特殊金属大手のICL Industrial Productsが極東向け臭素、臭化水素酸の販売価格値上げ

ICL Industrial Products 2014年11月05日 14時18分
From 共同通信PRワイヤー

特殊金属大手のICL Industrial Productsが極東向け臭素、臭化水素酸の販売価格値上げ

AsiaNet 58521 (1226)

【テルアビブ(イスラエル)2014年11月5日PRN=共同通信JBN】世界的な人口増に欠かせない農業、加工食品、エンジニアードマテリアル市場におけるニーズを満たす特殊金属に基づく製品の世界的メーカーで、ICL(NYSE、テルアビブ証券取引所:ICL)の1部門であるICL Industrial Products(以下ICL IP)は5日、極東で販売する臭素、臭化水素酸の販売価格を値上げすると発表した。それぞれの製品価格は即日発効となり、20%もしくはICL IPと顧客との契約に従って上乗せされる。

ICL IPのラン・オーレン副社長(工業ソリューション担当)は値上げについてコメントして、「ICL Industrial Productsの臭素事業は、過去数年にわたり利益圧迫を受けてきた。われわれは高水準の顧客サービスを維持するとともにこの事業への投資継続を確保するためこのような値上げを実施した。ICL IPはさらにこのほど、全体的なコストを削減し、競争上の立場をさらに高める目的でリストラ計画を発表している」と語った。

▽ICL Industrial Products について
ICL IPはICLの3つの業務部門の1つであり、臭素、酸化マグネシウム、塩素、各種塩など幅広い工業化学品を製造、販売している。ICL IPの臭素ベースの製品は、命を救う成分であり、石炭を燃やす火力発電所の水銀排出量を減らし、深海での石油・天然ガス掘削活動の安全を強化し、消費者の電子製品、自動車、家具、断熱、その他広く使われる製品に関連する火災の原因となるものを最低限に抑える。さらに製薬産業は、がん、てんかん、心臓病、その他生命を脅かす症状を治療する医薬品の製造過程で媒体として臭素を使用する。ICL-IPは業界をリードする臭素メーカーであり、世界の臭素元素の約3分の1を供給している。同社はイスラエルと世界に約2500人の従業員を雇用している。

▽ICLについて
ICLは農業、食品、エンジニアードマテリアルの3市場にあって人の基本的ニーズに第1に満たす特殊金属に基づく製品の世界的メーカーである。

ICLが製造する農業製品は、世界で増加する人口に食を与えることを支援する。採鉱、製造する炭酸カリウム、リン酸塩は、肥料の原材料として使われ、製薬および食品添加物産業に欠かせない構成要素として役立っている。ICLが製造する食品添加物によって、人々はより多種多様で高品質の食品をあらに多く利用してもらうことができる。ICLの水処理製品は、数百万の人々と世界の産業向けに清浄水を供給する。臭素とリン酸塩に基づくその他物質はより効率的で環境に優しいエネルギー生成を支援し、森林火災の拡大を防ぎ、多様な製品と材料を安全かつ広く利用することができる。

ICLは世界に広く進出し、新興諸国地域を含む大きな市場に近接していることから恩恵を受けている。ICLは環境へのコミットメント、ICLの製造事業があり従業員が生活しているコミュニティー支援、従業員、顧客、供給業者、その他利害関係者へのコミットメントを含めて、持続性を追求する戦略的枠組みの中で事業を進めている。

ICLは上場企業であり、その株式はニューヨーク証券取引所、テルアビブ証券取引所(NYSE and TASE: ICL)で取引されている。ICL株式の45%は投資持株会社Israel Corporation Ltd、13.9%はPotashCorp、残りは一般投資家が保有している。同社は世界に約1万2000人を雇用しており、2013年の売上高は63億米ドルである。さらに詳しい情報はリンク を参照。

▽報道関係者問い合わせ先
Fleisher Communications and Public Relations
Amiram Fleisher
+972-3-6241241
amiram@fleisher-pr.com

ソース:ICL Industrial Products

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