Cruise Linesがアジアのクルーズトレンド速報を発表
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【香港2014年11月20日PRN=共同通信JBN】
*アジアで2015年、客船52隻が1065回、定員217万人のクルーズ旅行を提供
新設されたCruise Lines International Association(CLIA)の東南アジア、北アジア両支部は20日、新しいアジアのクルーズトレンド・プロジェクト「Analysis, Assessment, Appreciation(分析、査定、評価)」の速報を発表した。これは2013年のアジア・クルーズ協会による白書「Information, Intelligence, Insights(情報、インテリジェンス、洞察)」に続くものである。両プロジェクトはクルーズ観光・戦略の国際専門企業、CHART Management Consultantsによってまとめられた。
この日明らかにされた新プロジェクトは、2013年以降の展開・収容力トレンドとともに、2015年のアジア全域のクルーズ産業の概観を与えてくれる。訪問するアジア各地の寄航港と目的地は近く発表される。さらに、この取り組みにはクルーズ運航会社からデータを直接収集して、アジア乗客市場12カ所の規模を初めて分析するという狙いがある。
CLIAのクリスティン・ダフィー社長兼最高経営責任者(CEO)は「アジアのクルーズ産業は急成長を続けており、多くの船会社は数隻の最新クルーズ船を含めて域内の収容力拡大を図っている。CLIAがこの種のものとして初めて、アジアのクルーズ乗客市場の規模に関するハードデータの分析に着手することを決めたのは、船会社やクルーズ産業関係者がトレンド、乗客市場規模、この活気ある刺激的な地域の成長の可能性に理解を深めたいと切望しているためである」と語った。
CLIAの東南アジア責任者、アン・シェリー氏は速報について「アジアのクルーズ規模、3年という短期間の成長は目覚しいものがある。来年はアジアで26のクルーズブランドが52隻を運航、このうち9隻は通年運航する」とコメントした。
また「2013年、アジア-アジア・クルーズは802回だったが、2015年には981回になる。しかし、現代的な大型客船の運航増大を受けた収容力拡大はもっと印象的だ。昨年、2013年に、アジア-アジア・クルーズの乗客収容能力は140万人だったが、来年は2050万人と19.5%の年次成長率を記録する」と述べ「加えて、さらに11万5360人の乗客が長期航海でアジアを経由する。2013年の収容力7万3616人から年25%伸びる」と指摘した。
CLIA北アジア責任者のジナン・リウ博士は「成長がどこで起きているかを見ることは洞察に満ちている。このプロジェクトは東アジア運航の日数は年20.5%成長、東南アジアでは10%伸びている。南アジアの目的地への運航は総計の6%を占めるにすぎないものの、年34%成長している」と述べた。
リウ博士は「速報は客船のタイプ、およびプロジェクトがカバーする26ブランドそれぞれの収容力、運航、成長も明らかにしている。それはブランド別のクルーズ運航を4つに分類している。第1類のCLIA加盟クルーズ船会社3社、Star Cruises、Costa Crociere、Royal Caribbeanは2015年に100以上航海、アジアの乗客収容力総計のそれぞれ約25%を占める。第2類のCLIA加盟クルーズ船会社であるPrincess CruisesとCelebrityは25回以上のクルーズ旅行を行う。第3類の8ブランドは年間9回以上運航、第4類は8回以下の航海を提供する」と付け加えた。
CHART Principalのテッド・ブレイミー氏は「もちろん、アジアでは短期クルーズが主流になっている。われわれは2015年に予定される全体の81%は1週間以内のクルーズと報告した。来年の計425回のうち2泊か3泊のクルーズが最大を占める。4泊から6泊のクルーズの伸びは最大で、2年間に263回から367回に増えた」と説明した。
ブレイミー氏はまた「しかし、国際乗客が自分たちの旅行パターンに合うアジアでクルーズする機会が多くなることは間違いない。2015年には7日から14日のクルーズが162回提供され、27回はそれより長い。運航の大半が短期休暇の域内市場に焦点が合わせられているとはいえ、だれにとってもアジアには何かがある」と指摘した。
速報の要約は以下のサイトからダウンロードできる。
リンク
Cruise Lines International Association(CLIA)は北米、南米、欧州、アジア、オーストラリアに展開する世界最大のクルーズ産業団体である。CLIAは規制当局、立法機関に対して、クルーズ船会社と旅行代理店の利益を代表している。CLIAはまた、旅行代理店など数千社とともにクルーズ休暇の価値と魅力を推進するため、旅行代理店のトレーニング、調査、マーケティングコミュニケーションにも関わっている。詳しい情報は以下のサイト参照。www.cruising.or
ソース:Cruise Lines International Association
▽問い合わせ先
Michael McGarry
mmgarry@cruising.org
+1 754-201-2119
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