エアバスとアエリオン、技術提携を発表

Aerion Corporation 2014年09月22日 23時30分
From JCN Newswire

Washington, D.C. and Reno, Nevada, Sept 22, 2014 - ( JCN Newswire ) - エアバス・グループとアエリオン・コーポレーションは、将来の高機動飛行に関連する技術で提携することに合意しました。両社は、相互の目的を促進するため、設計、製造、認定に関する知識および能力について意見交換を行います。

本提携は、アエリオンにとって、超音速ビジネスジェット「Aerion AS2」の開発および商業化の前進を意味します。

本契約に基づき、エアバス・グループでは、エアバス・ディフェンス アンド スペースを通じて、アエリオンの拡大する開発組織にシニアエンジニアリングスタッフを割り当てるなど、技術および認定サポートを提供します。アエリオンおよびエアバス・ディフェンス アンド スペースの専門家らは、ネバダ州リノにあるアエリオン社の新設され、広くなったエンジニアリング事務所にて共同して仕事を行います。

アエリオンの会長で筆頭株主であるRobert M. Bassは、次のように述べています。「本提携は、当社にとって大きな前進です。当社が掲げる、2021年に世界初となる超音速ビジネスジェットを就航するとの目標に向け、確実に事業を軌道に乗せることができます。本プログラムでエアバス・グループより提供されるリソースに興奮していることは言うまでもありません。」

長期的には、アエリオンでは、高性能航空機の技術展開において、広範的なリサーチ、独自設計ツール、特許取得済みの空動力学的な設計など、同社独自の技術や支援をエアバスに対して提供します。

エアバス・グループで最高技術責任者(CTO)を務めるJean Bottiは、次のように述べています。「アエリオンの先駆的な研究は、性能と効率の両方において幅広い応用が可能です。当社では、本協業が実りあるものとなることを期待しています。」

今後、アエリオンでは推進システム、構造、航空電子工学機器の構成を決定し、納品を受ける設計段階に入ります。本提携により、アエリオンには幅広いエンジニアリング能力が提供されます。現在のところ、アエリオンではAS2の2019年の初飛行を目指しています。

アエリオンの最高経営責任者(CEO)であるDoug Nichols は、次のように述べています。「本合意では2つの主要な目的を達成しています。一つは、航空宇宙の技術革新における業界のリーダーからの検証であり、もう一つは、本提携により、本プログラムの本格的な始動が決定的となったことです。両社ともに恩恵を享受することができます。アエリオンでは超音速ビジネスジェットの製造に邁進(まいしん)でき、エアバス・グループは、当社の10年以上にわたる成功を収めたリサーチ、および当社独自の高性能航空機技術を独占的に利用することができます。」

既に、アエリオンおよびエアバス・グループにおけるAS2開発のための主要なリエゾン組織であるエアバス・ディフェンス アンド スペースのエンジニアリングチーム間にて、初期段階における提携活動を開始しています。

アエリオン・コーポレーションについて

ネバダ州リノに本社を置くアエリオン・コーポレーションは、商用超音速フライトの再導入を目的として、2002年に設立された先進エンジニアリンググループです。アエリオンは20年以上前に開始されたリサーチを現在も継続中で、現在は実用的で効果的な超音速ビジネスジェットの設計に注力しています。機体はアエリオンが特許を有する自然層流技術を活用しています。同社のポートフォリオには、独自の設計、最適化ツール、特許を有する薄い翼の設計、推進統合技術、および関連する専門知識などが含まれます。詳細情報に関してはウェブサイトをご参照ください。 www.aerionsupersonic.com リンク

エアバス・グループについて

エアバス・グループは世界を代表する航空・宇宙産業グループです。同グループは、エアバス、エアバス・ディフェンス アンド スペース、エアバス・ヘリコプターズを傘下に置き、2013年には、売上高576億ユーロ(修正再表示)を記録し、約139,000名(修正再表示)の従業員を雇用しました。

エアバス・グループ・インクについて

エアバス・グループ・インクは、世界を代表する航空・宇宙産業グループであるエアバ ス・グループの米国を拠点とする事業体です。エアバス・グループは年間144億ドルを超える売上高で米国経済に貢献し、サプライヤ・ネットワークを通じて、米国で245,000以上の雇用を創出しています。エアバス・グループ・インクは、バージニア州ハーンドンに本社を置き、固定翼航空機および回転翼航空機、国土安全保障システム、公共安全通信、防衛用エレクトロニクス、航空電子工学、脅威検知システムなど、米国の軍事・商用の要件を満たすための高度で広範なソリューションを提供しています。

エアバス・ディフェンス アンド スペースについて

エアバス・ディフェンス アンド スペースは、Cassidian、Astriumおよび Airbus Militaryが担当していた事業活動が統合されてできた、エアバス・グループの部門です。新部門は、防衛宇宙分野でヨーロッパ第1位、宇宙分野で世界2位、防衛分野で世界トップ10であり、約4万人の従業員を擁し、売上高140億ユーロを記録しています。

お問い合わせ先

アエリオン
Jeff Miller
コミュニケーション、ディレクタ
jeffmiller@aerioncorp.com
+1-817-291-2234

エアバス・グループ
Barton Greer
エアバス・グループ コーポレート・コミュニケーション
barton.greer@eads-na.com
+1-703-466-5715

Maggie Bergsma
メディアリレーションズ責任者
エアバス・ディフェンス アンド スペース
maggie.bergmsa@airbus.com
+49-151-461-88-234

概要:Aerion Corporation

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]