防湿層付耐熱ロックウール断熱材「マキベエダンネツ」を10 月1 日より新発売

ニチアス株式会社 2014年10月01日 18時41分
From Digital PR Platform


 ニチアス株式会社(本社:東京都中央区 社長:武井俊之)は、事務所ビル・店舗の断熱や機械室の断熱吸音用途に、防湿層付耐熱ロックウール断熱材「マキベエダンネツ」を2014年10月1日より発売します。

この「マキベエダンネツ」は、1996年の発売以来、これまで3千万m2以上の販売実績を有しその優れた耐火性と施工方法から高い評価を受けている柱・梁への巻き付けタイプの耐火被覆材「マキベエ」の長所を活かしつつ、新たに内断熱用に開発した新製品です。

従来、事務所ビルや店舗などの非住宅建築物では、建物の壁面や床面に現場にて発泡ウレタンを吹き付けて断熱性能を確保することが一般的でした。しかし、現場発泡ウレタンは可燃性のため、施工中の火花の引火など火気への細心の注意が求められます。実際、溶接火花が引火して火災事故が発生した例も報告されています。その対策として現場発泡ウレタンの施工後に防火コート剤を塗布する等の安全対策をとっていますが、工程が2回に分かれ工事期間が長くなることや、粉じんの発生、乾燥時間が要するなどの課題がありました。

こうした課題を解決しながら、非住宅建築物向け内断熱材に求められる、より高い安全性にお応えできるよう、従来の柱・梁部用の耐火被覆材「マキベエ」の長所を活かしつつ、内断熱用途での新たな製品開発に取り組んだ次第です。

新製品「マキベエダンネツ」は、無機系断熱材としてトップクラスとなる0.034W/(m・K)以下という低熱伝導率を持っています。また、表面防湿層を標準装備しているため、断熱材内部への湿気流入が極めて少なく、結露の発生を抑制します。そして工場成形品のため、厚みバラツキが極めて少なく、現場発泡ウレタンのような施工後の削ぎ落としや吹き増しが不要なため、確実な厚みを確保します。さらに、専用の接着ピンを使用して材料を固定するため、簡便な工法で施工することが可能になりました。従来の現場発泡ウレタンにはない安定した品質、施工性、作業環境をご提供することで、新たな市場ニーズを開拓し、3年後には10億円の売上を目指します。

以上

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