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中南米のユニファイドコミュニケーション&コラボレーション市場が2020年に向けて成長

フロスト&サリバンは、リアルタイムでの対応が必要な社内外と連携した新たな作業形態のニーズに伴い、中南米でユニファイドコミュニケーション&コラボレーション (UC&C) 市場が今後成長する見通しを発表した。

フロスト&サリバンの調査分析「中南米のユニファイドコミュニケーション&コラボレーション市場分析」によると、中南米*におけるUC&Cの市場規模は、2013年の8億9039万米ドルから2020年には14億967万米ドルに成長する見通しである。今回の調査におけるUC&Cでは、エンタープライズテレフォニー、ユニファイドコミュニケーション、ビデオ会議を対象としている。
*ブラジル、メキシコ、中米・カリブ海地域、アンデス地域(コロンビア、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、エクアドル)、コーノ・スール地域(アルゼンチン、チリ、パラグアイ、ウルグアイ)

中南米では、企業は自社の社員に向けたサポートを目的としてUC&Cを導入しているほか、業務の効率化や生産性およびサービスの向上を目的に利用している。

「インターネットをはじめ、画像、音声や情報共有手段を絶え間なく進化させる携帯電話やタブレット端末などの普及によって、ビジネスにおけるコミュニケーション手段が変化している。BYOD(Bring Your Own Device:私物端末の業務利用)を活用し、市場参加者はほとんどのモバイル機器でUC&Cの通信アプリケーションを利用できるようにしており、グローバル企業が参入する中で、市場の競争力がより高まっている」と、フロスト&サリバンのICT部門業界アナリスト、ヴァレリア・ゴールドワーシーは述べる。

その一方で、中南米における発展途上のインターネット・プロトコル・インフラや3G/4Gネットワークは、UC&Cアプリケーション市場の成長にマイナスの影響を与えることが予測される。また、中南米の一部の国々で義務付けられている海外から輸入された技術に対する課税は、UC&Cのベンダーにとっての課題になると見られている。さらに、Skypeなどの無料サービスは、特に中小企業においてUC&Cソリューションの導入を抑制する要因となる。

この様な課題に対して、ベンダーはサービスの提供範囲を拡大し、各セグメント特有のニーズに対応したソリューションの提供を始めている。また、導入および運用コストの削減を可能にする新たなプラットフォームとして、クラウド活用の周知を図っている。ベンダーは、中小企業での導入を促進するために、クオリティーが高く、セキュリティ面での安全が確立されたUC&Cソリューションを他社に負けない価格で提供することが必要とされる。

「導入や運用におけるコストを抑えた新たなUC&Cソリューションが市場に登場している。市場参加者はパートナー企業との収益構造の強化を図ることで、無料サービスを提供する競合に対して有利な位置に立つことができるだろう」と、ゴールドワーシーは述べる。

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