logo

IBMが南アフリカに研究所を新設し、研究ネットワークを拡大

IBM 2015年02月09日 17時57分
From 共同通信PRワイヤー

IBMが南アフリカに研究所を新設し、研究ネットワークを拡大

AsiaNet 59428 (0159)

【ヨハネスブルク2015年2月6日PRN=共同通信JBN】
*ヨハネスブルクの研究所は南アフリカの国家的優先課題を支援し、ビッグデータ、クラウド、モバイル技術を活用してイノベーションを推進する

IBM(NYSE: IBM)(リンク )は6日、ヨハネスブルクに2015年4月から研究所を新設し、IBM Research - Africaを拡大すると発表した。この研究所はビッグデータ、クラウド、モバイル技術に特化することによって、南アフリカの国家的優先課題を支援し、技術開発を促進するとともに、イノベーションを基盤とした経済成長を育成する。

Photo - リンク
Photo - リンク
Logo - リンク

貿易・産業省の10カ年投資計画の一環として科学技術省と緊密に提携して、最新の研究施設はウィットウォーターズランド(Wits)大学を本拠とする。

IBM Solutions Portfolio and Researchの上級副社長であるジョン・E・ケリーIII博士は「IBMは、研究所設置場所を決定する際に2つの要因を考慮する。それは、世界クラスの技術および人材へのアクセスと、高度な情報技術を通じて最善の解決ができる喫緊のビジネスおよび社会的課題に取り組む能力である。南アフリカは当社が同地域で研究努力を拡大しようとするうえで素晴らしい環境を提供してくれる。アフリカを拠点とする当社の研究員はIBMの将来を立案し、当社が科学的発見の最前線にとどまることを保証する科学者の世界的なコミュニティーの一員である」と語った。

南アフリカのナレディ・パンドール科学技術相は「南アフリカは、技術および科学の先進国の一員である。しかしながら、イノベーションを加速し経済の多様化促進を支援するためには、研究および開発活動を活発化させることが不可欠である。われわれはIBM Researchが南アフリカに来ることを歓迎するとともに、長期的な成功を保証するためにわが国最高の科学者を提供したい」と語った。

▽イノベーションの加速
IBMの南アフリカ研究員は地元の大学、研究機関、イノベーションセンター、スタートアップ、政府機関と幅広く提携し、南アフリカで新たに生まれたイノベーション・エコシステムを強化し、次世代の技術開発を支援する。IBMはWits大学、科学技術省(DST)、科学産業研究協議会(CSIR)と合意を結び、研究プログラムと技術開発で協力を進めている。

Wits大学の副学長でプリンシパルであるアダム・ハビブ教授は「イノベーション・エコシステムの開発を成功させるには南アフリカの経済発展と国際競争力を高めることが不可欠である。IBM Researchがヨハネスブルクに立地することを決めたことでプログラマー、設計者、開発者、企業家、起業家のコミュニティーが大いに活性化することになる」と語った。

新しい研究所はブラームフォンテインのトゥシモロゴン地区(リンク )に設置される。ブラームフォンテインは現在ヨハネスブルクの最も経済的に活力がある地区の1つであり、再開発された地域である。

南アフリカの新研究チームを率いるのは、ニューヨークのヨークタウンハイツにあるIBMの最重要研究所トマス・J・ワトソン研究所(Thomas J. Watson Research Center)の科学研究員だったソロモン・アッセファ(Solomon Assefa)博士である。アッセファ博士は50を超える科学論文の共著があり、45の特許を保有している。博士は2011年、MITのTechonology Reviewによって35歳以下のWorld's Top Young Innovatorsの1人にえらばれ、さらに世界経済フォーラムではYoung Global Leaderの1人に選ばれた。昨年Fellow of the Ethiopian Academy of Sciencesにも選ばれた。

南アフリカが国家戦略とする重要分野に沿って同国科学技術の指導力を強化するために、同研究所は以下の領域に焦点をあてる。

▽デジタルによる都市の再生
研究所が都市部に立地することで、新しいIBM研究員は都市再生における高度なデジタル技術とビッグデータ分析の役割を模索する「血の通った研究所」の一環を形成することになる。モバイル技術、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)、カメラ、センサーは都市に偏在しており、輸送、エネルギー、セキュリティーなどサービス提供のあり方を再考する機会を提供する。IBMの研究員およびパートナー組織はコンピュテーショナル・モデリング、インターネット・オブ・シングス(IoT)、認知システムなどを使用するソリューションを開発することによって、市民とより効率的にかかわり、南アフリカをはじめ世界中の都市再生を支援する。

▽ヘルスケア変革を支援
南アフリカを拠点とするIBMの研究員はビッグデータと認知コンピューティングを活用する新しいアプローチを模索することで、資源に制約がある南アフリカをはじめアフリカ大陸の環境で、ヘルスケアの効率、スケーラビリティー、有効性を向上させる。IBM ResearchはKwaZulu-Natal Research Institute for Tuberculosis and HIV(K-RITH)(リンク )とすでに提携し、結核(TB)撲滅のための新しい治療法を研究している。この取り組みは細菌遺伝学および薬剤感受性におけるビッグデータ技術を活用し、抗生物質への耐性を形成するゲノム機構の理解を深めている。

▽ビッグサイエンスのためのビッグデータ
IBMの新しい研究員は宇宙の起源に関する根本的な疑問に応えることを目的としたスクエア・キロメーター・アレイ(SKA)(リンク )電波望遠鏡プロジェクトにも貢献する。最も野心的な科学的取り組みの1つで、南アフリカの科学者は、オランダ電波天文学研究所ASTRON(リンク )とIBM Research -- Zurichの科学者と連携し、130億年以上前のビッグバンまでさかのぼる情報を含む、ディープスペースに関する大量のビッグデータを収集、分析する。

IBMは約100年にわたりアフリカで事業展開してきた。IBMの事業は現在、南アフリカ、モロッコ、エジプト、ナイジェリア、ガーナ、アンゴラ、ケニア、タンザニアなど24カ国に及んでいる。IBM Research - Africa(リンク )は、アフリカの大きな課題に対する応用研究および遠大な探索的研究を行うアフリカ大陸で最初の民間研究施設であり、人々の生活に影響を与える商業的に実現可能なイノベーションを提供することにコミットしている。IBMの最初のアフリカ研究所は2013年ケニアのナイロビに開所した。南アフリカの研究施設はIBMのEquity Equivalent Investment Programme(EEIP)をサポートし、同国貿易産業省を通じて持続可能で影響力があるICTセクター開発のための国際的な成功事例に基づいている。IBMは近年、南アフリカにIBM Client Centre、Innovation Centre、Service Delivery Centre、数カ所のオフィス、データセンターの開設にも投資してきた。

70年目を迎えたIBM Researchは今後も、6大陸にある12カ所の研究所の3000人を超える研究員によって情報技術の未来を規定していく。IBM Researchの科学者から6人のノーベル賞受賞者、10人の米国家技術賞受賞者、5人の米国家科学賞受賞者、6人のチューリング賞受賞者、19人の米科学アカデミー会員、米国発明家殿堂入り14人が誕生した。これはあらゆる企業の中で最大である。

IBMの新しい南アフリカ研究所の写真を閲覧するにはウェブサイトリンク を参照。

▽問い合わせ先
Jonathan Batty
IBM Global Labs
JonathanB@uk.ibm.com
+44 7880 086571

James Sciales
IBM US
sciales@us.ibm.com
+1-914-447-6202

ソース:IBM

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。