのタイド接触、さらに高速で解析するための結果の部分的出力などがあります。
 
AVL EXCITE Product Managerを務めるPaul Herster氏は、「この改良されたインターフェースは、AVL EXCITEを設計および解析の工程に統合し、お客様の製品化時間を短縮するというAVLの方向性を体現するものです 。 また、補完製品によって、従来の総合型ソリューションに比較して、製品化を高速化できることを示しています」と、述べています。

 
■お問い合わせ
アルテアエンジニアリング
マーケティング
03-5396-1341(代)
marketing@altairjp.co.jp

このプレスリリースの付帯情報

Altair OptiStruct®はエンジンの動解析および音場解析のロバスト性を改善

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用語解説

■AVLについて
1948年に創立されたAVLは、乗用車、トラックおよび大型エンジンのパワートレイン(ハイブリッド、エンジン燃焼、トランスミッション、電子制御ドライブ、バッテリーおよびソフトウェア)のシミュレーションおよびテストテクノロジーを開発している世界最大の独立系企業です。 AVLの北米本社は、ミシガン州プリマスのデトロイト郊外にあります。AVL EXCITE製品ファミリーの詳細についてはwww.avl.com/exciteまたはwww.avl.co.jp(AVLジャパン)をご覧ください。

■Altairについて
Altairは、ビジネスパフォーマンスの改善のために、設計、プロセス、意思決定を統合かつ最適化するシミュレーション技術の開発と様々な分野への適応に注力しています。 2300人を超える従業員を擁する非上場企業であるAltairは、米国ミシガン州トロイに本拠を置き、22ヵ国に40以上のオフィスを構えています。 顧客は多種多様な業種にわたり、その数は5000社以上にも及んでいます。 詳細については、www.altairjp.co.jpをご覧ください。

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http://bit.ly/17nL8Tr
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