GENIVI アライアンス、BMW グループよりサプライヤー・イノベーション・アワードを受賞
AsiaNet 58396
GENIVI アライアンス、BMW グループよりサプライヤー・イノベーション・アワードを受賞
初のオープンソース・インフォテインメント・プラットフォームの出荷に対して、
特別な「イノベーション・パートナーシップ」アワード贈呈
米国カリフォルニア州サンラモン - 2014 年 10 月 28 日 - オープンソースの車載用インフォテインメント (IVI:In-vehicle Infotainment) ソフトウェアの開発と導入を推進する自動車エレクトロニクスおよび家電業界団体である GENIVI(R) アライアンスは、BMW グループより「イノベーション・パートナーシップ」部門のサプライヤー・イノベーション・アワードを受賞しました。
この賞は、アムステルダムで開催された「第 3 回 BMW サプライヤー・イノベーション・アワード」イベントで贈呈され、BMW 成功に決定的な貢献をした重要なパートナとして、最もイノベーティブなサプライヤーをたたえるものです。
2013 年 11 月、BMW は初代 GENIVI Linux ヘッドユニット製品を発表し、現在多くの BMW グループのモデルに採用されています。車内通信、ナビゲーション、およびエンターテインメントの中核となるコンポーネントであるヘッドユニットには、IVI システムに必要な非差別化機能を実現するために GENIVI で開発されたオープンソース・ソフトウェアが活用されました。
BMW グループのインフォテインメントおよびコネクテッド・ドライブ担当シニア・バイス・プレジデントであるサジャド・カーン氏は「当社初の Linux ヘッドユニットにより、BMW はオープンソース開発アプローチの利点を証明しました。当社のサプライヤーは、高品質な IVI 製品を作り上げる最善な方法であると確信しており、GENIVI Compliant(R) プラットフォームを標準として提供しています」と述べています。
BMW は第 2 世代 GENIVI 開発プロジェクトを立ち上げ、初代プログラムのコードを再使用し、初代プログラムの完成以降 GENIVI プラットフォームに追加された新しいコードの恩恵を受けることにしています。
GENIVI アライアンスの社長であるフィリップ・ジケル氏は「GENIVI は、BMW グループからサプライヤー・イノベーション・アワードを授与されたことを光栄に思っています。このアワードは、成功を収めている製造プログラムおよび第 2 世代 GENIVI プログラムの立ち上げとともに、GENIVI による共同開発のオープンソース・モデルが、品質やコストに妥協することなく、インフォテインメント・ソリューションのフル・コネクテッド・プラットフォームの導入を加速できることを立証するものです」と述べています。
GENIVI アライアンスについて
GENIVI アライアンスは、オープンソース開発ソフトウェア・スタックの特定車載用インフォテインメント (IVI:In-vehicle Infotainment) の導入を推進する非営利団体です。GENIVI は、要件を整備し、ソフトウェアを納品し、認証プログラムを提供し、活気あるオープンソースの IVI コミュニティを育成することによってアライアンスの目的を遂行しています。GENIVI の取り組みにより、開発サイクルの短縮、製品の市場投入の迅速化、IVI 機器やソフトウェアの開発における企業のコスト削減に繋がります。会員数は 160 社以上にのぼります。GENIVI (www.genivi.org ) はカリフォルニア州サンラモンに本部を構えています。
報道関係者お問い合わせ先 - GENIVI アライアンス:
Craig Miner (クレイグ・マイナー)
+1.248.840.8368
cminer@gelia.com
情報元: GENIVI Alliance
(日本語リリース:クライアント提供)
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