パナソニックは「IBC2014」で映像制作ワークフローの最適化を提案~4Kワークフローやクラウドソリューション

パナソニック 2014年09月22日 08時00分
From PR TIMES



パナソニック株式会社は、2014年9月12日~16日、オランダ・アムステルダムで開催された欧州国際放送機器展 IBC2014 に、「See the Future of Your Business」をテーマに、業務用の映像ソリューションを出展しました。

パナソニックは、同展示会において、4K対応のフラグシップモデルVaricam 35をはじめ、映画やテレビ制作を大幅に容易にする多彩な商品や技術を発表しました。

▼速報動画:IBC2014 パナソニック展示ハイライト
(※日本語字幕をONにしてご覧ください)
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▼写真を見る:Panasonic at IBC 2014
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■Varicam(バリカム)

今回の新しいVaricamシリーズには2つのモデルが登場。4Kに対応しスーパー35mm MOSセンサー搭載のVaricam 35と、2/3型3MOS搭載でHDハイスピード撮影に対応したVaricam HSです。

パナソニックの欧州業務用カメラ部門のディレクターであるアンドレ・メテリアンは次のようにコメントしています。

「Varicam 35は、初代Varicamの技術を継承し、14ストップ以上もの広い色帯域をカバーするために、V-Logガンマに対応しました。さらに、インカメラ・カラー・グレーディング機能や、2つの異なるフォーマットとコーデックを同時収録できる機能を搭載することにより、4KマスターとHDの同時収録と、現場でのカラーグレーディングを実現したのです。これは映像制作会社のワークフローの大幅な合理化につながります。

またVaricam HSはキャッシュメモリなしで240fpsまでの撮影ができ、滑らかなスローモーション効果を実現します。新しいVaricam 35とVaricam HSは2014年10月から発売を開始します。」

■ニュース素材収集を容易に

パナソニックはまた、3MOSイメージセンサーを搭載した世界最軽量(※) 2/3型ショルダータイプカメラレコーダーの導入による、より迅速なENGワークフローの提案もしました。

2014年10月に発売予定のAJ-PX800は、本体重量約2.8kg。SD/HD記録が可能で、AVC-IntraとAVC-Long G(50/25/12Mbps)を含む多彩なコーデック記録に対応しています。

パナソニックの提案するENGワークフローの実証実験は、英国の大手放送局であるITN(Independent Television News)で2014年8月から始まっており、世界各国の提携局においても順次実施される予定です。

また、デュアルコーデック記録が可能で、2枚のマイクロP2と、1枚のP2カードが装填可能なスロットを搭載した新製品AJ-PG50ポータブルレコーダーも今年末に発売予定です。

※3MOSセンサー搭載の2/3型ショルダータイプのHDカメラレコーダーとして。(2014年8月現在)

■カメラとクラウドをつなぐ

LiveUとの協業により、将来的にパナソニックの放送用カメラレコーダーがLiveU Centralと直接接続することを目指しています。放送局はこの一元化された管理システムによって、現場からのライブや収録素材を集約。センターまたはリモートにてそれらをプレビューした上で、ライブや予約による放送を行い、世界中のどこへでも配信することができます。

イメージングネットワーク事業部 プロフェッショナルビジネスユニットのビジネスユニット長、宮城邦彦は「LiveUとの協業によって、私たちは世界中の著名なサイトへのライブストリーミングやファイル転送を実現できました。これは放送局をはじめ顧客のワークフローをより効率的にすることにつながります」と述べています。


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