クラウドファースト時代を牽引する 次世代型ハイブリッド・マルチクラウド接続サービスを提供

~AWS、ニフティクラウドなどとセキュアかつ手軽に接続可能~

株式会社ビットアイル(代表取締役社長:寺田航平 本社:東京都品川区 以下ビットアイル)は、ビットアイルのサービスを中心に、他社クラウドサービス、他社およびユーザーのデータセンターを1つのプライベートネットワークで接続し、ハイブリッドクラウド・マルチクラウド双方を実現するソリューション「ビットアイル コネクト」を2014年12月24日に提供開始します。尚、2015年1月下旬にSoftLayer、Microsoft Azureなど他社パブリッククラウドと接続するオプションを順次拡充します。

■ 「ビットアイル コネクト」概要
 「ビットアイル コネクト」は、複数のクラウドサービス、複数のユーザー拠点、複数のデータセンターを1つのプライベートネットワークで接続し、ユーザー専用環境とパブリッククラウドといったハイブリッドクラウドだけでなく、複数のクラウド活用をシームレスに行うためのマルチクラウド接続を、素早く、手軽に、低コストで実現するソリューションです。「ビットアイル コネクト」は、ユーザーに対して、個別の専用バーチャルL3スイッチを提供し、L3スイッチを通じて、ビットアイルのデータセンター内のシステム間のみならず、ユーザー拠点で稼働するシステムや他社パブリッククラウド上のシステムともプライベートネットワーク通信が可能になります。「ビットアイル コネクト」を利用することで、ユーザー専用環境とパブリッククラウド、パブリッククラウド間といった様々な組み合わせで、ハイブリッドクラウド・マルチクラウドのシステム構築・運用を手軽かつ安定的に、さらに低コストで実現可能です。

■ 「ビットアイル コネクト」活用のメリット
(1)他社パブリッククラウドとの柔軟な接続
 ビットアイルのデータセンターとアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)、ニフティクラウドなどの他社パブリッククラウドとは、ビットアイルが専用線で直接接続をしているため、ユーザーは個別に専用線を用意する必要がありません。また、「ビットアイル コネクト」を利用するだけで、複数のパブリッククラウドとのプライベート接続が手軽で簡単に利用することができます。「ビットアイル コネクト」を通じて、ユーザー拠点のシステムと複数のパブリッククラウドとの接続も可能になります。これは、ビットアイルのクラウドプロバイダー・キャリアに対する中立性があるからこそ実現できます。

(2) セキュアかつ高速なネットワーク
 ビットアイルのデータセンター内のシステムとビットアイルクラウド上のシステムとのハイブリッド環境は、ビットアイルのネットワークを通じて高速に接続されます。加えて、他社クラウドサービスの接続拠点(POP:Point of Presence)は、ビットアイルのデータセンターと物理的に極めて近い距離にあるため、他社パブリッククラウドとも低レイテンシ―で接続が可能です。

(3)短納期、低コスト、運用負荷の軽減
 「ビットアイル コネクト」を通じた他社パブリッククラウドとの接続は、ビットアイルが予め用意した各パブリッククラウドとの接続ネットワークを共用環境で提供するため、7営業日という短納期で利用でき、クラウドに求められる柔軟性を最大限に享受することができます。また、ユーザーが自身で各パブリッククラウドとの専用線接続を用意するのに比べ、1/10~1/5程度のコストで高速なプライベート接続を利用できます。さらには、各パブリッククラウドの接続拠点(POP)までのネットワーク運用をビットアイルが行うため、ユーザーはネットワークの運用負担を軽減することができます。

■ 「ビットアイル コネクト」の詳細は、下記URLを参照ください。
リンク

■ 「ビットアイル コネクト」提供の背景
 クラウドサービスの普及とともに、業務アプリケーションなどの基幹系システムのクラウドへの移行や新しいシステムのクラウド活用などが広く進んでいます。一方で、クラウドの適用範囲が広がるとともに、ワークロード特性、ライフサイクル、セキュリティ要件、性能要件、システム間連携など、個別システム特性や要件への対応において、単一クラウド事業者のサービス利用ではクラウド活用のメリットを最大限享受できないケースが多く見受けられます。そうした課題を解決するための“最適化”の手段として、ユーザー専用環境とパブリッククラウドといったハイブリッドクラウドが注目され、活用され始めています。しかしながら、ユーザーが自社だけでハイブリッドクラウドを構築するためには、専用線や専用のネットワーク機器を自前で調達・運用する必要があり、構築のノウハウに加え、高額な初期投資と納期の面で、大きなハードルがありました。

 ビットアイルは、2009年のクラウドサービス提供開始当時より、データセンターのユーザー専用環境へ柔軟にリソースを提供するというコンセプトのもと、ハイブリッドクラウドへの取組みを行ってきました。2012年にはAWSとのダイレクト接続サービスを皮切りに、他社パブリッククラウドとのダイレクト接続を推進し、現在、ビットアイル利用ユーザー約680社のうち、約25%以上、220システム以上がハイブリッドクラウド環境(※2)で稼働しています。

ビットアイルは、こうしたハイブリッドクラウドのニーズの高まり、また、今後のクラウドサービスの機能がさらに進化し、複数事業者のクラウドサービスを適材適所で活用するマルチクラウド活用も広がるものと予測しており、従来から提供しているハイブリッドクラウド接続をさらに進化させた「ビットアイル コネクト」を提供します。
利用ユーザーは、ビットアイルのデータセンターサービスおよびクラウドサービスと、他社クラウドサービスとを組み合わせて最適なインフラを構築することが可能になります。また、システムインテグレーターなどのIT事業者は、ビットアイルのデータセンターを活用することで、顧客の細かなニーズに応えるハイブリッドクラウドプラットフォームを手にすることができます。

 今後ビットアイルは、IaaSとのマルチクラウド接続だけでなく、PaaS・SaaSとの接続も強化し、企業のハイブリッドクラウド活用を支援してまいります。

以上

このプレスリリースの付帯情報

「ビットアイル コネクト」イメージ図

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

用語解説

(※2)ハイブリッド環境の利用パターン
・コロケーション+ビットアイルクラウド
・ビットアイルクラウド+他社パブリッククラウド
・コロケーション+他社パブリッククラウド
(参考)ハイブリッドクラウド導入事例URL:リンク

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