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コネクテッド・ワールドの台頭で、スマートビルディングシステム市場が成長

2018年に北米の市場規模は42億米ドルに到達の見込み

世界人口の急速な増加に伴い産業基盤の老巧化が進む中で、スマートビルティングへの移行が勢いを増している。現在、建物向けセンサーの需要拡大やコストの引き下げにより、スマートビルディング市場の成長促進が見込まれている。さらに、IoT (モノのインターネット)をはじめ、モノやサービス、生活に関わる様々な要素をネットワーク化した「コネクテッド・ワールド」を構成するテクノロジーの進化は、スマートビルディングシステムの導入をさらに促進することが今後期待される。

フロスト&サリバンの新たな調査分析「スマートビルディングシステムの北米市場分析」によると、北米におけるスマートビルディングシステムの市場規模は、2013年の25億米ドルから2018年には42億9000万米ドルに到達する予測となっている。フロスト&サリバンでは、スマートビルディングシステムを、建物の環境を自動感知し、運用を最大限に効率化するためにリアルタイムおよび過去のデータに基づいて反応するセンサー、コントローラー、ハードウェアおよびソフトウェアなどの一連のシステムと定義し、これらのシステムを備えた建物をスマートビルディングと定義している。、

スマートビルディングシステム市場における競争が徐々に激化し、企業がコスト削減策を模索する中で、効率的なエネルギーの需要が同市場の成長を促進している。スマートビルディングシステムは、従来型のビルディングオートメーションシステムと比べて、40%もしくはそれ以上のエネルギー削減が可能となる。

「ビル管理のコスト削減や効率化、環境維持に重点を置いたスマートビルディングシステムは、新たな市場を生み出すだろう。遠隔制御や故障検知および診断、予知保全、データ管理といった高度な技術は、スマート・プラットフォームに向けた移行を促進するだろう」と、フロスト&サリバンのビジョナリー・イノベーション部門コンサルタント、プラマド・ディブルは述べる。

しかしその一方で、ビル管理者の間でのスマートビルディングの利点に関する不十分な理解が、同市場における主な課題となっている。スマートビルディングシステムの導入に伴う高いコストも、多くの顧客が導入をためらう理由となっており、同市場が持つ真のポテンシャルを抑制している。多くの企業はビルディングシステムの導入において原価のみに基づく比較を行うか、資本回収の単純な分析ツールを使用した比較を行っており、これらは総額コストに対する真の経済的効果の測定や予測される製品価値のいずれも正しく把握できるものではない。

「スマートビルディング導入の価値を効果的に伝え、潜在顧客に競合システムの費用対効果分析を提供するためには、スマートビルディングに関する周知活動の実施は欠かせないものである。これらのツールは、優れた経済モデル構築の実績を持ち、業界知識を豊富に持つ専門の第三者機関によって開発されるべきである」と、ディブルは述べる。

さらに、スマートビルディングシステムのコストを引き下げるためのオープンソースのプロトコルへのサポートが必須となり、これによって導入率は大幅に増加することが予測される。

▼関連プレスリリース:フロスト&サリバン:コネクテッド・リビングの市場規模は2020年に7310億ドル以上に到達
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