スポーツ仲裁裁判所の理事会が新会員を発表

スポーツ仲裁国際理事会(ICAS) 2014年11月18日 10時58分
From 共同通信PRワイヤー

スポーツ仲裁裁判所の理事会が新会員を発表

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スポーツ仲裁裁判所の理事会が新会員を発表


ローザンヌ (スイス) 、2014年11月18日/PRニュースワイヤー/--


スポーツ仲裁国際理事会(ICAS)は18日、2015年1月1日から4年の任期を務める理事会新会員の任命を発表しました。選出はスイスのローザンヌで2014年11月13日に開催された第42回ICAS会議で行われました。

(Photo: リンク )

ICASはスポーツ仲裁裁判所(CAS)の運営組織であり、行政と財政を管理します。ICASは司法、国際仲裁、スポーツ行政に携わる20人の国際裁判官または弁護士で構成されます。 ICAS会員には国際的な元アスリート6人、うちオリンピック選手4人らが含まれます。


CASは仲裁や調停を通じたスポーツ分野における法的紛争の解決に関わるローザンヌに拠点を置く独立機関です。CASの管轄権は、すべてオリンピック、スポーツ連盟や多くの非オリンピック連盟によって認識されています。CASは毎年400以上の事例を認定しています。


再選出された12人の会員に加えて、ICASは8人の新たな会員を迎えます:


再選出された会員:
新たな会員:

Mrs Tjasa Andree-Prosenc(ティアーシャ・アブドラアル・プロセンク氏) (スロベニア)
Dr Abdullah Al Hayyan (アブドラアル・アル・ハヤン博士)(クウェート)

Mr Patrick Baumann(パトリック・バウマン氏) (スイス)
Mr Scott Blackmun  (スコット・ブラックマン氏) (米国)
    
Mr John D. Coates(ジョンD.コーツ氏)(オーストラリア)
Ms Alexandra Brilliantova(アレクサンドラ・ブリリアントヴァ氏)(ロシア)

Ms Moya Dodd(モヤ・ドッド氏)(オーストラリア)
Mr Cardenal Carro (カーデナル・カルロ氏) (スペイン)

H.E. Judge Nabil Elaraby (H.E.ジャッジ・ナビル・エルアラビ) (エジプト)
Ms Carole Malinvaud (キャロル・マランヴォー氏)(フランス)

Judge Ivo Eusebio(ジャッジ・イヴォ・エウゼビオ裁判官)(スイス)
Justice Yvonne Mokgoro(ジャスティス・イボンヌ・モックゴロ裁判官)(南アフリカ)
  
Mr Michael B. Lenard (マイケルB.レナード氏)(米国)
Justice Wilhelmina Thomassen (ウィルヘルミナ・トマッセン裁判官)(オランダ)

Judge Ellen Gracie Northfleet(エレン・グラシエ・ノースフリート裁判官)(ブラジル)
Judge Hanqin Xue (ハンチン・シュエ裁判官)(中国)

Mr Goran Petersson(ヨーラン・ピーターソン氏)(スウェーデン)

Mr Richard W. Pound(リチャードW.パウンド氏)(カナダ)

Ms Corinne Schmidhauser(コリーヌ・シュミドハウザー氏)(スイス)

Ms Tricia C.M. Smith(トリシアC.M.スミス氏)(カナダ)


ICASのジョン・コーツ (Mr John Coates) 会長は、「まもなく20周年を迎えるICASの歴史において重要な日であります。8人の新たなICAS会員すべてが素晴らしい経歴を持ち、彼らの経験は機関にとって有益となります。また、国際スポーツ最高裁判所の利益のために異なる法律上の文化における公正な表示を保証する、ICASの広範な地理的表現が強化されたことを非常に嬉しく思います。ICASが初めて男女同数で構成されたことは注目に値します」と述べました。


