女性の約6割が経験!尿もれはなぜ起こる?

ウーマンウェルネス研究会supported by Kao 2015年01月28日 11時53分
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「ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao」は、公式サイト『ウェルラボ』(リンク)にて、新たなコンテンツを発表いたしました。以下にご紹介いたします。

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成人女性の約6割が経験しているといわれる「尿もれ」。そのメカニズムを知っておきましょう。

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男女で違う!尿もれのメカニズム
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男性と女性は泌尿器の構造が異なるため、尿トラブルも異なります。女性の尿道は約4cmと、男性の尿道(約20cm)に比べて短く、また男性よりも腹筋や骨盤底筋群(骨盤の底にあり、尿道や肛門を締める働きをする複数の筋肉)がもともと強くありません。

そのため女性は尿もれしやすいといえます。骨盤底筋群は、出産や加齢によってゆるみやすくなります。
せきやくしゃみをしたり重いものをもったりしてお腹に力が加わると、そのはずみで尿もれしやすくなります。

一方、男性の尿もれは、前立腺が加齢によって肥大することで起こります。前立腺は膀胱のすぐ下に位置し、尿道を取り囲んでいます。前立腺が肥大すると、尿道が圧迫されて尿が出にくくなり、途中で尿が途切れたり、キレが悪くなったり、勢いが弱くなったりします。
また、排尿後にもれたり、膀胱に残った尿があふれてもれたりするようにもなります。

【女性の尿もれは「腹圧性」と「切迫性」の2種類】
■腹圧性尿失禁:せきやくしゃみをしたときや笑ったとき、重いものをもち上げたときなど、お腹に急に力が入ったときに起こります。妊娠や出産、加齢などで骨盤底筋群が弱くなって腹圧がかかると、尿道をうまく締められずに開いてしまうことが原因です。

■切迫性尿失禁:尿意を感じると、我慢できずにすぐ尿がもれてしまう状態をいいます。膀胱が敏感になっているため、水やドアノブを触る、冷気に反応するなどさまざまな刺激にすぐに反応し、尿もれしてしまいます。原因はさまざまですが、中高年以上の人に起こりがちというのが特徴です。
※「腹圧性尿失禁」と「切迫性尿失禁」が混在する「混合性尿失禁」も多い


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尿もれのなりやすさをチェック!
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今は尿もれの症状がない人でも、下記の症状にあてはまる数が多いほど、将来尿もれになる可能性が高いといえます。
□出産経験がある(特に、出産回数の多い方)
□出産時に難産だった
□肥満気味
□せき・くしゃみをよくする
□便秘しやすい
□運動をする習慣がない
□筋力があまりない
□急にやせた、あるいは太った
□ストレスが多い


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尿ケア専用パッドのすすめ
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生理用ナプキンやおりものシートは、粘度のある経血やおりものを吸収してナプキン内に保つことには優れていても、それよりも量の多いサラサラな水が主成分の尿を受け止めることはできません。
一方、尿ケアの専用品は、吸水ポリマーを多めに使っており、尿を素早く引き込み、高い吸収性能があります。さらに、活性炭や銀イオンなどを使用しているため、尿のにおいを抑える消臭効果にも優れており、より安心、快適に使用できます。
尿ケア専用のパッドは生理用品売り場にあり、種類も豊富です。尿もれの量が多い人は、おとな用おむつなどのあるシニア用軽失禁用品の売り場を確認してみましょう。

●尿ケア専用パッドを選ぶときの目安
1回の排尿量(正常)は、およそ150~200ccです。専用パッドを選ぶときは上記を目安にしましょう。


>>花粉の時期は要注意!せき&くしゃみによる尿もれ対策
リンク


監修:花王サニタリー研究所 室長 安藤賢治氏


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