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世界で最も総合的な前立腺がん試験ガイドラインを、2014世界がん大会における公の協議のために発表

UICC 2014年12月04日 12時20分
From 共同通信PRワイヤー

世界で最も総合的な前立腺がん試験ガイドラインを、2014世界がん大会における公の協議のために発表

AsiaNet 58859

世界で最も総合的な前立腺がん試験ガイドラインを、2014世界がん大会における公の協議のために発表

専門家は、PSA試験による恩恵の最大化および害の最小化に向かって大きく一歩進みます      

2014年12月4日木曜日 - 世界がん大会:オーストラリア、メルボルン:今日、オーストラリアにおける主要がん当局は、公の協議のために、世界で最も健全な標準的治療ガイドラインのセットを発表し、世界で 2番目に最もよく見られる男性のがんである前立腺がんのための前立腺特異抗原 (PSA) 試験に関連する恩恵の最大化および害の低減を目指しました。[1] これらの新しいガイドラインの草案は、承認された場合、PSA試験に関する国際的な意見および標準的治療の情報を提供することを期待されます。

国際対がん協会 (UICC) の会長である、Mary Gospodarowicz 教授は、このガイドラインの草案を歓迎し、次のように述べています。「現行の PSA 試験は、集団検診用には十分正確でなく、しかも使用は広範囲に及んだままです。私たちは、患者とヘルスケア専門家の両者がこの試験のリスク/恩恵を理解するのを助けることを重視し、検診に関して、彼らが、より多くの インフォームドチョイス を行えるようにする必要があります。私たちは、オーストラリアのがん当局が、真に多部門のアプローチによって開発された、前立腺がんにおいてこれまでに見られた臨床ガイドライン の最強なセットの開発 を先導していることに拍手を送ります。この審査の最終推奨案によって、PSA試験の周囲に存在する現在の混乱が一掃されることを期待しています。」

前立腺がん試験へのアプローチは、世界中で異なっています。効果的ながん検出と、過剰診断、および尿失禁、放射線治療による男性の性的能力の喪失および腸管傷害を含む、前立腺がん治療の有害な副作用についての心配へのケアとのバランスを取る必要性によって意思決定は複雑にされています。

オーストラリア前立腺がん基金 (PCFA) から資金を受けている、オーストラリアがん協議会のガイドライン部署の援助の下に開発された新しいガイドラインの草案は、これらのリスク/恩恵の心配に対処します。主な勧告に含まれるもの:

前立腺がんを示す可能性のある、前立腺がんの診断または兆候の無い男性に対して
 ・検診の恩恵および害を知らされた、定期的な試験を受けることを望む男性に対しては、50歳から69歳までは2年毎の PSA 試験を提案し、PSA が 3.0 ng/mL より大きい場合は、さらに詳細な調査を提案します。
 ・前立腺がんの早期診断のために試験を受けることに興味を持つ無症状の男性の場合には、プライマリーケアの設定において、デジタル直腸検査を通常試験として推奨しません。
 ・これから先の7年間を生存しそうもない人に PSA 試験を提案しないでください。
 ・試験を受ける決断が確認される前に、PSA 試験を受けるか否かを検討している男性に、PSA 試験の潜在的な恩恵およびリスクについて話し合う機会を含む、実証的な決断支援を提案します。

積極的監視と用心深い待機
 ・以下の基準のすべてに合致する前立腺がんを患う男性に積極的監視を提案します。
  -PSA < =20 ng/mL、臨床病期 T1-2 およびグリソンスコア 6。

 ・潜在的に治癒可能な前立腺がんを患う、用心深い待機を検討する男性に、より進行した前立腺がんへの発展およびそれによる死のリスクは、即時の決定的治療を行う場合より、用心深く待機する場合の方が高いが、中期から長期で見ると、用心深い待機が、幸福感および生活の質を損なうことはありそうもないということをアドバイスします。

ガイドライン開発委員会のメンバーおよび主導的ながん疫学者である、シドニー大学の名誉教授のBruce Armstrong AM は、ガイドラインの草案は、世界中の健康方針と調和して、国家的検診プログラムを推奨しなかったと指摘しました。「ガイドラインの草案は、一人の男性がPSA試験を要求するか彼の医者がPSA試験を提案した場合に、他の男性たちと彼らの医者の間のやりとりを知らせることを目的としています」と Armstrong AM 教授は述べました。

