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シーメンス、欧州投資家へ補聴器事業を売却

シーメンス ヒヤリング インスツルメンツ株式会社 2014年11月07日 17時15分
From 共同通信PRワイヤー

2014年11月7日

シーメンス ヒヤリング インスツルメンツ株式会社

シーメンス、欧州投資家へ補聴器事業を売却

 シーメンスAG(ドイツ本社)は、シーメンスオーディオロジー事業部を、投資家グループEQT、および共同出資者となるドイツの起業家ストルングマンファミリーに、21億5,000万ユーロとアーンアウト*1で売却いたします。シーメンスAGは、両投資家による非常に魅力的な申し出を受け、5月に発表した上場準備の中止を決定。シーメンスの取締役でシーメンスヘルスケアの最高経営責任者(CEO)であるヘルマン・レクワート(Hermann Requardt)は、次のように述べています。「シーメンスヘルスケアは、長年、オーディオロジー事業に多大な投資をしてきました。筆頭出資者となるワレンベルグファミリーのEQTも、共同出資者となるストルングマンファミリーも一流の投資家であり、ヘルスケア分野に豊富な経験を持っています。今回の取引は、財務的観点から有利であるだけではありません。当社は、両投資家が補聴器事業を長期的に発展させる明確な成長戦略を持っていると確信しています」。シーメンスAGは、補聴器事業に2億ユーロの優先出資を行うなど投資を継続することにより、事業の将来的な成功で利益を得ることを見込み、新会社の取締役会にも参加します。売却条件に基づき、新しい所有者は、補聴器事業において中期的にシーメンスブランドを継続使用する予定です。

 EQTパートナーズのパートナーであるマルクス・ブレンネッケ(Marcus Brennecke)氏は、次のように述べています。「シーメンスのオーディオロジー事業部は、革新的で品質の高い製品を生み出してきた長い実績を持ち、特に過去数年の業績は目覚ましいものがあります。EQTは、この事業をさらに発展させるため、経営陣および社員のサポートに全力を尽くします」。

 EQTは、成長を重視する投資会社として、約220億ユーロの資産を管理し、ヘルスケア分野とメディカルエンジニアリング分野に優れた実績を誇っています。同社は急成長中の中国市場における大手ドラッグストアチェーン、LBX(老百姓大薬房)も所有しています。ドイツの起業家、ストルングマンファミリーも、長期的な成長を重視することで知られています。1986年に同家が設立したヘクサル社は、ドイツ最大手のジェネリック薬プロバイダーとなりました。

 2014年度(2013年10月1日~2014年9月30日)、国際的に活動を展開するシーメンスのオーディオロジー事業部は、5,000人以上の従業員を擁し、6億9,300万ユーロの売上高と1億4,500万ユーロのEBITDA(支払利息、税金、有形固定資産の減価償却費、無形固定資産の償却費を差し引く前の利益)を計上しています。今回の取引により、オーディオロジー事業部は、過去数年の順調な成長を継続しつつ、起業家的な自由と柔軟性を得ることになり、顧客と社員にとっての展望も明るい見込みです。ドイツのエアランゲンとヘルフォルトの従業員については、契約により雇用が保証されました。今回の売却は、まだ規制上の承認が必要であるものの、2015年第1四半期には完了し、約11億ユーロのエクイティによる堅調な出資が見込まれています。

*1:  将来の業績に応じて報酬を支払うことを記した条項

■シーメンスオーディオロジーについて
シーメンスは、100年以上前から補聴器事業に取り組んでいます。1913年には工業生産による初の補聴器「Esha-Phonophor」を発売しました。1950年代末には最初の耳かけ型補聴器、1966年には最初の耳あな型補聴器、1997年には最初のデジタル補聴器を開発。2004年には、無線技術を応用して左右の耳で動作を同期する補聴器を初めて製造しています。2012年には、両耳の補聴器同士を通信させることができる両耳通信システムの開発に対し、オルデンブルク大学とともに、ドイツ大統領からドイツ未来賞を受賞しました。数週間前、シーメンスは、両耳補聴技術に基づく新しいbinax(バイナックス)補聴器プラットフォームを、ドイツ・ハノーファーで開催された第59回聴覚補助音響機器国際会議(EUHA)で発表し、大変な注目を集めました。最新世代のシーメンス補聴器は、音声信号をリアルタイムで共有および交換する機能を持ち、両耳の補聴器のカスタマイズによって自然な聞こえを提供します。

■シーメンスAGについて
 シーメンスAG(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、165年以上にわたり、卓越したエンジニアリング、イノベーション、品質と信頼性、そして国際性を象徴するグローバル企業でありつづけています。電化、自動化、デジタル化の分野を中心に、世界200カ国以上で事業を展開しています。
シーメンスはエネルギー効率に優れた省資源技術を世界で最も多く提供している企業のひとつであり、洋上風力発電の建造においては世界一、コンバインドサイクル発電ではタービンの主要サプライヤー、送電ソリューションでは大手プロバイダー、そしてインフラストラクチャー・ソリューションならびに産業向け自動化ソリューションとソフトウェア・ソリューションのパイオニアです。
 さらにシーメンスは、コンピュータ断層撮影装置(CT)や磁気共鳴画像診断装置(MR)などの医用画像診断装置の大手サプライヤーでもあり、臨床検査および医療情報テクノロジーのリーダーでもあります。2014年9月末に終了した2013年度の継続事業からの売上高は719億ユーロ、純利益は55億ユーロでした。2014年度の全世界の社員数は35万7,000人です。詳しい情報は、www.siemens.comにてご覧いただけます。

このプレスリリースには、過去の出来事ではなく、将来の業績に関する見通しや情報が含まれています。「期待する」、「予想する」、「意図する」、「計画する」、「信じる」、「模索する」、「推定する」、「予定する」といった言葉やその類義語は、将来の業績に関する見通しに該当する可能性があります。こうした見通しは、当社の現時点での予測と一定の前提に基づいており、したがって、特定のリスクや不確実な要素に左右されることがあります。シーメンスの事業活動、事業戦略、業績に影響を及ぼす要素はさまざまで、その多くはシーメンスには制御不可能なものです。そのため、シーメンスグループの実際の業績、活動、成果は、こうした将来の業績に関する見通しの記述や暗示とは大きく異なる可能性があります。特定の不確実な要素には、景気や取引状況の変化、為替動向や金利の変化、他社による競合製品・技術の導入、シーメンスグループの新しい製品・サービスの不振、事業戦略の変化やその他のさまざまな要素の変化などが含まれます。万一、これらのリスクや不確実な要素が現実のものになれば、実際の業績は将来の業績の見通しの予想、確信、予測、期待、意図、計画、予測とは大きく異なる可能性があります。シーメンスは、将来の業績に関する見通しの作成後に発生する出来事に照らして見通しを更新、修正する意図はなく、またそうした義務を負うものではありません。


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