最優秀に「べんとータイムズ」、新聞5紙ハッカソン

株式会社朝日新聞社 2014年10月25日 22時14分
From PR TIMES

子に読んでほしいニュースを親が毎日配信

朝日新聞、日本経済新聞、毎日新聞、読売新聞、産経新聞の全国紙5紙が共同開催するハッカソン「新聞5紙 NEWS HACK DAY」の最終日が10月25日、東京・渋谷でありました。新聞記事や写真などニュース素材を使ってエンジニアやデザイナーらのチームが新しいサービスの開発・立案を競うイベントで、最優秀賞には親が子に読んでほしいニュースを毎日配信するサービス「べんとータイムズ」が選ばれました。



べんとータイムズはスマホアプリで、子のために弁当を用意するように親がその日のニュースを選び、弁当箱風のインターフェースに詰めるものです。近距離無線通信の技術を使い、毎朝、弁当を手渡すように親から子にニュースの詰まったアプリを送ることで、親が選んだニュースを子が読めるようにするしくみです。難しい漢字に親がルビを振ることもできます。

最優秀賞に選んだことについて、審査委員長の藤村厚夫・スマートニュース執行役員は「新聞社はこれまで、遠くのたくさんの人にニュースを届けようとしてきたが、親から子へ、たった一人のためにバランスよく届けるニュースのあり方を提案した意義は大きい」と評価しました。

チームリーダーの明治大学3年、保坂駿さん(20)は「親子の関係が冷めてきていることが社会問題だと思い、ニュースを使ってコミュニケーションできるサービスを作った。毎日届けることにこだわり、『弁当』をモチーフにした」と話しました。

今回のハッカソンは朝日新聞社メディアラボの呼びかけで開かれました。5紙それぞれが記事データなどを提供し、応募者約100人から選ばれた49人が会場の朝日新聞社メディアラボ渋谷分室に集まり、「ニュースの新しい読み方、楽しみ方」というテーマで、12のチームに分かれて開発を行いました。

共同開催した5紙による賞は以下の通りです。

○朝日新聞社賞
チーム名: NEWSTUNE(5人)
作品名: NEWS LEAGUE(記事から自動生成されたクイズをジェットコースター感覚で楽しむサービス)
代表: 松田光秀(25歳、会社代表)

○産経新聞・産経デジタル賞
チーム名: チームグラフィック(4人)
作品名: 川柳亭新エ聞(記事から川柳を自動で生成するサービス)
代表: 坂田健太(33歳、会社員)

○日経電子版賞
チーム名: F4(花よりハッカソン)(4人)
作品名: CompaNews(企業内でニュース共有を進めるサービス)
代表: 渋谷修太(26歳、会社代表)

○毎日新聞社賞
チーム名: ハッカソンモンスター(7人)
作品名: べんとータイムズ
代表: 保坂駿(20歳、学生)

○読売新聞東京本社メディア局賞
チーム名: モウカルニュース(3人)
作品名: モウカルニュース(投資を促進するニュースを深掘りするサービス)
代表: 佐藤哲也(42歳、会社代表)

■主催: 朝日新聞社メディアラボ
■共催: 日本経済新聞 電子版、毎日新聞社デジタルメディア局、読売新聞東京本社メディア局、産経新聞社・産経デジタル
■後援: 日本新聞協会

◇朝日新聞社メディアラボメディア環境の激変に立ち向かい、自らの殻を突き破るための新組織として2013年6月に発足。5年、10年先を視野に事業刷新と成長をめざし、新たなメディアの創造を含む新商品・新事業の開発、新市場の開拓に取り組んでいます。

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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