ガイドラインの草案は、グローバルにアクセス可能なウィキプラットフォームを介した公の協議のために今日発表され、広範囲に亘るオーストラリア専門家審議会によって開発されました。この審議会には、一般開業医、公衆衛生の専門家、泌尿器科医、病理学者、患者支援グループ、コメディカル職員などが含まれていました。この男性の健康のエリアにおけるこのような組織的な実証的審査に対して、すべての主要投資者を抱える専門家審議会とさまざまな予測が一体化したのは、世界でこれが初めてです。

PCFA CEO の Anthony Lowe 准教授は以下のようにコメントしています。「これらの新しいガイドラインの草案の開発に不可欠なものは、多種多様の利害関係者がコンセンサスを得るために共同作業をすることです。それは、私たちがPSA試験の恩恵および害、および命を救うために治療を始める最適な時期について今までに伝えられた推奨案を最大限に利用できることを意味します。」

2014世界がん大会の開会式の一環としての今日の発売に続いて、世界中からの保健専門家および一般人の興味を持たれるメンバーの、wiki.cancer.org.au/australia/Guidelines:PSATesting(リンク )でご覧になれるガイドラインの草案についての審査およびコメントを歓迎します。.協議の段階に続いて、ガイドラインの草案は、オーストラリアの国立保健医療調査委員会に承認申請のために提出されます。


終了

編集者へのメモ   

前立腺がんについて
2012年には、世界中の百万人を超す男性が前立腺がんを患っていると診断されたと予測され (男性が診断されたがんの15%)、ほとんどのケース (ほぼ 70%) は中進地域で発生しています。2012年に307,000人の死亡が推定され、前立腺がんは、男性のがんの5番目の主導死亡原因になっています。[2]

世界がん大会 (WCC) 2014 について
UICC によって2年毎に組織され、2014年12月3~6日にメルボルンで開催された WCCは、国際がん管理専門家とグローバルな保健のリーダーを一つ屋根の下に召集して、世界中のコミュニティに及ぼすがんの衝撃を低減するために、ソリューションを確認したり活動に同意したりする唯一のイベントです。今年のイベントには、110 ヶ国以上の国々から3,000人が集まりました。

2014年のイベントで取り組まれた大きなディベート:
・治療費用対恩恵
・禁煙ツールとしての e たばこの価値とそのプロモーション
・がん検診 - 個人の意思決定または集団の取り組み?

著明な国際イベント演説家の詳細を含む、大会の全プログラムは、リンク でご覧になれます。

がんコミュニティのメンバーであるメディアおよびより広い範囲の一般人は、ツイッターを介して #CancerCongress で、また @WCC2014 ハンドルを使用して WCC 2014に参加することができ、そこで、最新の開発について聞いたり、考えを共有したり、イベントの代表団および話者と情報のやりとりができます。

UICC について
UICC は、がんコミュニティを一つにして、グローバルながんの負担を低減し、より大きな公平さを推進して、がん管理を世界の健康および開発の課題に統合します。UICC は、同種類の最大の抗がん組織であり、155ヶ国に亘る 800 名の会員を擁する組織であり、世界の主要がん社会、研究所、治療センター、患者グループを代表しています。

UICC は、世界的リーダーたちと協力し続けて、がん管理方策への彼らのサポートを増加し、彼らにNCDについての UN 政治宣言において行われたがんコミットメントに対する責任を負わせることに専念しています。UICC は、世界がん大会および世界がんの日のような重要な召集機会を利用して、以下のようなロビー活動を行っています。

 ・がんを予防し管理するための方針およびアプローチの実施を評価する目標および指標を開発する
 ・グローバルな開発検討課題において、がんの優先順位を上げる。
 ・がんに対するグローバルな対応を推進する

UICCおよびその多部門のパートナーは、 政府に、がんおよび他のNCD のグローバルな負担に対処する具体的な期限を定めた目標を採用するように説得することに専心しています。また、UICC は、今170ヶ国における、ほぼ 2,000 の組織を代表するグローバルな市民社会ネットワークである、NCD Alliance の創立会員でもあります。

詳細は、www.icsg.org


参考資料
1. 前立腺がんの発生率統計。Cancer Research UK.。リンク にて入手可能 (最後のアクセスは2014年11月)
2. GLOBOCAN 2014. Cancer Fact Sheet。以下のサイトで入手可能。リンク (最後のアクセスは2014年11月)


(日本語リリース:クライアント提供)

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