Kepwareが主力製品をアップデート、ビッグデータ分析をサポートしIIoTを推進
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【ポートランド(米メーン州)2014年10月22日PRN=共同通信JBN】
*KEPServerEXバージョン5.16がSplunk Inc.、最新のLocal Historian Plug-In、拡張Power Suiteとのコラボレーションを導入
オートメーション向け通信に注力するソフトウエア開発企業であるKepware Technologies(リンク )は22日、KEPServerEXバージョン5.16のリリースを発表した。このリリースは、Kepwareの電力、製造、石油・ガス業界向けのKepware製品を拡張するSplunk Plug-In, Local Historian Plug-In、IEC 60870-5 Suiteの最新Industrial Data Forwarder(IDF)との機能を搭載している。
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KEPServerEXバージョン5.16はSplunk Plug-In用の最新IDFによって、ビッグデータ分析とインダストリアル・インターネット・オブ・シングス(IIoT)を推進する。Splunk(NASDAQ: SPLK)ソフトウエアおよびサービスによって、組織はウェブサイト、アプリケーション、サービス、ネットワーク、センサー、モバイルデバイスのマシンが生成するビッグデータを検索、モニター、分析、可視化することができる。KepwareのプラグインはKEPServerEXで利用できる150以上の通信ドライバーを活用して、リアルタイム・インダストリアル・センサーおよびマシンデータを直接、リアルタイムのオペレーショナル・インテリジェンス用のSplunkソフトウエア・プラットフォームに投入することを可能にする。Splunkユーザーはインダストリアルデータのマイニングが可能となり、オペレーションを向上させて問題解決を促進、さらに予防保全を実行して生産性を向上させることが容易にできる。
インダストリアル・オートメーションデータを将来の分析のために社内に蓄積しておくことは極めて重要であるものの、多くの企業にとっては難しい問題でもある。KEPServerEXバージョン5.16が利用できるなったLocal Historian Plug-Inは、柔軟でオープンかつコスト効果に優れたソリューションを容易に設定し、情報収集の際にヒストリカル情報を取得する。Local Historian Plug-Inによって、データソースでのデータ収集、ストレージ、アクセスが可能となり、データ損失が防止され業務効率が向上する。
さらに、KEPServerEXバージョン5.16は、Power Suiteにも大幅な前進をもたらした。最新のIEC 60870-5-101とIEC 60870-5-104ドライバーは、RTU、IED、コントローラー、ゲートウエーなどの電子サブステーションのスピードとIEC 60870-5デバイスへの接続性の向上を実現する。IEC 60870-5ドライバーはKEPServerEXと連動して動作し、HMI、SCADA、Historianクライアント・アプリケーションとの接続性および通信を提供する。最新のドライバーは、IEC 60870-5-101とEIC60870-5-104がサブステーション・オートメーション・プロトコルの主流となっている欧州およびアジアに最大の影響をもたらすとみられる。
Kepwareのトニー・ペイン最高経営責任者(CEO)は「KEPServerEXバージョン5.16は当社の最重要なリリースの1つである。当社の新製品によって、これまでの顧客は業務効率を向上させる必要性に対処できる。また顧客はインダストリアルデータを活用できる新たな産業にも門戸を開くことになる。運用技術(Operations Technology、OT)と情報技術(Information Technology、IT)が融合して、情報の幅広い利用と広範な統合を実現する。われわれは、これが今後も継続するトレンドであると考えている」と語った。
Kepwareはこのほど、LinkMasterとRedundancyMasterの機能強化をリリースし、LinkMasterがユーザーによるOPC DAサーバー間のデータ交換を容易にできるようにするとともに、RedundancyMasterはユーザーがマルチOPCサーバーをリダンダント・ペアに設定できるようにした。
詳細はKepware Technologiesのウェブサイトリンク を参照するか、電話+1 (207) 775-1660か電子メールsales@kepware.com でコンタクトを。
▽Kepware Technologiesについて
Kepware Technologiesは、米メーン州ポートランドに本社を置く株式非公開のソフトウエア開発企業である。Kepwareは、企業がさまざまなオートメーション機器とソフトウエア・アプリケーションに接続することを支援する一連のソフトウエア・ソリューションを提供する。Kepwareは製造業、石油ガス、ビルディングオートメーション、配電などを含む世界の垂直市場の工場作業現場、ウェブサイト、風力発電所など幅広い顧客にサービスを提供する。Kepwareは1995年に創立され、そのソフトウエアは現在100カ国以上で販売され、このソフトウエア・ソリューションが数千の企業の操業および政策決定の向上を支援している。
詳細はwww.kepware.com(リンク )を参照。またウェブサイトのリンク からKepware Corporate Overviewビデオを参照して同社の業務内容およびその文化を閲覧することができる。
▽報道関係問い合わせ先
Ryan Lilly
rlilly@matternow.com
+1 978-518-4533
www.matternow.com
ソース:Kepware Technologies
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