ネットワンシステムズ、VMwareとOEM契約を締結。わずか2Uで高性能な仮想基盤を実現する“超”垂直統合製品を国内で初めて販売


 ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:吉野 孝行、以下 ネットワンシステムズ)は、米国VMwareとOEM契約を締結し、わずか2U(約8.9cm)の高さでサーバ・ストレージ・ネットワーク・仮想化ソフト・管理ソフトを統合し、高性能な仮想基盤を実現する“超”垂直統合型アプライアンス製品「NetOne Integrated System Appliance for VMware EVO:RAIL」(以下 EVO:RAIL)を、10月1日より国内で初めて販売・出荷開始します。
 主な販売対象は、中規模~大規模企業、官公庁・自治体、クラウドサービス事業者です。目標売上は、2014年度で30億円です。

 「EVO:RAIL」の特長は、VMwareのSoftware-Defined DataCenter製品群によって、導入・運用・拡張の劇的な簡易化・迅速化を実現することで、仮想環境の導入コスト・運用コスト、そしてビジネス機会損失コストを大幅に削減可能な点です。
 ・高さわずか2Uの垂直統合製品で、仮想マシン100台や仮想デスクトップ250台を収容可能
 ・固定構成のため設計・構築が最小限で済み、簡単な操作で仮想基盤を15分で導入可能
 ・追加接続した「EVO:RAIL」を自動的に認識し、1クリックで拡張可能(現在4台まで)

 また「EVO:RAIL」は、イーサネット技術をフル活用することで、処理スピード向上とコスト削減、そして容易なスケールアウトを実現した、次世代型のコンピューティング製品です。ネットワンシステムズの強みである高度なネットワーク技術を大きく活かすことで、より一層お客様にとってシンプルな仮想基盤を構築することが可能です。

 ネットワンシステムズはお客様のご要望に応じて、以下のソリューションを「EVO:RAIL」に追加して提供します。ここでは、高度な設計・構築技術に加え、仮想基盤・仮想デスクトップの自社導入経験による利活用・運用ノウハウもお客様に提供します。
 ・セキュリティ・負荷分散等の仮想アプライアンスによる高度な仮想基盤ソリューション
 ・仮想デスクトップ・コラボレーションツールによるワークスタイル変革ソリューション
 ・さらなる安定稼働と運用負荷軽減を実現する遠隔モニタリングサービス

 将来的には、「EVO:RAIL」を導入したオンプレミス(自社所有)環境と、VMwareのクラウドサービス「VMware vCloud Air」や「EVO:RAIL」を導入したクラウドサービス事業者を、高度なネットワーク技術で連携させることによって、高品質なハイブリッドクラウド環境も構築します。
 「EVO:RAIL」の導入によってお客様は、仮想基盤のTCO(総所有・運用コスト)削減とハイブリッドクラウドを見据えた運用自動化に向けて、大きく前進することが可能です。

 これらによってネットワンシステムズは、クラウドビルダー(クラウド基盤の構築)、および、クラウドブローカー(クラウドサービスの仲介・連携)双方の役割を果たすことで、クラウド基盤を利用したお客様の戦略的な情報活用のより一層の促進を支援します。

<「NetOne Integrated System Appliance for VMware EVO:RAIL」>
<ネットワンシステムズの役割>
※画像データは以下のサイトをご覧ください。
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■ 製品名・価格
製品名:NetOne Integrated System Appliance for VMware EVO:RAIL
価格 :3,000万円~(3年保守含む、税別)

■ 製品写真
※製品写真は以下のサイトをご覧ください。
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■ NetOne Integrated System Appliance for VMware EVO:RAILの構成
【ハードウェア:2U/4ノード】
・CPU(1ノードあたり)
 Intel Xeon Processor E5-2620 v2(2.10GHz, 6コア)×2
・メモリ(1ノードあたり)
 192GB
・NIC(1ノードあたり)
 10GbE×2、1GbE×1(管理用)
・ディスク
 14.4TB HDD、1.6TB SSD(read/writeキャッシュ用)

【ソフトウェア】
・仮想環境設定ソフト
 EVO:RAIL Deployment Configuration and Management
・ストレージ仮想化ソフト
 VMware Virtual SAN
・サーバ仮想化ソフト
 VMware vSphere
・仮想環境管理ソフト
 VMware vCenter Server Appliance
・ログ管理・解析ソフト
 VMware vCenter Log Insight

■ ヴイエムウェア株式会社からのコメント
 ヴイエムウェア株式会社 代表取締役社長 三木 泰雄 様から以下のコメントを頂いております。
 「ヴイエムウェア株式会社は、ネットワンシステムズをパートナーとして、ヴイエムウェアによるHyper-converged Infrastructure『EVO:RAIL』が日本国内に向けて初めて販売開始されることを大変嬉しく思います。Software-Defined Data Centerを日本国内のお客様に展開するためヴイエムウェアとネットワンシステムズの協業の成果が発揮されるものと確信しています。
 ネットワンシステムズとともにヴイエムウェアのアプライアンス製品の第一号が日本国内に展開されることは、変化に対応するスピードと俊敏性がITにとって重要であり続ける゛Software-Defined゛の時代において、システムの提供者とソフトウェアベンダ両者のコラボレーションにより迅速かつ効率的にSoftware-Defined Data Center環境を構築できることを象徴するものです。」

<ネットワンシステムズ株式会社について>
ネットワンシステムズ株式会社は、お客様の情報インフラを最適化することで戦略的な情報活用を促進し、ご導入頂くお客様の先のお客様への貢献も見据えて支援する企業です。そのために、常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、実際に自社内で実践することで利活用のノウハウも併せてお届けしています。
(設立:1988年2月、売上高:1,424億27百万円〔2014年3月期連結〕)
詳細は www.netone.co.jp をご覧ください。

※記載されている社名や製品名は、各社の商標または登録商標です。

<本件に関する報道関係各位からのお問い合わせ先>
ネットワンシステムズ株式会社 広報・IR室:西田武史
Tel:03-6256-0616 / E-mail:media@netone.co.jp

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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