「ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao」は、公式サイト『ウェルラボ』(リンク)にて、以下のコンテンツを発表いたしました。
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~ しみるのは歯?歯ぐき?実は2タイプある知覚過敏のひみつ ~
■あなたはどっちの知覚過敏?
むし歯ではないのに歯がしみる――これが知覚過敏です。とくに冷たいものがしみるという特徴があります。
歯の外側はエナメル質というかたい組織でおおわれています。その中には少しやわらかい象牙質という組織があり、
象牙細管という細い管を通して歯の神経とつながっています。
知覚過敏は、この象牙細管から刺激が神経に伝わり、痛みが生じることで起こります。
■知覚過敏には2つのタイプがあります。
1)歯に由来するもの
歯ぎしりなどにより、歯が薄くなったところにひびが入ったり、エナメル質の根もとが削れたりします。
そうすると、その部分から神経に刺激が伝わりやすくなります。
2)歯ぐきに由来するもの
通常、歯の外側はかたいエナメル質におおわれているためすぐに痛みは伝わりません。
しかし、加齢によって歯ぐきが下がると、エナメル質におおわれていない歯ぐきのキワの象牙質が露出し、
神経に刺激が伝わりやすくなります。
■大人の知覚過敏は「歯ぐきのキワ」に要注意!
歯ぐきは加齢によっても下がるため、50代~60代の知覚過敏はおもに歯ぐきに由来するものが多いと考えられます。
大人の知覚過敏の特徴として、前歯と奥歯の中間にある「小臼歯部(しょうきゅうしぶ)」(犬歯の一本後ろの二本の歯)の
“歯と歯ぐきのキワ”で痛みを感じやすいことがあげられます。
▼大人の知覚過敏のしみる部位はこちら
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■大人の知覚過敏は歯周病のサイン?
たまにしみるという程度の知覚過敏なら、唾液に含まれるミネラル成分が歯の神経とつながっている象牙細管を塞ぎ、
自然に治ることもあります。
しかし、何の対策もしないでいると、歯周病の悪化につながることも。
50代~60代の大人の知覚過敏は歯周病のサインと受けとめて、適切なケアをすることが大切です。
▼歯ぐきを意識したブラッシングが最大のカギ!知覚過敏の予防法はこちら
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監修:高柳篤史先生
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