【三菱電機】三菱シーケンサ「MELSEC iQ-Rシリーズ モーションコントローラ/シンプルモーション」 を発売

三菱電機株式会社は、汎用シーケンサ(プログラマブルコントローラ)の新製品として、製造業におけるTCO(Total Cost of Ownership)削減とセキュリティー強化を実現した「MELSEC iQ-Rシリーズ モーションコントローラ/シンプルモーション」を6月30日に発売しました。



▼発売の背景
製造業のグローバル競争が激化するFA(ファクトリーオートメーション)市場において、装置・設備の更なる高性能・高機能化やTCOの削減が求められています。これらの要求に応えるために、マルチCPUシステムの進化、保守機能充実化を実現した「MELSEC iQ-Rシリーズ モーションコントローラ」を発売しました。また、1ツール、1プログラミングで多彩なモーション制御を実現する「シンプルモーションユニット」も合わせて発売しました。


▼製品の特長
1.【モーションコントローラ】マルチCPUシステムの進化によるTCO削減
・新規追加の大容量CPUバッファメモリによりシーケンサ、モーション双方にダイレクトにデータを反映し、シーケンサ・モーションデータ交換のタイムラグが減少。
・従来シーケンスプログラム、モーションプログラムの双方の作成が必要であったが、新方式はシーケンスプログラムのみで位置決め制御が可能。

2. 【モーションコントローラ】モーション基本性能強化による生産性向上
・MELSEC iQ-R、サーボアンプ/モータ、サーボネットワークとの組合せで、シーケンサとのデータ周期約4倍、演算周期約1.6倍を実現。
・従来機種比、デバイスメモリ容量4倍、カム登録個数4倍に拡張し、高度な多軸同期制御を実現。

3.【モーションコントローラ】保守機能充実化・モーション管理ユニット共通化による保守・メンテナンス効率化
・オフラインデジタルオシロ機能追加により、モーションCPU単体でデジタルオシロのサンプリングが可能。サンプリングデータはモーションCPU内に保存され、特定条件下でのみ発生する動作の原因解析も可能。
・モーションCPUプログラムデータをバッテリレスで保持し、バッテリ交換のコストを削減。
・モーション専用ユニットを廃止し、MELSEC iQ-Rシーケンサのユニットを使用可能。保守用コストの削減を実施。

4.【シンプルモーション】製品ラインアップ拡充、基本性能向上による使い易さ向上
・従来の2軸、4軸、16軸に加え8軸版を追加。システムに合わせて適した製品の選択が可能。また、基本性能、バッファメモリ、入出力番号は各ユニット間互換で、軸数拡張が容易。
・包装機、印刷機等で必須のマーク検出機能が簡単に使用可能。
・機能安全ユニット(MR-D30)と併用により、シンプルモーションでもSIL3、カテゴリ4PLeといった機能安全を実現。


▼発売の概要
モーションコントローラ(代表機種)
・R16MTCPU
 制御軸数:最大16軸、標準価格:308,000円(税抜き)
・R32MTCPU
 制御軸数:最大32軸、標準価格:500,000円(税抜き)

シンプルモーション(代表機種)
・RD77MS16
 制御軸数:最大16軸 標準価格:260,000円(税抜き)
・RD77MS8
 制御軸数:最大8軸 標準価格:220,000円(税抜き)
・RD77MS4
 制御軸数:最大4軸 標準価格:170,000円(税抜き)
・RD77MS2
 制御軸数:最大2軸 標準価格:110,000円(税抜き)


▼関連リンク(三菱電機FAサイト)
・MELSEC iQ-Rシリーズ モーションコントローラ詳細ページ
リンク

・MELSEC iQ-Rシリーズ シンプルモーション詳細ページ
リンク


■参考
三菱電機FAサイト TOP
リンク

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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