業界最小のピン形リチウムイオン電池を製品化~直径3.5mmのスリム形状で、ウエアラブル端末などの設計自由度向上に貢献

パナソニック 2014年10月03日 14時00分
From PR TIMES

近距離無線通信に対応可能な高出力を実現



パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、ウエアラブル端末などの小型機器の電源に適した、直径3.5mmのピン形リチウムイオン電池を開発しました。円筒形二次電池として業界最小サイズ(※1)を実現した上で、近距離無線通信に対応可能な出力と高い信頼性を有しています。本製品は、2015年2月からの量産・出荷開始を予定しています。

スマートフォンに続いて注目を集めているウエアラブル端末は、2014年以降、幅広い用途向けに実用化され本格的な市場導入が見込まれています。ウエアラブル端末の電源となる二次電池には、小型・軽量であることはもちろん、高い信頼性と性能が求められます。

パナソニックでは、情報通信機器用途などで培ったリチウムイオン電池の材料技術と、コイン形など小型リチウム電池で培った生産技術を活かして、業界最小となる直径3.5mmのピン形リチウムイオン電池を製品化しました。近距離無線通信にも対応できる出力を有し、くり返し使える二次電池です。外装にはステンレス缶を採用し、形状安定性を確保できる強度の高い設計に仕上げています。この電池の製品化により、ペン型、メガネ型など、細い形状の機器のデザイン性を確保することができます。

パナソニックは、材料、製法など各種電池で長年にわたり培った技術・ノウハウをベースに、今後もさらなる技術革新を図り、ラインアップの拡充を行っていきます。

本製品は、2014年10月7日~11日に幕張メッセで開催されるCEATEC JAPAN 2014に出展します。

【製品概要】
品名:ピン形リチウムイオン電池
品番:CG-320
サイズ/質量:直径3.5mm、高さ20mm/0.6g
出荷開始:2015年2月
月産数量:10万個

【製品特長】
1. 業界最小、小型機器の設計自由度向上に貢献する直径3.5mmのピン形リチウムイオン電池
2. 近距離無線通信が可能な高出力を実現した、くり返し使える二次電池
3. 強度の高いステンレス外装缶を採用し、高い信頼性を実現

【用途】
ウエアラブル端末、電子ペン、補聴器・計測器などの医療機器

(※1)円筒形二次電池の直径、および、体積容量において。コイン形電池を除く。2014年10月3日時点、パナソニック調べ。

【商品のお問い合わせ先】
オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 エナジーデバイス事業部
メール: pin-info@ml.jp.panasonic.com

【関連情報】
・[プレスリリース]業界最小のピン形リチウムイオン電池を製品化(2014年10月3日)
リンク
・パナソニックの電池製品について
リンク
・「CEATEC JAPAN 2014」 キーテクノロジ ステージでパナソニックのデバイスを出展(2014年10月1日)
リンク

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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