2015年3月2~5日 スペイン、バルセロナ
フレンチテックに出展するのは、ブルターニュ、イル・ド・フランス(パリ地方)、ラングドック・ルシヨン、ミディ・ピレネー、プロヴァンス・アルプ・コートダジュールなどのパートナー地域圏、およびイル・ド・フランスの「システマティック・パリ・レジオン」やプロヴァンスの「ソリュシオン・コミュニカント・セキュリゼ」といった競争力拠点(クラスター)などです。
フレンチテック・パビリオンは面積560平方メートル近くを占め、この見本市の各国パビリオンのなかで最大の規模になります。ホール5の3つの区画(5B41 / 5B61 / 5B71)およびAPP PLANET展示会場となるホール8.1の2つの区画(8.1D41 / 8.1E49)がフランス・パビリオンの会場です。フレンチテックに参加する115社はモバイル・アプリケーション、インフラ設備、モバイル広告やモバイル・マーケティング、モバイル・ゲームや付属部品、エンジニアリング・サービスや金融サービスなど、さまざまな通信分野で活躍する企業です。
フレンチテック・パビリオンの開催には、世界各国のビジネスフランス事務所が協働しており、出展フランス企業とLG、サムスン、テレフォニカ、スペイン・ボーダフォンなど大手外国グループとのマッチング・プログラムが予定されています。
フランスのアクセル・ルメール デジタル担当大臣もモバイル・ワールド・コングレスに来場し、特にフレンチテック・パビリオンでフランスの優れたイノベーションを支援する予定です。
この見本市では数々の革新的な技術が紹介されます。その一部をご紹介します。
コプソニック(COPSONIC)社が提案するのは、市販のすべてのモバイル端末に対応する、初めての世界共通モバイル決済技術(特許取得済)です。コプソニックはセキュアな「ハンズフリー」の未来の決済システムを紹介します。音波を使用してセキュアな消費者データを交換するこのシステムにより、旧式のノキア3310から最新モデルのiPhoneまで、どんなモバイル端末も非接触型の決済装置になります。
近距離無線通信(NFC)を専門とするファモコ(FAMOCO)は、本人確認やアクセス制御が必要なさまざまな分野(eガバナンス、非接触型決済、モバイルPOSなど)で利用する高度な情報システムを開発しています。ファモコが展示するのは、セキュアな新世代オンラインNFCリーダーの独自のソリューションです。スマートフォンの技術と銀行カード分野のセキュリティ・レベルを統合しています。
LiFi(Light Fidelity)ソリューションのプロバイダーであるオレドコム(OLEDCOMM)は、ワイヤレス光通信の新技術を提案します。これは、デジタル・データをLED照明で送信する技術です。LiFiは電磁波障害や通過帯域の飽和といった問題がなく、WiFiよりもはるかに低いコストで設置できるため、ワイヤレス・データに新たな時代が到来します。この技術により、世界全体で140億の光ポイントがLiFiスポットに変貌し、地球上で最も高密度な高スループットのモバイル・インターネット接続網が生まれます。
プラデオ(PRADEO)は、アプリケーションの行動分析のためのツール「トラスト・リヴィーリング(Trust Revealing)」を考案しています。同社の製品やサービスの基盤となるこの技術により、ユーザーはアプリのセキュリティを守り、一般に公開されているストアのマイクロアプリケーションを利用したサイバー犯罪の被害を防ぐことができます。
フランス・パビリオン「フレンチテック」の出展者の全リストはウェブサイトをご覧ください: リンク
フランス貿易投資庁-ビジネスフランスについて
フランス貿易投資庁 - ビジネスフランスは、フランス経済の国際化を促進する政府機関です。フランス企業の国際展開と貿易振興、また外国企業のフランス進出を支援します。
フランスの経済国としてのイメージ向上、特に地方や企業の魅力を伝える広報活動を推進し、フランス国際企業インターンシップ・プログラム(V.I.E)の発展も担います。
2015年1月1日、対仏投資庁(AFII)とフランス企業振興機構(ユビフランス)の統合により「フランス貿易投資庁-ビジネスフランス」が発足しました。
世界70カ国に在外事務所を構え、1500人のスタッフが、国際的な官民ネットワークのもと活動し、企業へのサービスを提供しています。
詳細情報はウェブサイトをご参照ください。www.businessfrance.fr
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