新たに選出された会員のおもな経歴は以下の通りです。


Dr Abdullah Al Hayyan (アブドラアル・アル・ハヤン博士)
アル・ハヤン博士はクウェート大学法学部の教授、FINA倫理委員会員、ベーカー&ボッツと提携するパートナー国際法律グループのコンンサルタントおよびクウェートの国際体育仲裁裁判所の代表を務めています。アル・ハヤン博士はクウェート大学の学位とウェールズ大学の博士号を取得しています。


Mr Scott Blackmun  (スコット・ブラックマン氏)
ブラックマン氏は、2010年以来米国オリンピック委員会(USOC)の最高経営責任者(CEO)を務めています。これより以前に、同氏はスポーツとエンターテイメントに重点を置いた二つの国際企業でパートナーとして、20年以上弁護士の業務を行い、その後、ブラックマン氏はUSOCに参加し、最高経営責任者(CEO)代理(2001年)、スポーツ・シニア・マネージング・ディレクター(2000年)および法務顧問(1999年)として務めました。ブラックマン氏は2001年、一時的にUSOCを去り、2009年までアンシュッツ・エンターテイメント・グループの最高執行責任者(COO)になりました。


Ms Alexandra Brilliantova(アレクサンドラ・ブリリアントヴァ氏)
ブリリアントヴァ氏は、ロシア・オリンピック委員会会長、ロシア・スポーツ法学会会長および法務部とロシア・スポーツ仲裁裁判所の会員です。ICASの会員になる以前、ブリリアントヴァ氏は、CASの仲裁人を務め、2014ソチ冬季オリンピックのCASアドホック部門に属していました。


Mr Miguel Cardenal Carro(ミゲル・カーデナル・カルロ氏)
カーデナル・カルロ氏は教育、文化とスポーツスペイン国務長官、法学部教授およびスポーツ最高会議の会長を務めています。ICASの会員になる以前、カーデナル・カルロ氏はCASの仲裁人でした。


Ms Carole Malinvaud (キャロル・マランヴォー氏)
マランヴォー氏は国際仲裁および国際商業会議所ランス国際仲裁委員会(ICCフランス)およびフランス仲裁委員会の議長に特化した、パリ、フランスの法律事務所のパートナーです。マランヴォー氏は国際商法および国際仲裁の専門家です。同氏はパリ第2大学とハーバード大学のロースクールから学位を取得し、また、パリ、ニューヨーク両方の会員です。


Justice Yvonne Mokgoro(イボンヌ・モックゴロ裁判官)
モックゴロ裁判官はプレトリア大学人権センターの役員および南アフリカ法改革委員会の委員長を務めています。同氏はまた講師や准教授などの豊富な学術的経験を持っています。同氏は司法長官事務所および南アフリカ憲法裁判所の元裁判官です。モックゴロ裁判官はボプタツワナ大学とペンシルバニア大学から法学の学位を取得しています。


Judge Wilhelmina Thomassen (ウィルヘルミナ・トマッセン裁判官)
トマッセン裁判官は基本法顧問、オランダ国際業務諮問委員会(AIV)人権委員会の会員およびヴェネツィア委員会の補欠会員です。以前、同氏はオランダ最高裁判所、欧州人権裁判所およびハーグ控訴裁判所において地位を占めていました。トマッセン裁判官はオランダ私法の修士号を取得しています。


Judge Hanqin Xue (ハンチン・シュエ裁判官)
シュエ裁判官はハーグで国際司法裁判所の裁判官、中国国際法学会の副社長兼役員および武漢大学法学院教授です。これより以前に、同氏は中国外務省の一員でした。シュエ裁判官は北京大学とコロンビア大学より学位を取得しています。


ICASの会長、副会長および事業部長および次席の選出は2015年5月開催されます。


ソース:スポーツ仲裁国際理事会(ICAS)


CASの活動・手順に関する詳細については、CAS総長のマチュー・レーブ (Matthieu Reeb) 氏またはコミュニケーション責任者のケイティ・ホッグ (Katy Hogg) 氏までお問合せください。


(日本語リリース:クライアント提供)

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